「ユーザー行動」を改善!たった5つのブログライティング手法

「ユーザー行動」を改善!たった5つのブログライティング手法

「ユーザー行動」を改善!たった5つのブログライティング手法

WEBページのランキングを決める重要な要素の一つとして、「ユーザー行動」が挙げられます。

なぜなら、2024年5月に漏洩したGoogleアルゴリズムにおいて、Googleは、自社ブラウザ「Chrome(クローム)」のユーザー行動データをアルゴリズムに採用していることが判明したからです。

では、ユーザー行動を改善する場合は、どのようにブログライティングで意識すれば良いでしょうか?

筆者は以下の5つのライティング手法を提唱します。

ユーザー行動を改善する5つのライティング手法

  • 冒頭文(リード文)に「答え」を入れる
  • タイトルと冒頭文を連携させる
  • 見出しを辞書の目次のようにしない
  • 見出しに番号を入れる
  • 写真・図表は文章でしっかり紹介する

本日は、forUSERS株式会社で、企業向けにSEOのコンサルティングを実施している筆者が、ユーザー行動を良くするためのライティング手法を、事例を交えながら解説するので最後までご覧ください。

目次

ユーザー行動を改善する5つのライティング手法

それでは、ユーザー行動を改善するための具体的なライティング手法を根拠と事例を踏まえながら順に解説してまいります。

  • 冒頭文(リード文)に「答え」を入れる
  • タイトルと冒頭文を連携させる
  • 見出しを辞書の目次のようにしない
  • 見出しに番号を入れる
  • 写真・図表は文章でしっかり紹介する

冒頭文(リード文)に「答え」を入れる

ブログは、以下のような3つのパーツから構成されておりますが、そのうちの冒頭文(リード文や書き出し文とも呼ばれます)に「答え」を含めてみることがユーザー行動を良くすることにつながります。

ブログの基本構成

ブログの基本構成

なぜなら、冒頭文は、ユーザーと最初に接触する箇所であり、答えがあることでブログ記事への期待感が高まるからです。逆によくあるブログ記事の冒頭文には答えがないため、以下のような内容になり期待感が高いとはいえません。

✓よくあるブログ記事の冒頭文
朝に目覚めのコーヒーを飲む方は多いのではないでしょうか?朝にコーヒーを飲むと、コーヒーの苦みが気持ちをスッキリさせてくれますよね?

では、なぜ、朝にコーヒーを飲むとスッキリするのでしょうか?

本日は、コーヒータイムメディア編集部が、朝にコーヒーを飲むと、スッキリするのかを調査してきたので、最後までご覧ください。

このような文章だと、おそらくほとんどのユーザーは冒頭文を読まずにスキップするか、「答えがなさそうだ・・・」と離脱か直帰している可能性があります。しかし、冒頭文に答えを含めた以下のような文章ではどうでしょうか?

冒頭文に「答え」のあるブログ

朝に目覚めのコーヒーを飲む方は多いのではないでしょうか?朝にコーヒーを飲むと、コーヒーの苦みが気持ちをスッキリさせてくれますよね?

朝、コーヒーを飲むと、気持ちがスッキリする理由は、コーヒーに含まれるカフェインが以下の4つの効果を引き起こすためだと考えられます。

効果①カフェインが中枢神経を刺激する
効果②カフェインが眠気を促進する物質を阻害する
効果③カフェインがドーパミンの分泌を促進する
効果④カフェインが代謝を促進するため

本日は、コーヒータイムメディア編集部が、朝にコーヒーを飲むと、スッキリするのかを調査してきたので、最後までご覧ください。

このように、冒頭文に答えがあるため、以下のようなユーザー行動が期待できます。

「なるほど、カフェインね!記事をじっくり読んでみよう」
「効果③のドーパミンが気になる!読んでみよう」

冒頭文に答えがあることで、文章が読まれる、あるいは本文を見に行く動機が高まるため「ユーザー行動」が格段に良くなるのです。しかし、冒頭文に答えを置くことに以下のような不安もあると思います。

メディア担当者「答えがすぐにわかったら、離脱するユーザーが増えそうだ」

当然、答えだけで満足して離脱をするユーザーもいるでしょう。しかし「もっと具体的に知りたい」「なんで、そうなのか知りたい」と思うユーザーの方が、圧倒的に多いはずです。

また、中長期的にユーザー行動を見ると、後日他の検索キーワードでGoogle検索した際に、「この前のわかりやすかったブログだから、この記事は信用できそうだ!」というユーザー行動も期待できます。多くのユーザーは、数日間にわたって、似たような検索行動を行うため、答えを早めに提示するメディアは親切ですし、そのようなメディアは信頼性も高くなり、サイト全体でユーザー行動が良くなるのです。

タイトルと冒頭文を連携させる

タイトルと冒頭文を連携させることで、検索結果をクリックしたユーザーの違和感を消すことができます。具体的にテクニックを見てみましょう。

ブログの検索結果(タイトル文)

ブログの検索結果(タイトル文)

上記をクリックした先のブログ冒頭文

すでにアパレル業界では、メタバース内でアバターに服やアイテムを試着することができるなど、eコマースよりも相性が良いように思われ、大手セレクトブランドのBEAMS(ビームス)でもメタコマースを実験的に実施するなど、業界での今後の展開が期待されています。

しかし、筆者は2008年に、かつて所属した日本IBMグループにおいて日本初のIBMセカンドライフ店舗のスタッフとして携わった経験から、メタコマースが普及は小売主体の商取引からではなく、最初はオンラインゲームが主体になると考えております。

引用:メタバース経験者が語る!メタコマースは普及するのか?

検索結果(タイトル文)と冒頭文を見て頂ければわかるとおり、タイトル文の訴求内容の「メタバース経験者」ということが冒頭文にも書いていることで、タイトルをクリックしたユーザーの期待に応えることができます

この記事はSEO7位(2024年11月12日現在)と、検索結果が高いとは言えません。しかし、SEO7位でもクリックしてくれたユーザーは「メタバース経験者」というタイトル文言に惹かれた方がいるはずです。そこで、冒頭文にタイトルの訴求の内容をしっかり含めることでユーザーが「クリックしたコンテンツで間違いない」という期待に応えることができ、ブログ本文をしっかり読んでくれるようになります。

もし、逆にタイトルに「メタバース経験者」としているにも関わらず、一切メタバース経験者である訴求をしていなければ「タイトルは釣りだ!この記事は信用できない!」となるはずでしょう。そのため、「タイトルに書いた訴求や数字」は、「冒頭文に含める」ことでタイトルの訴求に期待したユーザーの期待に応えて、ユーザー行動を高めることにつながるのです。

見出しを辞書の目次のようにしない

見出しに「番号」を入れるのは、単に体系立てて、ブログを説明するためのものではありません。最高の「スマホUI対策」の一つなのです。ここまで、筆者は手法①と②で、冒頭文から本文を丁寧に読ませるための手法を解説したものの、実際のスマホユーザー「気になった箇所だけ読む」というユーザー行動がほとんどです。

その理由は、スマホのデバイスにあります。下記の図のようにスマホは、上下に画面が移動しやすいデバイスであるため、スマホユーザーは気になる箇所を探して、そこだけ集中して読む傾向にあります。

スマホユーザーの指の動き

スマホユーザーの指の動き

ユーザーは気になった見出しがあれば、指を止めます。なぜなら、見出し(H2、H3)は大きく、目立つ箇所だからです。しかし、以下のように辞書のような工夫のない見出しでは、ユーザーの指を止めて、ユーザーの関心を高めることができません。

・辞書のような見出しの例(悪い例)
<h2>コーヒー豆の主な国内生産地</h2>

もちろん、このような辞書のような見出しでも最低限の役割は果たしているので、これが見にくいというわけではありません。しかし、デバイスがスマホであることを考えると、以下のような数字や具体を入れた見出しの方がより目立ち、ユーザーが指を止めやすくなります。

・数字を使った見出しの例(良い例)
<h2>コーヒー豆の2つの国内生産地</h2>

・具体を入れた見出しの例(良い例)
<h2>コーヒー豆の主な国内生産地は「沖縄」と「徳之島」</h2>

数字や具体を入れるだけで、辞書のような見出しと比べると、見出しに突出感が出てくるはずです。このように、見出しをブログタイトルのように工夫するだけで、ユーザーはスマホの指を止めて、文章を読むキッカケとなるので、ユーザー行動が良くなるのです。見出しを作るときは、以下の3つを心掛けてみましょう。

見出しを良くする3つのテクニック

  • 数字を入れる
  • 具体(答えや固有名詞)を入れる
  • 具体をカッコでくくる

これだけでも、見出しがグンっと目立つようになるはずです。

見出しに番号を入れる

ブログであれば、「ステップ」や「ポイント」などを見出しに使うことがあると思います。そのようなケースでは、なるべく見出しに番号を入れて見やすくします。具体的には以下のようになります。

✓悪い例(Hタグの見出しの例)

おいしいコーヒーを淹れるステップを解説
コーヒー豆の選び方
コーヒー豆の挽き方
適切な分量と水温
抽出方法の工夫
コーヒーの楽しみ方

良い例(Hタグの見出しの例)

おいしいコーヒーを淹れる5つのステップ
ステップ①コーヒー豆の選び方
ステップ②コーヒー豆の挽き方
ステップ③適切な分量と水温
ステップ④抽出方法の工夫
ステップ⑤コーヒーの楽しみ方

このように、見出しに連続する番号をつけられる場合は、極力番号をつけます。なぜなら、スマホユーザーは上下の動きが早く、気になった場所だけ読む傾向が強いからです。

もし、「コーヒー豆のひき方」が気になり、文章を読み始めた場合「ステップ③」が見出しにあれば、ユーザーは文章のどの部分(ステップ①~⑤の中で)を読んでいるかを瞬時に理解して、そこを起点としてブログを読み始めることができます。

しかし、見出しに「ステップ③」が無い場合は、「今はどんな文章の文脈なのか?」がわかりにくくなるため、文章を読むのをスキップされる可能性があるのです。また、見出しに番号があると、上から丁寧に読んでいる人も、ステップの最後まで読むモチベーションを高めることができます。

このように、ステップやポイントなどの連続する見出しの番号を入れられる場合は、必ず番号を入れて、ユーザー行動を改善しましょう。

写真・図表は文章でしっかり紹介する

写真や図表をブログ記事に設置することは非常に良いことですが、文章で説明なく、いきなり写真・図表を設置していませんか?

具体的には以下のような図表の設置方法です。

✓写真(あるいは図表)をいきなり紹介する悪い文例

✓写真(あるいは図表)をいきなり紹介する悪い文例

スーパーに行けば、UCCなどの多くのメーカーから、コーヒー豆を購入することができます。それぞれのメーカーが異なる風味や焙煎方法の豆を提供しているため、自分の好みに合ったコーヒーを見つける楽しみがあります。

このような状態は、ユーザーに空気感だけで写真に対する理解を強要している状態です。つまり、「説明しなくてもわかりますよね?この写真の意味?」ということになるのです。そうなると、せっかくの写真や図表を理解できないユーザーや、広告と勘違いするケースすら考えられます。

それを防ぐためにも、以下の文章のようにしっかりコミュニケーションをとります。

写真(あるいは図表)を文章とあわせて説明する良い文例

◆筆者の家の近くのスーパーで見つけたUCCのコーヒー豆

写真(あるいは図表)を文章とあわせて説明する良い文例
※筆者撮影

上記写真は、筆者が家の近くのスーパーで撮影したものです。スーパーに行けば、UCCなどの多くのメーカーから、コーヒー豆を購入することができます。それぞれのメーカーが異なる風味や焙煎方法の豆を提供しているため、自分の好みに合ったコーヒーを見つける楽しみがあります。

このように写真や図表を解説する文章を入れて、かつ、写真や図表の上に表題も挿入することで、文章と写真・図表をつなげることができるのです。

こうすることで、写真・図表に興味を持つユーザーも増えますし、何より、ブログの内容を理解できるユーザーが増え、最後までブログ記事を読んでくれる可能性が高まり、ユーザー行動を改善することにつながるのです。

究極のユーザー行動対策は「自分の体験したことだけを書くこと」

しかし、本日紹介した手法①~⑤を使わずとも、ユーザー行動を劇的に良くするライティング手法はあります。それは、ご自身の体験談をブログに詳細に書くことです。体験談が詳細に書かれた記事によって、ユーザーはブログで「疑似体験」を得ると感じられるため、滞在時間が長く、ユーザー行動が他の記事とは比べられないくらい良い記事となるのです。

筆者が書いている「東京シュノーケリングブログ」の約50記事は全て、体験談のみで書いております。記事には豊富な写真や体験談でブログが満たされております。

▼東京シュノーケリングブログ

写真や体験談が豊富だとユーザーはブログで疑似体験が得られるため、ユーザー行動が抜群に良いのです。その証拠に、更新していない昔の記事でも、いまだに狙ったキーワードのほとんどでSEO1位を実現しており、ユーザーからの多くのコメントで、コメント欄はあふれております。

このような体験談中心の記事がかけるならば、細かいライティング手法は気にせずとも、バツグンにユーザー行動が良いブログとなるはずです。具体的なライティング手法については、過去に紹介しているので、下記の記事とあわせてご覧ください。

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まとめ

ユーザー行動はSEO順位を決定する要素の一つに過ぎませんが、ユーザー行動を意識することは、コンテンツの書き手からユーザーに対する「優しさ」の一つとも言えるでしょう。

あなたがもしブログ記事を書いているなら、その記事を読むユーザーは何千人、何万人にもなるかもしれません。そんな大勢の読者にとって読みやすいブログ記事を意識することは、非常に価値があります。ぜひ、ブログを書く際には、ユーザーへの配慮をもう一歩意識してみてください。

この記事を書いた人

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井幡貴司 / forUSERS株式会社

立正大学経営学部を卒業後、数社を経て2010年にベルリッツ・ジャパン株式会社、2015年には株式会社インターファクトリーでそれぞれWebマーケティング責任者を担当。2019年にforUSERS株式会社を設立し、ユーザー心理に基づくライティング中心のSEOコンサルティングを実践。現在はSEOコンサルティングやセミナー、YouTubeチャンネルでも活動中。