GA4(Googleアナリティクス4)とは?概要や設定・導入方法、初心者向けの用語を解説!
GA4に関して、このようなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。 2024年7月に従来のUA(ユニバーサルアナリティクス)のサービスが終了し、現在は完全にGA4へ移行しています。 今後もWebサイトのアク…

Web担当者であればGoogleアナリティクス360を知っておく必要があります。

Googleアナリティクス360って何ですか?

簡単に言うと、有料版のGoogleアナリティクスだよ!
Googleアナリティクス360は、アクセス解析ツールであるGoogleアナリティクスの機能や能力を、大規模なWebサイト向けに強化した有料版です。
この記事では、「GA360で何ができるの?」「GA4との違いがわからない」という方に向けて、GA360でできることやGA4との違いをわかりやすく解説します。
Googleアナリティクス360は、アクセス解析ツールであるGoogleアナリティクスの機能や能力を、大規模なWebサイト向けに強化した有料版です。
Webサイトやアプリのデータを収集・分析するために用いられ、大量のデータ収集や高度な分析が可能です。
2016年に「Googleアナリティクスプレミアム」から「Googleアナリティクス360」に名称が変更され、略して「GA360」と呼ばれています。
デジタル化が加速した現代のビジネスにおいて、デジタルマーケティングは非常に重要です。
ユーザーの行動や属性をデータとして蓄積し、それをもとにWebサイトを訪問するユーザーのニーズや行動を分析して、Webサイトを改善していく必要があります。
そこで、膨大なデータを分析するために誕生したのがGoogleアナリティクスです。
しかし、大企業のWebサイトや、規模の大きなWebサイトの分析では大量のデータを処理する必要があります。
より効果的に計測・分析を行えるように、無料版のGoogleアナリティクスよりも機能やデータ処理量が大幅に強化された、有料版のGA360が誕生しました。
依然存在していた「UA版GA360」は2026年7月に完全終了しており、現在はGA4360のみが提供されています。F

えっ!じゃあもう使えないんですか?

そうなんだ。引き続きWebサイトの分析を行うためには、GA4に移行する必要があるよ。
この記事では、GA4とGA360の違いに加えて、GA4への移行方法についても詳しく解説します。GA360をお使いの方は移行の重要性を認識し、スムーズな移行を実現してください。
高度なアクセス解析ツールであるGA360は、豊富な機能を備えています。GA360でできる主な6つの機能を解説します。
GA360では「高度な解析」を利用して、より正確なデータ集計を行うことができます。
「データ検索」「セグメントの重なり」「目標達成のプロセス」といった機能があり、リアルに近いデータを得ることができたり、視覚的に理解できたりします。
GA360では、Webサイトを訪れたユーザーの年齢や性別などの属性情報、購買など行動データの取得が可能です。
詳細なユーザーの情報をもとに、ターゲットユーザーの特性やニーズを把握できるため、ターゲティング広告などに活用できます。
サンプリングとは、大量のデータの中から一部をサンプルとして選び出し、その部分の特徴や傾向を分析し、全体のレポートにする方法です。
GA360では、サンプリングが1億セッション以上で行われるため、精度99.9%のレポートの出力が可能です。
非サンプリング範囲の大幅な拡大によって、実数値により近いレポートを作成できます。
ディメンションとは、「ページタイトル」や「メディア」などの分析の軸となる要素のことで、GA360では最大で200個のカスタムディメンションの作成が可能です。
カスタムディメンションを活用することで、Webサイトのカテゴリ別のページビュー数の分析や、ユーザーが会員か非会員かの確認など、詳細な分析ができます。
通常のレポートは反映まで時間がかかりますが、リアルタイムレポートでは文字通りリアルタイムでアクセス状況を把握できます。
どのくらいのユーザーがWebサイトを閲覧しているか、どのページを閲覧しているのかがわかるため、ユーザーの反応をリアルタイムで把握できる点がメリットです。
セグメント機能では、セッションまたはユーザー単位でデータの絞り込みを行うことができ、より高度な解析が実現できます。
セグメントを作成して特定のユーザーグループを分析することで、異なるセグメントの行動パターンやコンバージョン率を比較し、ターゲットマーケティングの最適化に役立てられます。
多くの機能があるGA360と通常のGoogleアナリティクスとでは、何が違うのか気になる方も多いのではないでしょうか。

ここでは、GA360とGA4の違いを一覧で紹介するよ!
| 機能 | GA4 | GA360 |
|---|---|---|
| イベントパラメータ | イベントごとに 25個 | イベントごとに 100個 |
| ユーザープロパティ | プロパティあたり 25個 | プロパティあたり 100個 |
| イベントスコープのカスタムディメンション | プロパティあたり 50個 | プロパティあたり 125個 |
| イベントスコープのカスタム指標 | プロパティあたり 50個 | プロパティあたり 125個 |
| アイテムスコープのカスタムディメンション | プロパティあたり 10個 | プロパティあたり 25個 |
| コンバージョン | 30 | 50 |
| オーディエンス | 100 | 400 |
| データ検索 | ユーザーあたり・プロパティごとに 200件まで作成可 | ユーザーあたり・プロパティごとに 200件まで作成可 |
| プロパティごとに 500件まで共有可 | プロパティごとに 1,000件まで共有可 | |
| データ探索のサンプリングの上限 | クエリごとに 1,000万件のイベント | クエリごとに 10億件のイベント |
| 非サンプリングデータ探索 | 利用不可 | プロパティごとに 1日あたり最大500億件のイベント ※非サンプリングデータの結果 |
| API割り当て ※ほとんどの場合、リクエストで使用するトークンは10個未満 | 1日あたり 25,000トークン | 1日あたり 250,000トークン |
| データの保持 | 最長14ヶ月 | 最長50ヶ月 |
| オプション 2、14ヶ月 | オプション 2、14、26、38、50ヶ月 | |
| 大きいプロパティと特大プロパティは2ヶ月に制限 | 特大プロパティ 2ヶ月 | |
| BigQuery Export | 1日のエクスポート 100万件のイベント | 1日のエクスポート 数十億件のイベント |
| ストリーミングエクスポート 無制限 | ストリーミングエクスポート 無制限 | |
| 1ユーザー1日あたりのイベント ※アプリデータストリームの場合 | 500件 | 2,000件 |
| イベント名で区別されるイベント ※アプリデータストリームの場合 | アプリインスタンスあたり 500件 | アプリインスタンスあたり 2,000件 |
| イベント名で区別されるイベント ※ウェブデータストリームの場合 | 上限なし | 上限なし |
| データインポート | プロパティごとに 1日あたり120件 ※手動アップロード | プロパティごとに 1日あたり120件 ※手動アップロード |
| 保存容量の制限 プロパティあたり10GB | 保存容量の制限 プロパティあたり1TB |
引用:アナリティクスヘルプ「[GA4] Google アナリティクス 360(Google アナリティクス 4 プロパティ)」
GA4とGA360を比較すると、GA360のほうが機能面で優れていることがわかります。
中でも特に注意しなければならないのが、データの保持期間です。GA360では50ヶ月だった保持期間が、GA4では14ヶ月まで短縮されます。必要なデータを長期的に保存するには、社内でのデータ管理が必要になります。

そういえばGA360は、今後GA4に移行が必要なんですよね?やり方ってあるんですか?

GA360からGA4に移行するためには、GA360から標準版にダウングレードする必要があるよ。
こちらでは、そのダウングレード方法を解説します。
GA4に移行しないとデータをストックできません。過去のデータとの比較・分析ができなくなるため、早めの移行をおすすめします。
GA4については、以下のページでも詳しく解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
GA4はいつまでに移行すべき?
現在UAを使っている場合は2023年7月1日までに移行しなければいけませんが、GA360を使っている場合はもう1年間の猶予があり、2024年7月1日までに移行を完了させましょう。
GA4への移行をしないとどうなる?
データが取れなくなったり、過去データを閲覧できなくなったりします。過去データとの比較分析ができなくなるため早めにGA4に移行し、使い慣れておくことがおすすめです。
GA360は有料版のため費用はかかりますが、高度な解析やリアルタイムレポートなど、無料版を強化した様々な機能が搭載されています。
企業のWebサイトや大規模なWebサイトにおいて、アクセス解析やレポート作成などで重宝するツールとして活用されてきました。
しかし、2024年7月1日でサポートを終了することがGoogleから発表されたため、早めにGA4に移行することをおすすめします。
GA360とGA4にはデータ保持期間など多くの違いがあるため、必要な対策を行いながら、GA4へのスムーズな移行を実現させましょう。







