メディア担当必見!ファンを増やすためのブログライティング手法

メディア担当必見!ファンを増やすためのブログライティング手法

メディア担当必見!ファンを増やすためのブログライティング手法

SEO目的のブログにおいて、「ブログのファンを作る」ことを意識しているライターや、メディア担当者は、ほとんどいないのではないでしょうか?

2014年から10年以上ブログメディアに取り組んでいる筆者ですが、ファンを作ることを意識しているメディア担当者を見かけたことはほとんどありません

しかし、もし自社のブログメディアに熱狂的なファンがいれば、SNSで記事を拡散したり新しい記事をブックマークしたり、さらにはリンクを貼ってくれる可能性もあり、つまり、「ファンがいるブログはSEOに強い土台」があると言い換えることもできるのです。

では、SEOブログで、どのようなライティングをすればファンが増えるのでしょうか?

本日は、forUSERS株式会社で、企業向けにSEOのコンサルティングを実施している筆者が、ファンを増やすための7つのライティング手法をこの記事では事例を交えながら解説するので最後までご覧ください。

目次

「ファンを増やす」7つの具体的なライティング手法

ファンを増やすためのライティング手法は以下の7つです。

  • 「筆者」という書き手を示す、一人称を文中に意識して入れる
  • コメント欄やSNSに誘導して、ファンと交流する
  • 体験談を入れる
  • 独自の写真を記事に入れる
  • ユーザーから得た情報をブログで紹介する
  • 強い主張を持つ
  • 上級者をターゲットとして意識する

それでは順に解説します。

手法 ①
「筆者」という書き手を示す、一人称を文中に意識して入れる

私の書くブログ記事では、「筆者」という一人称の言葉をよく利用しております。
具体的には以下のような使い方です。

【 筆者という言葉の3つの使用例 】
例 1
本日は、SEOコンサルを10年にわたって実施している筆者が、ブログタイトルの書き方について詳しく解説します。

例 2
筆者の経験では、お盆過ぎでも伊豆の海においては「刺すクラゲ」が非常に少ない印象です。

例 3
筆者としては、物流問題においては、国や物流業界だけでなく、私たちユーザーにも問題があります。

このように、筆者という一人称を、頻繁にブログに使うと、ユーザーが「筆者って誰だ?」と自然に気になるようになります。そうなるとブログ末部分に設置しているプロフィール欄が見られやすいという効果があり、さらにプロフィールに掲載されている筆者の名前でユーザーがGoogle検索をしたり、SNSアカウントを探したりするに至り、ファンになってくれるユーザーも現れるのです。

つまり、ファンを作ることを第一にする場合は、まずは「筆者」を強くユーザーに認識されることがファンづくりへの第一歩となるのです。

ちなみに企業ブログの場合は「筆者」ではなく「編集部」という団体を表す三人称が使われると思いますが、ユーザーから見ると、団体よりも個人の方が親近感を覚えやすくなるため、ファンを意識する場合は、プロフィールもできるだけ一人称である個人にした方が良いでしょう。

手法 ②
コメント欄やSNSに誘導して、ファンと交流する

ユーザーと交流するためにも、次のようなフレーズを積極的にブログに挿入してみましょう。

【 コメント欄やSNSアカウントに誘導する文章の例 】
例 1
千葉の岩井袋で、筆者はシュノーケリングをしたことはありませんが、もし潜ったことがある方がいれば、コメント欄で情報を教えていただけると嬉しいです

例 2
筆者もこのプロテインを飲んでみましたが、市販のものと大きな違いは感じられませんでした。もし同じプロテインを飲んだことがある方がいれば、感想をぜひコメント欄で教えてください

例 3
このブログ記事は2024年11月現在の情報です。最新の情報をチェックしたい方は、ぜひ筆者のXやInstagramをフォローしてください

このような表現をブログ記事にいれることで、ユーザーは、

「コメント欄があるんだ!」
「SNSアカウントがあるんだ!チェックしてみよう!」

ブログの書き手と交流するキッカケを与えることができます。

悩みが深いユーザーほど、書き手との交流を望むユーザーも多いので、このような表現はファンと交流するために非常に重要となります。

筆者は、シュノーケリング専門ブログを開設しておりますが、夏には毎年コメント欄や、SNSアカウントに「9月にクラゲは出ますか?」「ラッシュガードで潜れますでしょうか?」といったメッセージが多数寄せられますが、そのようなユーザーにもファンになってもらうべく、都度しっかり返信することを心掛けております

手法 ③
体験談を入れる

「体験談」はSEOで独自コンテンツを提供するだけが目的ではありません。ユーザーに疑似体験を与えるものであり、ユーザーを強く惹きつける効果があります。

以下は、筆者のシュノーケリングブログのコメント欄ですが、体験談にユーザーが強く惹きつけられていることがわかるはずです。

東京シュノーケリングブログでの「イワシ」が見られるポイントの体験談

シュノーケリング上級者には海が浅くて潜れるエリアは少ないので物足りない場所ですが、このエリアに6月の行ったときに「数千匹のイワシの群れ」(イワシの群れの写真も紹介します!)にはとても感動しました。

引用:磯遊びで楽しむ!三浦半島の荒崎海岸でシュノーケリング

上記の体験談に対してのユーザーからのコメント(赤枠)

このように、体験談を設置することで「感想を書きたい!」と強く思わせることもできますし、上記のようにユーザーから感謝のコメントをもらうこともできます

つまり、体験談は多くのユーザーを惹きつけて、ユーザーがファンになることを促す効果があるのです。

さらに、ユーザーに疑似体験を強く感じてもらうためには、次に紹介する独自写真をブログに紹介する手法があります。

手法 ④
独自の写真を記事に入れる

手法③体験談とオリジナルの写真をセットでブログに紹介することで、ユーザーに強い疑似体験を感じてもらうことができます。下記をご覧ください。

このように独自の写真や動画を設置することで、文章だけでは伝わらないイメージをユーザーと共有することができるのです。シュノーケリングという写真や動画のイメージを挿入しやすいカテゴリーではありますが、どのような分野でも独自の写真の利用は可能です。

例えば、以下は、BtoBマーケティングのブログ記事ですが、筆者が体験したことを撮影して独自の写真として記事に挿入することで、ユーザーは体験談と写真によって、コンテンツに強く惹きつけられるようになります。

ニトリマーケティングでSEO1位の記事

SEO目的のブログ記事では独自の写真ではなくレンタルフォトが利用されているケースが多いため、このような独自の写真が「しっかり取材された記事だ!」と強く認識されるようになるのです。そのため、このような独自の体験談や写真があるコンテンツがあれば、

「この人と交流したい」
「筆者に質問がしたい」

という心理になりやすく、ファンを作りやすい状況を形成することにつながるのです。

手法 ⑤
ユーザーから得た情報をブログで紹介する

コメント欄やSNSでユーザーとの交流で得た情報をブログ記事で紹介します。

この効果は以下の通りです。

  • 記事に掲載したユーザーが喜び、ファンになる
  • それを見た、他のユーザーが他の情報を提供するようになる
  • それらが独自情報となり、Googleから評価されやすくなる

このように、ユーザーから情報を頻繁にもらえるようになれば、独自情報が自然と集まるようになります。筆者のシュノーケリングブログも、ファンから多くの情報をいただき、以下のように写真をいただいて、ブログ記事で紹介したことがあります

ファンから提供された「葉山の海の生物」情報をブログで紹介

このようにファンの情報を提供すると、それを見た他のユーザーが「私も情報提供したい」という気持ちになり、多くの情報が集まる好循環が生まれ、ユーザーと交流するうちにファンを増やすことにつながるのです。

読者から得た情報をブログで紹介することで、それ自体が体験談となるので、SEOが強くなるという効果も得ることができるのです。注意点は、読者から得た情報にも関わらず、あたかも自分で発見した情報として扱うと、情報提供者とトラブルになる場合があるので、情報元は正直に扱うように心掛けましょう。

手法 ⑥
強い主張を持つ

誰にでも迎合するような、SEOに上位になるブログ記事だけでは、ユーザーからの支持は得られません。筆者は多くのメディア事業者から以下のような声をいただきます。

メディア事業者の悩み

「ブログのアクセス数が多いのですが、売上に結び付かない・・・」
「SEOは強いのですが、読者の心に響かない・・・」

このようなブログメディアの多くは「SEO」だけを目的としており、競合サイトを真似て記事を作るため、他のブログと似たような記事になっているために「このブログが大好きだ!」というファンが出来にくい現状があります。

そうならないためにも、ブログにおいては「強い主張」が必要となります。以下に普通の記事と、主張のある記事を比較した文章を用意するので、実際に見てみましょう。ちなみにどちらも同じような内容です。

【 普通のブログ記事の主張 】
朝にウォーキングをすると、健康のためにも良いと言われており、気軽に始められる運動として知られています。ストレス解消や体力向上に役立つ健康のためにも良いと言われており、心身のリフレッシュにも効果があります。

【 主張を持ったブログ記事の文章 】
健康に不安を感じる方は、毎朝のウォーキングは今すぐ始めるべきです。ウォーキングを続けると体重も減りはじめ、体力がついてくるのを実感できます。さらに、朝からリフレッシュした気分で仕事や日々の活動に臨むことができ、集中力も高まり、続けた分だけ健康の変化を実感できるはずです。

これらの文章を比較すると、下の文章の方が惹きつけられるのではないでしょうか?

その要因は「主張」にあります。

多くのブログ記事では、公正中立の立場を意識しすぎたり、記事の内容を経験したことがないライターが書いていたりするため、主張が強くありません。そのような主張の弱いブログでは、ブログメディアを好きになるようなファンの形成を求めるのは不可能です。

そのため、ブログ記事には強い主張をいれるようにしましょう。強い主張の入れ方については、過去記事でもまとめてあるので、あわせてご覧ください。

手法 ⑦
上級者をターゲットとして意識する

ファンを作りたいと考える場合においては、初心者をターゲットとするような記事ではなく、上級者をターゲットとして意識した記事にすべきです。なぜなら、最初から初心者をターゲットに書かれた記事は、内容が尖りづらいため、情報を読んで終わりになってしまい、誰も惹きつけないブログとなりますが、逆に上級者をターゲットとして意識したブログは、実は上級者だけでなく、初心者も強く惹きつけるブログ記事となるのです。

少し端的ですが、以下の2つの文章を比べてみてください。

【 初心者向けに書かれた「葉山 シュノーケリング」ブログの記事 】
葉山の逗子海岸の端には岩場があり、岩場の浅場ではシュノーケリングをすることができます。岩場には小魚や水中生物を観察することができます。

【 上級者向けに書かれた「葉山 シュノーケリング」ブログの記事 】
葉山の芝崎海岸では、カゴカキダイやギンガメアジ、クロダイの群れや、数多くのチョウチョウオやツバメウオなどの熱帯魚に遭遇することができます。また素潜りをする方には10メートル以上の深い場所も存在し、地形の起伏が激しく、まるで離島のシュノーケリングに近い体験をすることができます。

上級者向けのブログでは、体験した人にしかわらない「魚の名前」や「地形」について触れられており、上級者はもちろん、初心者も「潜ってみたい!」「魚を見たい!」という内容になっています。つまりブログ記事は初心者向けに書けば書くほど、魅力がなくなり、上級者向けに書けば書くほど「専門知識」や「体験談」が含まれるため、初心者も惹きつけられるようになるのです。

これは、シュノーケリングのブログだけではありません。

例えば、ビジネスマナーのブログ記事でも同様のことが言えます。以下の2つの文章を比べてみてください。

【 初心者向け(新社会人向け)に書かれた「名刺交換」の記事 】
名刺交換は、ビジネスマナーの基本の一つで、初対面の相手とスムーズな関係を築くための第一歩です。名刺を渡すときは、相手の目を見て軽くお辞儀をしながら、両手で名刺を差し出すのが基本です。また、相手の名刺を受け取る際も両手で受け取り、名前や会社名をしっかり確認しましょう。こうした丁寧な対応が、相手に良い印象を与えるポイントになります。

【 上級者向け(営業経験者向け)に書かれた「名刺交換」の記事 】
名刺交換を成功させて営業成績を高めるためには、礼儀正しいだけでは意味がありません。取引先や重要な顧客と名刺交換を行う際には、相手の名刺に書かれた名前や住所をみて、「名古屋支社ですか、実は私も大学時代名古屋に住んでいました」など、瞬時に共通点を見つけたり、「お名刺が素敵なデザインですね!」と話題を見つけ、「あなたに興味があります」ということを相手に感じさせたりするべきなのです。

この例を見ても、初心者向けのブログは「どこにでも書いていそうな内容」であるのに対して、上級者向けでは「自己啓発本に匹敵する内容」があると感じているはずです。このように、対象者を上級者向けに書くことで、多くの人を惹きつけるブログとなり、その結果としてファンを作りやすい記事となるのです。

コメントやSNSは「即レス」する

コメント欄にコメントが入ったり、あるいはSNSアカウントにリプライやメンションされたりしたら、「即レス」を心掛けてくださいなぜなら、即レスすることでユーザーはアクションしたばかりであり、関心が非常に高い状態です。関心があるうちに即レスすることで、さらにユーザーもコメントや反応を繰り替えしてくれる可能性が高まります。

コメントが重なると、ユーザーとの距離が縮まり、あなたのブログ記事を応援するファンとなる可能性が高まります。そして、そのやり取りをみた第三者のユーザーが「この人はコメントを返してくれるんだ!」と思い、さらに他のファンがコメントやSNSで反応してくれるようになり、コメントの好循環ができるようになるからです。

逆にコメントに対して、レスポンスを怠ると、せっかくのファンが増える好循環を潰すことにつながってしまいますので、ユーザーのアクションに対しては「即レス」を心掛けてください。

DMでもユーザーとコミュニケーションをとる

ユーザーとの距離が縮まれば、SNSアカウントに直接DMを送ってくるユーザーも増えてきます。そのようなユーザーを「お金にならなそうだからスルーしよう」と邪険に扱わずに、真摯に対応することで、熱烈なファンを作ることにつながります。

そのようなファン一人ひとりはお金にならなくても、新規ブログ記事にSNSで反応してくれるファンが増えることで、SNSを通じてGoogleのクローラーもより早く、ブログ記事を認識してくれるようになり、SEOにも必ず良い影響があります。

ユーザーとの直接のやり取りに慣れていない場合は躊躇しますが、ユーザーとの交流は、情報が集まりやすく、熱量をもって交流することでファンになってくれる可能性が高くなりますので、DMも真摯に対応しましょう。

まとめ

もし、熱烈なファンが10人もできたのなら、間接的ですが以下のようなSEOにかなり良い影響があるでしょう。

  • コメント欄にコメントがつく
  • SNSでブログ記事が拡散される
  • SNSでサイテーション(言及)される
  • ユーザーのブログで紹介される(被リンクをもらえる)
  • 独自性の高い情報が集まる

今は、企業も個人もSEOブログを実施するのが当たり前の時代です。そのような時代には、ファンを作るための仕組み作りも非常に重要です。この記事を繰り返し読んで、あなたのブログ記事にもファンが増えるライティングを施してみてください。

この記事を書いた人

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井幡貴司 / forUSERS株式会社

立正大学経営学部を卒業後、数社を経て2010年にベルリッツ・ジャパン株式会社、2015年には株式会社インターファクトリーでそれぞれWebマーケティング責任者を担当。2019年にforUSERS株式会社を設立し、ユーザー心理に基づくライティング中心のSEOコンサルティングを実践。現在はSEOコンサルティングやセミナー、YouTubeチャンネルでも活動中。