「質の高い記事」を書く!たった5つのブログライティングのコツ

「質の高い記事」を書く!たった5つのブログライティングのコツ

「質の高い記事」を書く!たった5つのブログライティングのコツ

SEOライターとして、もっと「質の高い記事を書きたい!」「クライアントから評価されて単価を上げたい」と、ご自身のブログ記事が浅い文章で終始していることにお悩みではないでしょうか?

浅い文章のブログ記事は、以下のたった5つのコツを押さえるだけで、質の高い記事へと変わります。

記事の質を高めるための5つのコツ

  1. 1つの文ごとに改行するのではなく、1つの文脈の塊ごとに改行すること
  2. 強い主張を持つ(○○すべきです、○○です)
  3. 根拠を持つ(なぜなら~を使う)
  4. 具体性を持つ(体験者が使う固有名詞を使ってみる)
  5. 体験談を入れる(記事で書くテーマを自身で体験する)

これら5つのコツは、SEOライティングを10年以上実施している筆者が、改良を重ね続けているプロのライティングノウハウであり、誰でもすぐに質の高い記事を書くために実践することができます。

本日は、forUSERS株式会社で、企業向けにSEOのコンサルティングを実施している筆者が、質の高い記事の書き方を、事例を交えながら解説するので最後までご覧ください。

目次

「浅い記事」と「質の高い記事」のライティング比較

それでは、浅い記事と質の高い記事を比較して、何が違うのかを具体的に指摘しながら解説いたします。

※浅い記事は、少し極端な例になっておりますが、実際によくある例に沿って作っております。

【浅い記事の例】
オンラインで商品を販売するなら思いつくのがネットショップ。
ネットショップを作るのはとってもカンタンです。
ネットショップを作るなら有名なカラーミーショップが編集部のおすすめです。
カラーミーショップは初心者向けのプランもあります。

では、次にこの文章をSEOライティングのプロである筆者が、同じ意味で書いてみます。

【 質の高い記事の例 】
オンラインで商品を販売するなら楽天市場やAmazonなどのモールへの出店以外にも、自分のネットショップを作る方法があります。ネットショップの構築というと、難しく聞こえるかもしれませんが、テンプレートデザインを使うなら最短15分程度でネットショップを作ることができるほどカンタンです。

ネットショップ初心者ならカラーミーショップを使うべきです。なぜなら、筆者も過去に利用しましたが、ネットショップのデザインのテンプレートが豊富であることに加えて、HTML編集の自由度が高く、月額4,980円のレギュラー機能ではネットショップ初心者が利用する多くの機能が使えるからです。

この2つの文章の差は文字の量だけでしょうか?

この2つの文章の違いを以下の表にまとめてみたのでご覧ください。

浅い記事と質の高い記事の5つの違い

違い浅い記事の特徴質の高い記事の特徴
改行1つの文で改行を入れている1つの文脈が終わるまで改行を入れない
主張何も主張していない、もしくは主張が弱い対象に向かって明確な主張がある
根拠根拠が明示されていない根拠が具体例によって明示されている
具体性抽象的表現が多い具体的な固有名詞が使われている
体験談体験談がない体験談がある

このように、浅い記事の文章と質の高い記事の文章では、5つの違いがあります。それでは1つずつ解説してまいります。

違い 1
改行が多いと「文章の初心者」に見える

SEOブログ記事は、1文ごとに改行する方が非常に多いですが、文章としては改行が多すぎます。改行が多い文章は1つひとつの文章は読みやすくても、改行によって文の塊が分割されているため、文章に慣れている人ほど意味を理解するために余計に時間がかかります

ブログ記事で改行が多い理由は以下の2つだと筆者は感じております。

【 SEOブログ記事で改行が1文ごとに使われる2つの理由 】

  • 誰にでも読みやすい文章が良いと考えて改行を増やす
  • 書き手に、1つの文脈で改行せずに文章を書き続ける技量がない

まず、読みやすい文章とは改行が多くあるべきという誤解ですが、この点は書き手が読み手を「文章力が弱い人が多い」という思い込みから来ています。

しかし、実際はそんなことはありません。YouTubeやInstagram、TikTokなどの動画での情報検索利用が進んでいる中、わざわざGoogleを使って検索しているユーザーの多くが「信頼できる文章」と「信頼できない文章」の違いを無意識のうちに理解しています。

なぜなら、本や新聞でかかれる文章、あるいは仕事で使う文章、そして皆さんが中学生以上の国語教育で習った文章には、改行が多い文章が使われることは、詩などの特定の文章を除けば、ほとんどないはずです

つまり、信頼できる文章とは「改行が少ない文章」であり、そのような文章でなければ、ユーザーからの記事に対しての信頼を受けることができません。支持されない文章だと離脱が増えるため、ユーザー行動が悪くなり中長期的にSEOにも良くありません。GoogleはブラウザーのChrome(クローム)のユーザー行動データをアルゴリズムに入れており、SEO順位も下がる1つの要因にもなるのです。

そして、改行が多い文章というのは、書き手の文章を書く技量が弱い場合に1つの文章に「1つの意味しか」持たせることしかできず、接続詞を上手く使うことができないため、改行が多くなってしまうのです。

改行が多い文章になっている方は、以下の2つの文章を比べて、下の文章になるように、体言止めで文章を止めずに接続詞を利用して、1つの文脈の塊にするまで改行しないように心掛けてみてください

【 改行が多い文章で、読みやすいが、文脈が改行で分割されている 】
キャノンのコンパクトデジタルカメラは初心者におすすめ。

起動時間やシャッター速度も速いので、カメラの使い勝手が良いです。

【 接続詞を使って、改行せず文脈を1つの塊で表現する 】
初心者こそ、キャノンのコンパクトデジタルカメラを使うべきです。なぜなら、起動時間やシャッター速度も速く、カメラの使い心地が非常に良いからです。

このように、接続詞(なぜなら~)を使って、1つの文脈を1つの文章の塊で表現することを心掛けてみてください。そうすることで、改行が減り、信頼されやすい文章となり、質の高い記事への第一歩となるからです。

違い 2
主張がない、主張が弱い

浅い記事の大きな特徴の1つが「主張がない」もしくは「主張が弱い」という点にあります。

主張をすると「間違っているかもしれない」というリスクが伴うため、以下のような文章になってしまうのです。

【 主張が弱い文章 】
・英語を身に付けるにはシャドーイングも1つの方法としてあります。
・英語を身に付けるにはシャドーイングがおすすめ。

主張が弱くなるのは書き手にとっても「本当のことを知らないのに言い切るのは難しい」という心理が働くため、以下のような言い回しが増えて、ブログがますます「浅い文章」となるのです。

【 主張が弱い記事に使われる言い回し 】
「○○と言われております。」
「○○かもしれません。」
「○○がおすすめです。」
「○○するのも手です。」
「○○が有名です。」

ブログ記事は本や新聞とは異なり、Google検索から来るので、「悩み」や「調べもの」など目的があるユーザーが99%です。事例で挙げたような主張が弱い言い回しが多い記事だと、ユーザーが記事に納得感を得られず離脱されてしまいます。離脱を防ぎユーザーに信頼されるようにライティングするには「強い主張」が文章に必要となるのです。

以下の2つの文章を比べてみてください。おおよそ同じ内容なのに、主張の強さが違います。

【 弱い主張 】

  • キャノンのコンパクトデジタルカメラがおすすめ。
  • ウォーキングは健康に良い運動と言われています。
  • オンライン学習は便利な方法です。
  • 初心者こそ、キャノンのデジタルカメラを使うべきだと筆者は考えます。
  • ウォーキングこそ、体重超過の人でも毎日できる最強の運動習慣です
  • 忙しいビジネスパーソンこそ、スキマ時間にオンライン学習を取り入れるべきです。

主張を強くするには、以下の2つのポイントがあります。

  • 対象(○○な人、例:初心者、体重超過の人、ビジネスパーソン)に言及する
  • 「〇〇です、○○すべきです、○○で間違いありません。」などの言い回しを使う

このように、対象に言及して、その対象に対して強い言い回しを行うことで、主張が1段と強くなります。これはカンタンなライティング技術なので、すぐに実践してみましょう。

このように主張を強くすることで、ユーザーが惹きこまれる質の高い記事へとつながるのです。そして、このような強い主張にはペアとして必ず「根拠」が必要となるので、次に解説いたします。

違い 3
根拠があると納得感のあるブログ記事になる

~すべきです」「~です」といった強い主張は文章として使いやすいですが、根拠がないと、浅い記事となってしまいます。ですから、見出し以下の文章を作る時は、主張と根拠をセットで文章を考える習慣を身に付けましょう。

主張と根拠はペア

初心者こそ、キャノンのデジタルカメラを使うべきだと筆者は考えます。なぜなら、キャノンのデジタルカメラは起動速度が速く、シャッターチャンスを逃さずすぐに撮影に入れるため、撮影技術が未熟なカメラ技量をサポートしてくれるからです。

この文章を分解してみましょう。

【 主張 】
初心者こそ、キャノンのデジタルカメラを使うべきだと筆者は考えます。

【 根拠 】
なぜなら、キャノンのデジタルカメラは起動速度が速く、シャッターチャンスを逃さずすぐに撮影に入れるため、撮影技術が未熟なカメラ技量をサポートしてくれるからです。

このように、主張に根拠をあてることで、文章の厚みが増し、ユーザーが納得する文章となるのです。そして、根拠で最も使える接続詞は「なぜなら」です。この言い回しは主張に対する根拠を論理的に説明する時に最高の接続詞と言えます。

このため、主張を書いたのなら、「なぜなら」を入れる習慣を身に付けましょう。しかし、「なぜなら」を多用すると単調になるのが不安という方は、以下の接続詞も織り交ぜてみてください。

  • その理由は
  • なぜかというと
  • というのも

接続詞を使うことで、文章の改行も少なくなり、プロが書く「質の高い記事」に近づけることができます。

違い 4
具体性こそ、ユーザーを惹きこむ要素であり、SEOにも強い

具体性とは、その文章がどれだけ具体的であるか?という点です。以下の2つの文章を比べてみましょう。

【 抽象的な文章 】
西伊豆の安良里海岸は、透明度が高く、とても綺麗な海岸です。

【 具体性のある文章 】
西伊豆の安良里海岸は、砂地ではなく消波堤のコンクリートが海岸に沿って設置されています。水が濁りにくく透明度が年中安定しているためとても綺麗な海岸です。

上の文章は、誰でも書ける文章と言えますが、下の文章には独自の固有名詞(消波堤のコンクリート)が使われているため、具体的に感じるはずです。

つまり、具体性のある文書とはそれを体験した人や、知見がある人が使う「固有名詞」が含まれる文章なのです。しかし、ライティングの仕事を受注したライターが、体験や知識が不足している場合もあり、このような固有名詞を文章に含ませるのは難しいことでしょう。筆者も記事執筆の際は、未体験の領域でも記事を書くことが多々あります。

しかし、以下のようなアプローチを記事執筆の前にすることで、記事を書く領域が未体験であっても「体験者だけが使う固有名詞」を見つけて、文章に含ませることができます

  • 詳しい人に取材をする
  • YouTube動画の視聴を行う
  • SEOキーワードについて同僚や家族、友人とディスカッションする
  • AIとディスカッションする
  • 書籍を購入する

最もおすすめな方法は「詳しい人に取材する」方法ですが、毎回この方法で記事を書くのは現実的ではないと思います。そこで筆者がよく利用する方法は「YouTube動画」を視聴することです。昔と違い、今はYouTubeにおいては、どんなニッチジャンルであっても、多くのプロや体験者による動画が公開されております。

それらを記事執筆前に多数視聴することで、取材に匹敵する解像度を得ることができ、体験者のみが使う「固有名詞」を文章に含んで質の高い文章を書くことができるのです。

しかし「体験者が使う固有名詞ばかり使うと、初心者にはわかりにくいブログになるのでは?」と思うかもしれませんが、それは間違いです。上級者さえも納得するブログだからこそ、初級者も惹きつけられるブログとなるのです。最初から初級者をターゲットにすると、誰にも刺さらない浅い文章となってしまいます。

その証拠にユーザーが何も知らない書き手の文章を読みたいと思うでしょうか?それはありません。ユーザーのほぼ全てが体験者の声を聞いてみたいと考えるのが自然です。そのような体験者が書いたような文章にするために、固有名詞を使い具体性を増していくことが質の高いブログ記事には絶対に必要なのです。

違い 5
体験談がある

体験談をブログに書くことで他のブログ記事と強い差別化となる「記事を突出させる」効果があります。なぜなら、体験談を用いることで、読み手は書き手の情景をカンタンに想像でき、臨場感を増すことができるからです。

では具体例を出します。以下の2つの文章を比較してみましょう。

【 主張と根拠だけの文章 】
アウトドアでおしゃれなファッションブランドを選ぶなら、COBMASTER(コブマスター)のバックにすべきです。なぜなら、イギリス発祥のブランドで2024年に日本に展開されたばかりのブランドであり、持っている人も少なく希少性が高いアイテムだからです。

主張と根拠に「体験談」を追加した文章

アウトドアブランドでおしゃれなバックを選ぶなら、COBMASTER(コブマスター)のバックにすべきです。イギリス発祥のブランドで2024年に日本に展開されたばかりであり、持っている人も少なく希少性が高いアイテムだからです。

筆者も購入しましたが、オシャレということだけでなく、非常に軽く、持ちやすく作られており、ペットボトルを入れるポケットが散歩にも非常に便利です。また撥水性が強く、豪雨の時に持ち歩きましたが、バック中に水が浸水せず、PCも無事で助かったことがあります。

このように、体験談が持つ情報というのは「実体験そのもの」であるため、読者がその描写や情景を頭の中で描きやすく記事に臨場感をもたらすことができるのです。ですから、なるべく記事のテーマについて「書き手も体験する」ようにすべきでしょう。

そして、このような体験は実は「人から聞いた話でも、体験談として利用する」ことができます。下記のキャプチャーは、先日、私が書いた記事の冒頭部ですが、この人から聞いた話を挿入して、記事の差別化を図っています。

このように自分が体験したことでなくとも、人から聞いた話でも体験談として利用することができるので、体験しなくても体験談は書くことができるのです。具体的には、人から聞いた話を使う時の言い回しは「友人から聞いた話ですが~」と書き出せば、カンタンです。また「」を使えば、体験談っぽさを強く表現できます

そのため筆者は常日頃から情報収集を欠かしません。例えば、「楽天市場のコンサル」についての記事を書いている時に、過去に楽天市場に出店したことがある友人に、Facebookメッセンジャーで連絡して「楽天市場専属のコンサルタントはどんなコンサルするの?」という質問をフットワーク軽く聞くなどして、記事を書く前に体験談をかき集めています。

このような情報収集活動をすることで、体験談が集まり臨場感のある記事を生み出すのです。

また、体験談はSEOの観点からも独自性が極めて高く、しかも、他の人が真似しづらいため、「質の高い記事」を書くための最高のコツと言えます。

まとめ

最後に今日の話を整理します。もし、ご自身のライティングした文章が浅いと感じたのなら、以下のアクションを行ってみてください。

質の高い記事を書くための5つのアクション

  1. 1つの文章で改行するのではなく、1つの意味の塊で改行すること
  2. 強い主張を持つ(○○すべきです、○○です)
  3. 根拠を持つ(なぜなら~を使う)
  4. 具体性を持つ(体験者が使う固有名詞を使ってみる)
  5. 体験談を入れる(記事で書くテーマを自身で体験する)

はすぐに実施できると思います。は取材や情報収集活動があるため大変かもしれません。しかし、毎回の記事で④と⑤をしっかり実施すれば、1年も経過すると、あなたはその分野の専門家に匹敵する知見を得られるでしょう

そのような知見を得られれば、その業界で引く手あまたのプロのライターです。だからこそ、記事を書くための事前調査、あるいはご自身で記事に取り上げるテーマを実際に体験してみてから執筆することをルーティンにすべきでしょう。

この記事を書いた人

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井幡貴司 / forUSERS株式会社

立正大学経営学部を卒業後、数社を経て2010年にベルリッツ・ジャパン株式会社、2015年には株式会社インターファクトリーでそれぞれWebマーケティング責任者を担当。2019年にforUSERS株式会社を設立し、ユーザー心理に基づくライティング中心のSEOコンサルティングを実践。現在はSEOコンサルティングやセミナー、YouTubeチャンネルでも活動中。