検索エンジンの仕組みとは?クロールとインデックスの関係について分かりやすく解説

「検索エンジンの仕組みってどうなってるの?」
「検索エンジンってそもそも何?」
「どうやったら検索結果の上位に表示されるの?」
このようなお悩みはありませんか?
検索エンジンのシェアはGoogleが圧倒的に多いですが、 評価基準となるアルゴリズムは公開されていません。
しかしこれまでの傾向から、SEO対策として有効な手段が明確になっているものもあります。
本記事では検索エンジンの概要を踏まえ、以下の内容をわかりやすく解説します。
- 検索エンジンの仕組み
- 検索結果が表示されるときの仕組み
- 検索エンジンの仕組みを取り入れたSEO対策
この記事を読むことで、検索エンジンと上位表示の仕組みを理解し、正しい対策が行えるようになります。検索結果で上位表示を目指す方は、ぜひ参考にしてください。
- 目次
検索エンジンとは?
検索エンジンとは、GoogleやYahoo!、Bingなどのような、キーワードを入力して検索したときに適切なサイトを表示してくれるサービスのことを指します。
検索結果には情報サイトだけでなく、画像や動画なども含みますが、基本的には「検索者の悩みを解決するコンテンツ」を表示するような仕組みです。
また検索エンジンの仕組みはそれぞれ独自に開発されています。
構造は複雑ですが、概要を把握するうえでは後ほど解説するクロール、インデックス、検索結果表示方法の3つを押さえておきましょう。
主な検索エンジンの種類
検索エンジンの中でも、日本では、Googleが圧倒的なシェアを誇っています。
モバイル版検索エンジンのシェア
- Google:80%程度
- Yahoo!:15%程度
- Bing:1%程度
※2024年
世界には、他にもさまざまな検索エンジンが存在します。
主な検索エンジンの違いとして以下の要素が挙げられます。
- 検索結果
検索アルゴリズムやインデックスデータといった仕組みが異なるため、検索結果も異なる場合がある - 機能
検索機能や情報の種類が異なる場合がある - プライバシー
ユーザー情報の収集や利用に関する方針が異なる場合がある - 言語
検索対象となる言語が異なる場合がある
検索エンジンごとの特徴
- DuckDuckGo
検索履歴を記録せず、ユーザーの情報を収集しない - Baidu
中国語での検索に特化 - Yandex
ロシア語での検索に特化 - Ecosia
検索結果の一部広告収益を植林活動に充当している - Coc Coc
ベトナム語での検索に特化 - Startpage
オランダStartpage BVが運営する検索エンジンで匿名検索機能など、プライバシー保護に役立つ機能が充実

各検索エンジンによって、得意な分野や検索結果の表示方法などが違うんですね!
検索エンジンの仕組み1|クロールについて

検索エンジンの仕組みを知るためには、クロールの存在と役割を理解する必要があります。詳しく確認しておきましょう。
クロール(クローラー)とは?
クロールとは、検索エンジンが検索結果を表示するために、Webサイトを巡回してコンテンツを読み込み、データベースに登録することです。
このときに巡回するロボットをクローラーといい、常に投稿されている記事などから情報収集をしています。
読み込んでいる情報はHTMLやPHPファイルが中心ですが、記事から記事へ飛ぶリンクなども大切です。
なかなか巡回ができないページだと情報の登録ができないので、検索結果として表示されなくなってしまいます。
クローラーに評価されるサイトの特徴
クローラーに評価されるサイトは、次の2つが守られている傾向があります。

サイト運営の最低条件として覚えておいてください!
1. 内部リンクが適切に設定されているかを確認する
大前提として、サイト内のコンテンツがリンクで巡回できる状態になっているのが条件です。
この巡回のしやすさを「クローラビリティー」といい、特に内部リンクが重要視されます。
内部リンクの設定で大切なのは、記事の関連性が高いことと、専門性の高い情報が記載されていることです。
もし元の記事の関連性が低い場合は、リンクを削除する方が賢明でしょう。
かえってサイトの評価を下げてしまう可能性があるため、記事そのものがサイトのテーマに合うかも考えてください。
2. ディレクトリ構造を最適化する
ディレクトリ構造とは、サイト内のコンテンツをカテゴリごとに分別し、階層構造に分けたものを指します。
クローラーが巡回しやすいようにするためには、どんなコンテンツがまとまっているのか、各階層構造を明確にするのが大切です。
ただし、メニューの振り分けが多すぎても問題になります。 コンテンツが重複したり、階層構造が深くなったりしすぎないように注意しましょう。
基準としては、ヘッダーメニューから3クリック以内ですべてのページに移行できると最適です。
またディレクトリ構造の詳細やクローラーとSEO対策の関係性については、以下の記事で詳しく解説しています。
特にWebサイトを開設したばかりだと対応しやすいので、ぜひ参考にしてみてください。
関連記事:Googleクローラーとは?SEOとの関係と対策方法を徹底解説!
検索エンジンの仕組み2|インデックスについて
クローラーの仕組みを理解したら、インデックス登録についても押さえておきましょう。
インデックス登録とは?
インデックス登録とは、Googleのデータベースにサイト内のコンテンツを登録してもらうことです。
逆に、Webサイトにコンテンツを投稿したとしても、インデックス登録されなければ検索結果として表示されません。
インデックス登録されるまでに時間を有することがあります。登録されているかを確認する時は、Googleサーチコンソールの「URL検査」を使用しましょう。

どのくらいの時間がかかりますか?

早くて数時間後、遅くても3日後くらいまでに登録されるのが正常です。
SEOタイムズは即日インデックスされています。
Googleサーチコンソールの基本的な使い方は、以下の記事で詳しく解説しています。初めて利用する方は初期設定の方法も押さえておきましょう。
関連記事:Googleサーチコンソールの使い方を初心者向けに徹底解説!
インデックス登録への対策一覧
コンテンツがインデックス登録されると、検索結果として相応しい「価値のある情報」と認識されたということです。
しかし、すべての記事がインデックスされるわけではありません。インデックス登録されるためには、以下のような取り組みが必要です。
- コンテンツの質を高めて価値のある情報と認識してもらう
- URLを正規化して訪問者の分散を防ぐ
- スマホからでも扱いやすいサイト設計を行う
- XMLサイトマップを作成する
あくまで一例ではありますが、ユーザーの使いやすさを意識し、専門性の高い情報を公開することが大切です。サイト運営の基本として意識してください。
またクローラーの巡回のしやすさにおいても重要なのが「XMLサイトマップ」です。
役割や作成方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:サイトマップの書き方は?HTML・XMLの作り方やSEO効果、確認方法などを解説
検索エンジンの仕組み3|検索結果の表示について
インデックス登録を経て収集された情報は、Googleのアルゴリズムに従って検索結果ページに表示されます。
このアルゴリズムが最もSEOに関与している部分ですが、詳しい判断基準は公開されていません。あくまでこれまでの傾向での判断になるものの、 以下の点は重要視されています。
- サイトが扱いやすく設計されており、探し求めている情報に到達しやすい
- 検索キーワードに対して質の高いコンテンツが作成されている
- サイトそのものの権威性や専門性が高い
- 内部リンクの関連性が高い
- 地域限定されたコンテンツの場合、所在地によって検索結果が変動する
これらの内容をもとに、検索結果の順位が決まっています。
Googleのアルゴリズムは最低でも200以上あると言われていますが、その中でも上記の5つは押さえておきましょう。
検索エンジンの仕組みを意識したSEO対策
3つの検索エンジンの仕組みを踏まえて、実際に取り組むべきSEO対策をおさらいしていきましょう。
MECHANISM 1
専門性や権威性を高める
SEO対策の基本中の基本なのが、サイトやコンテンツの専門性と権威性を高めることです。
専門用語では「E-E-A-T」とよばれ、Google検索品質評価ガイドラインの基準となっています。
Experience(経験)、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trust(信頼性)の頭文字となっており、これらを徹底することがSEOで上位表示を獲得する秘訣です。
詳しくは以下の記事で紹介しているので、必ず目を通してください。
関連記事:SEOにおける「権威性」とは?E-E-A-Tの重要性や高め方を解説
MECHANISM 2
検索キーワードを明確にしたコンテンツを作成する
情報サイトの根本的な役割は、ユーザーの悩みを解決できるコンテンツを提供することです。
ユーザーの心理を踏まえると、検索キーワードで上位に表示されたコンテンツには有益な情報が載っていると考えています。
しかし、タイトルや見出しに沿った内容でなければ、「読む価値がなかったもの」と評価され、すぐに離脱してしまうでしょう。
結果的にサイトの滞在時間が短くなると、SEOの評価も下がっていきます。訪問者を逃さないためにも、検索キーワードに沿ったコンテンツを作成してください。
MECHANISM 3
サイトの使いやすさを意識する
記事の専門性やE-E-A-Tを重視していても、なかなかサイトが上位に上がってこない時があります。その場合はサイトの使いやすさ、いわゆるユーザビリティを意識してみましょう。
情報として価値があっても、サイトそのものが扱いにくいとクロールの観点で評価が落ちてしまいます。
階層構造は適切か、URLは正規化されているか、内部リンクの関連性は高いかなど、さまざまな視点から見直してみてください。
検索エンジンの仕組みについてよくある質問
ここでは検索エンジンの仕組みについてよくある質問をまとめました。参考にしてみてください。
検索エンジンの種類によって仕組みは異なりますか?
結論から言うと、各検索エンジンによってアルゴリズムは異なります。いずれかの検索エンジンのSEO対策で1位をとれていたとしても、別の検索エンジンでも同様とは限りません。
ただし日本でシェアの高いGoogleとYahoo!は同じアルゴリズムを採用しているので、他の検索エンジンを使用しなければ今回紹介した内容を押さえておけば十分です。
種類が変わったとしても仕組みが大きく異なることはないため、基本として理解しておいてください。

Googleで検索順位1位でも、Yahoo!では1位でない場合があります。
SEO対策においてアルゴリズムはどれほど理解しておくべきですか?
アルゴリズムは明示されていないので、これまでの結果や傾向を踏まえた評価しかできません。
そのためすべてのアルゴリズムを明確にする必要もなく、あくまでも基本的な対策を徹底しておくことが大切です。
特にサイトの専門性や権威性は重要視されます。最初のうちは記事の質を高めることを意識して、価値のあるコンテンツ作成を目指していきましょう。
検索エンジンとブラウザは違うんですか?
はい。検索エンジンとブラウザは混同されやすいですが、まったく異なるものです。
- 検索エンジン
インターネット上の情報を収集し、検索結果として表示するシステム - ブラウザ
インターネット上のWebページを表示するソフトウェア
- 検索エンジン
おすすめの検索エンジンはありますか?
それぞれで特徴があるため、「これが一番!」というのは難しいですが、Googleは一番直観的に使用しやすいためおすすめです。
各検索エンジンの特徴を知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください。
まとめ
Webサイトに万全なSEO対策を施すには、検索エンジンの仕組みから知る必要があります。
特にクローラーの巡回のしやすさやサイトの階層構造は、記事の質ばかり重視していると見落としがちです。場合によってはサイトの構造全体から見直す必要があるので、早めに対応しておきましょう。
SEOタイムズでは、WordPressやサイト運営初心者が覚えておくべきツール・ノウハウを数多くお届けしています。ブックマークなどを利用しながら、ぜひ取り入れてください。












