著者情報はSEOに効果はあるの?盛り込みたい内容や書き方、評価方法を解説

「著者情報にSEO効果があるのかわからない」
「著者情報に何を書いたらいいのかわからない」
「著者情報の書き方がわからない」
今回は、自社サイトやコンテンツ内に著者情報を掲載しようとお考えの方に、下記のような項目をわかりやすく解説します。
- Googleは著者情報の何を評価しているのか?
- どうやって、著者情報を書けばいいのか?
- どのような内容を著者情報に盛り込めばいいのか?
この記事で「著者情報の重要性や書き方がわかり、SEO効果が期待できる」内容をお伝えします。
- 目次
著者情報はSEOに効果があるの?

著者情報ってそもそもSEO効果はあるんですか?

直接的なSEOの効果はありませんが、著者情報を記載することで、ユーザーに対して信頼性や説得力をアピールできます。
著者情報とは
著者情報とはその言葉のとおり、著者の名前や経歴、保有資格や専門分野などの情報を記載したものです。
記事の信頼性や説得力を高めたり、「この記事は誰が書いたのか知りたい」というユーザーの興味・関心に応えて信頼性を築いたりすることを目的に設置します。
著者情報はあくまでもユーザーに向けたものですので、直接的なSEO効果はありません。
ただし、自社サイトに適切に著者情報を記載すれば、SEOによい影響を与えます。
SEOで著者情報は重要?
著者情報がSEOに良い影響を与えることは、Googleが公開している「品質評価ガイドライン」を見ればわかります。
3.4Experience, Expertise, Authoritativeness, and Trust (E-E-A-T)
Experience, Expertise, Authoritativeness and Trust (E-E-A-T) are all important considerations in PQ rating. The most important member at the center of the E-E-A-T family is Trust.
【Googleによる翻訳】
3.4 経験、専門知識、権威、信頼 (E-E-A-T)
経験、専門知識、権威、信頼 (E-E-A-T) はすべて、PQ 評価における重要な考慮事項です。E-E-A-T ファミリーの中心にある最も重要なメンバーは信頼です。
引用:品質評価ガイドライン
7.3 High Level of E-E-A-T
Depending on the purpose of the page, topic, and type of website, a high level of E-E-A-T may be required for the page to achieve its purpose well and be considered High quality. Pages with High E-E-A-T are trustworthy or very trustworthy.
【Googleによる翻訳】
7.3 高レベルの E-E-A-T
ページの目的、トピック、Web サイトの種類によっては、ページがその目的を十分に達成し、高品質であるとみなされるには、高レベルの E-E-A-T が必要になる場合があります。
E-E-A-T が高いページは信頼できるか、非常に信頼できるページです。
引用:品質評価ガイドライン

著者情報は品質評価の要である“信頼性”をはじめ、E-E-A-Tのエビデンスとなります。
Googleの評価基準ではだれがコンテンツを発信しているのかを、よりわかりやすくすることが重視されているため、ユーザーが求める正しい情報を届けるためには、著者情報の記載が欠かせません。
なぜ著者情報を重視するようになったのか?
Googleが著者情報の記載を推奨する理由は、検索エンジン上にある膨大な情報の中からもっとも信頼できる価値が高い情報を提供するためです。
だれがコンテンツを発信しているのかが明らかでない場合、ユーザーは信頼できる情報を見つけにくくなってしまうでしょう。

たとえば、医療分野では、医学の知識や技術がない人が発信しているコンテンツと、医師や看護師などの専門知識のある人が発信してるコンテンツでは、専門性や信頼性が大きく異なります。
特に、お金や人生、健康に大きく影響するYMYLの分野では、ユーザーとGoogleに正しい情報が記載されていることを示すために、著者情報は非常に重要な要素になります。
ユーザーに適切な情報を届けるためには、コンテンツをだれが発信しているのかが重要になるため、著者情報も重視されるようになったのです。
関連記事:「YMYLとは?具体的なジャンルとSEO対策のポイントを解説」
Googleの著者情報の評価方法
Googleが著者情報を重視していることはわかりましたが、では実際にどのように評価しているのでしょうか?
Googleが著者情報を評価する際に注目している2つのポイントを解説します。
プロフィールページ(aboutページ)
- プロフィールページ(aboutページ)とは
Webサイトを運営している運営者や企業の概要を記載するページ
たとえば、日本の企業のWebサイトで、「会社紹介」や「(会社名)について」などのタイトルのページを見かけたことがあるでしょう。
海外の企業のWebサイトでは、「about us」といったタイトルのページが、プロフィールページに該当します。

プロフィールページに記載する内容に明確な決まりはありません。企業の場合であれば企業の歴史やストーリー、企業理念や代表者のプロフィール、商品やサービス、事業内容や社会的証明を掲載することが一般的です。
企業の歴史やストーリー
会社の成り立ちなどを紹介します。歴史のある企業の場合は、年表を作成すればよりわかりやすいでしょう。
一方、設立したばかりの企業の場合は、創業した経緯や将来の展望などの掲載をおすすめします。
企業理念
企業活動を行ううえでの目的や、企業が提供できる価値、企業としての存在価値などを記載しましょう。
代表者のプロフィール
一般的には、略歴や専門資格、実績などを記載し、企業の信頼につなげます。
商品・サービス
自社の商品やサービスを記載します。
特定の商品やサービスの情報に偏ってしまうと、訴求のニュアンスが強いページになってしまい、プロフィールページの本来の目的からズレてしまう可能性があります。

販売に力を入れている商品やサービスは、サービスページを作成して紹介しましょう。
事業内容
どのような事業を展開しているのかを記載します。
複数の事業を行っている場合は、それぞれのページに分けたほうが、見やすいプロフィールページになります。
社会的証明
賞の受賞歴や販売実績など、社会的証明の掲載も欠かせません。
取引先名やクライアント名を記載するなど、詳細なプロフィールページを作成することによって、企業の信用度を高められます。
構造化マークアップ
- 構造化マークアップとは
Googleのクローラーがコンテンツの内容を理解しやすくなるように、適切なタグを設置すること
具体的には、著者名に「name」、住所には「address」など、それぞれの情報に適したタグを設置します。
Googleのクローラーは、HTMLテキストの情報をもとにコンテンツの内容を理解しています。
そのため、構造化マークアップにより、HTMLテキストの理解をサポートすることで、著者情報がより伝わりやすくなります。

この記事では構造化マークアップの記載例も紹介しています!
著者情報に盛り込みたい内容
著者情報には一般的に、下記の項目を記載します。
- 著者の名前
- 写真
- 略歴
- 役職
- 所属している組織
- 保有資格
- 関連する実績
- 受賞歴
- 活動実績
著者に関する情報を詳しく記載することで、ユーザーがどのような人物が記事を書いたのかがわかります。
また、Googleのクローラーも、だれのコンテンツなのかを認識できるでしょう。
著者情報の書き方
著者情報でSEO効果を得るためには、適切に記載しなければなりません。
SEO効果が期待できる6つの書き方を解説します。
METHOD 1
記事内に著者情報を追加する
記事内に著者を紹介するブロックを作成しましょう。
氏名や役職、経歴や資格などを記載します。
SEOタイムズでは、記事のまとめの下に著者紹介のブロックを設置しています。
METHOD 2
構造化マークアップ
Googleのクローラーにコンテンツの内容を理解してもらうためには、構造化マークアップが欠かせません。
著者情報を掲載しているプロフィールページだけではなく、メタデータのマークアップも効果が期待できます。
METHOD 3
authorタグ
authorタグは、Googleのクローラーに著者情報を示すmetaタグの一つです。
プロフィールページや著者情報を記載したページに記述し、Googleのクローラーに著者名を伝えます。
HTMLファイルは、説明書きとなる「ヘッダー部」とページ内容となる「ボディー部」で構成されており、metaタグはヘッダー部に記述します。
【 例 】著者が山田花子の場合
<meta name=”author” content=”Hanako Yamada”>
上記のように記述することで、Googleのクローラーに「このページは山田花子(Hanako Yamada)が作りました」という情報を伝えられます。
構造化データの中でも、記事の作成者・作成者の氏名・プロフィールページへのリンクは推奨プロパティに指定されています。
Author Person または Organization
記事の作成者。
さまざまな記事の作成者を Google が正確に認識できるように、作成者のマークアップのベスト プラクティスを実践することをおすすめします。author.name Text
作成者の名前。author.url URL
記事の著者を一意に識別するウェブページへのリンク。
作成者のソーシャル メディア ページ、「個人紹介」ページ、略歴ページなど。
URL が内部のプロフィール ページである場合には、プロフィール ページの構造化データを使用してその作成者をマークアップすることをおすすめします。引用:Google検索セントラル
【 例 】山田花子がSEOタイムズ所属の実績あるSEOアナリストとして記事を作成した場合
“author”: [
{
“@type”: “Person”,
“name”: “Hanako Yamada”,
“jobTitle”: “SEO Analyst”,
“url”: “https://seotimes.jp/staff/hanako-yamada”
}
]
【 例 】SEOタイムズ名義で記事を公開する場合
“author”: [
{
“@type”:”Organization”,
“name”: “SEO times”,
“url”: “https://seotimes.jp/”
}
]
METHOD 4
プロフィールページを作成する
記事内への著者情報の設置に加えて、著者情報だけを掲載したプロフィールページを作る方法も効果的です。

記事内の著者情報からプロフィールページにリンクを設置することによって、Webサイト内の回遊性向上につながり、より検索エンジンからの評価を高められます。
METHOD 5
著者のプロフィールを充実させる
著者のプロフィールを充実させることも、SEO効果の向上に有効です。
氏名や経歴だけではなく、関連する実績などの詳細な情報を記載します。
記事の信頼性や説得力を裏付ける資格や受賞歴があればE-E-A-Tの向上につなげられるため、ぜひ、記載してアピールしましょう。
METHOD 6
ページタイトルに著者名を追加する
大胆な方法ですが、著者名をページタイトルに追加する方法もあります。
Googleの検索結果画面では、ページタイトルが大きく表示されます。タイトルに著者名を入れておけば、だれが書いたのか一目瞭然です。
ただし、検索結果画面では、ページタイトルは30文字前後までしか表示されないため、後半に入れ込むと省略される可能性があります。
前半にはページの内容に関連するキーワードを入れ込む必要があるので、著者名の挿入箇所については適切な位置を見極めることが大切です。
よくある質問
SEOで著者情報はなぜ重要なのですか?
著者情報を記載することで、コンテンツの信頼性や説得力が向上し、検索エンジンからの評価向上が期待できるからです。
著者情報はどこに記載すればいいですか?
記事内に著者情報ブロックを設置したり、プロフィールページを作成したりして、著者情報を記載します。
まとめ
著者情報の記載は、ユーザーに信頼性や説得力をアピールするだけではなく、SEOにもよい影響を与えます。
Webサイトのテーマに関連する資格や受賞歴がある場合は、積極的に著者情報に記載してください。
本記事でご紹介した、著者情報に盛り込みたい内容や書き方などを参考に、充実した著者情報を掲載しましょう。














