初心者Webライターが間違えやすい表現13選!例文もあわせて解説

初心者Webライターが間違えやすい表現13選!例文もあわせて解説

初心者Webライターが間違えやすい表現13選!例文もあわせて解説

この記事では、Webライティングの初心者がやりがちな間違いをご紹介します。
例文もあわせて解説するため、ぜひ参考になさってください!

目次

Webライティング初心者が間違えやすい表現13選

初心者が間違えやすいものとして、以下が挙げられます。

  1. 「たり」の単独使い
  2. 「すること」はできるだけ避ける
  3. 「~ですが」の誤用
  4. 「~も」の誤用
  5. 「以上・以下」「超・未満」のミス
  6. 「こそあど言葉」の多用
  7. 同じ意味の違う単語を複数使う
  8. 接続詞の多用
  9. 同じ文末表現を連続で使う
  10. 主観表現
  11. 話し言葉と書き言葉
  12. 一文が長い
  13. 文のねじれ

それぞれ例文を交えながら、何がダメなのか、どのように直したらいいのかを解説します!

MISS POINT 1
「たり」の単独使い

例文(改善前)

ネットショップは、わざわざ商品を買いに出向いたり、商品が届くのを待つ必要がない点がメリットです。

この文章は、どこが間違っているかわかりますか?

正解は「たり」の使い方です。

「たり」は、「AだったりBだったり」のように、複数回使うことが基本です。

では、正しい形に直してみましょう!

例文(改善後)

ネットショップは、わざわざ商品を買いに出向いたり、商品が届くのを待ったりする必要がない点がメリットです。

上記は、「たり」を複数回使った例です。

例文(改善後)

ネットショップは、わざわざ商品を買いに出向く手間や、商品が届くのを待つ時間を省ける点がメリットです。

このように、「たり」を使わなくても、同じ内容を伝えられます!

「たり」を使った文章が続くと単調なイメージを持たれてしまうため、間違った使い方はもちろん、多用にも注意が必要です。

表現を変える、言葉の順番を変えるといった工夫で使わずにすみます!

MISS POINT 2
「すること」はできるだけ避ける

「すること」は冗長表現といって、無駄に長い・不要な部分があるといった理由で、文章が読みにくくなる表現を指します。

例文

SEOでは、良質なコンテンツを提供することが重要です。

SEOでは、良質なコンテンツの提供が重要です。

例文を見てもわかるように、「すること」は省いても問題ないことが多いです。

使ってはいけないわけではありませんが、省ける場合は使わないように心がけましょう。

MISS POINT 3
「~ですが」の誤用

「~ですが」は、逆接の接続詞です。「~です。しかし(否定)~」の2つの文章をつなげた形で、先に述べた内容を受け止めて、次に否定の文章がくるのがルールとなっています。

例文

 → Aのプランは希望通りの内容ですが、予算オーバーです。(逆接)

× → Aのプランは希望通りの内容ですが、予算も収まっています。(順接)

例文のように、「ですが」を使って順接の文章を書いているケースは間違いです。

日頃から無意識で使っている場合、間違いであることに気付かない可能性もあります。

まずは間違いであることを認識して、意識的に原稿をチェックしましょう。それが習慣になれば、ライティングしている段階でミスに気付けるはずです!

MISS POINT 4
「~も」の誤用

助詞の「~も」は、比較対象があることで成立します。

例文

 → 昨日の夕食がカレー。今日の夕食もカレー。(比較対象がある)

× → 今日の夕食もカレー。(比較対象がない)

同じもの、同じ行動などを含む文章が比較対象として前述されていることで、「~も」が成立します。

このミス、記事の確認でも気付かないことが多いですよね…。

慣れないうちは原稿で「も」を検索して、間違った表現がないかチェックしましょう!

MISS POINT 5
「以上・以下」「超・未満」のミス

何かしらの基準を示す場合、「以上・以下」「超・未満」を使って表記します。

「以上・以下」なのか、「超・未満」なのかで意味が変わってしまうのです。

1~100の範囲で「10」を基準にする場合、以下の認識になります。

10以上 → 10を含むため、10~100が該当

10以下 → 10を含むため1~10が該当

10超 → 10を含まないため11~100が該当

10未満 → 10を含まないため1~9が該当

「以上・以下」は、対象となる数字を含みます。「超・未満」は、対象となる数字を含みません。

数値のデータを引用する場合や、税金系のテーマなど、さまざまなシーンで使う言葉です。間違って覚えてしまうと後々の修正が多くなってしまうため、しっかりと認識しておきましょう。

MISS POINT 6
「こそあど言葉」の多用

こそあど言葉とは、この・その・あの・どのといった何かを指し示す言葉で、「指示語」とも呼ばれています。

日常でもよく使うため、記事でも使ってしまいがちですが、使う場所を間違えると何を指しているのかが伝わりにくいです。

例文

パソコンが2台あります。そのパソコンを使ってください。

パソコンが2台あります。右側のパソコンを使ってください。

例文のように、「そのパソコン」だと2台のうちどちらを指しているのかが伝わりません。読み手に誤解を与えるかもしれない場合は指示語の使用を控え、具体的な言葉で伝えるようにしましょう。

もちろん、適切な箇所で誤解を与えないように使用するのは問題ありません!

MISS POINT 7
同じ意味の違う単語を複数使う

同じ意味ですので問題ないと思うかもしれませんが、文章が長くなるほど読みにくくなってしまいます。

例文

最近ノートパソコンを購入しました。軽くて持ち運びしやすい点がこのPCの魅力です。パソコンを探している方にぜひおすすめしたいです。

最近ノートパソコンを購入しました。軽くて持ち運びしやすい点が魅力で、ノートパソコンを探している方にぜひおすすめしたいです。

内容は伝わりますが、読みにくかったり、意味を誤解させてしまったりする可能性があります。

表記を統一する、文章をまとめるといった工夫で、無駄のない文章になるように心がけましょう。

MISS POINT 8
接続詞の多用

接続詞は、文と文をつなぐ大切な役割を持っている言葉です。しかし、接続詞を多用すると稚拙な印象を与えてしまうほか、回りくどい文章になってしまいます。

例文(改善前)

SEO(エスイーオー)とは、“Search Engine Optimization”の略で、いわゆる「検索エンジン最適化」を意味します。つまり、ユーザーニーズを満たす有益なコンテンツを作成し、検索エンジンから正確な評価を得るためにWebサイトの構成・記述を最適化することです。

接続詞として「いわゆる」「つまり」が使われていますが、削除しても文の内容は伝わります。

例文(改善後)

SEO(エスイーオー)とは、“Search Engine Optimization”の略で、「検索エンジン最適化」を意味します。ユーザーニーズを満たす有益なコンテンツを作成し、検索エンジンから正確な評価を得るためにWebサイトの構成・記述を最適化することです。

基本的に記事を書く際は、「削除しても内容が伝わる接続詞は削除」という判断基準を持っておきましょう。

よく使われる接続詞・接続語として、以下が挙げられます。

働き用語
順接そして/それで/したがって など
逆接しかし/ところが/だが など
一般化つまり/要するに/いわゆる など
対比あるいは/もしくは/一方/それとも など
理由なぜなら/というのは など
結論だから/したがって/それゆえ など
追加また/さらに/あと/および など
転換さて/それでは/ところで など

このような言葉を使っていたら読み返してみて、本当に必要かどうかを判断してください。

MISS POINT 9
同じ文末表現を連続で使う

これも、文章を書き慣れていない初心者がやりがちなミスです。

文末表現とは「~です。」「~ます。」など文章の語尾のことで、同じ語尾が連続してしまうと、読み手に稚拙な印象を与えてしまいます。

基本的には、3回連続していると修正が望ましいです。

例文(改善前)

SEOタイムズでは、SEO対策についてやさしく解説しています。基礎知識から専門知識まで、幅広いSEO情報を発信しています。初心者でもゼロから学べるよう、厳選記事をご紹介します。

これだと単調というか、不自然な感じもしますね…。

では、文末表現が連続しないよう修正してみましょう!

例文(改善後)

SEOタイムズは、SEO対策についてやさしく解説する情報メディアです。基礎知識から専門知識まで、幅広いSEO情報を発信しています。初心者でもゼロから学べるよう、厳選記事を紹介いたしますので、ぜひご覧ください。

文末表現に注意するだけで、より自然な文章になります。

MISS POINT 10
主観表現

自身のことを記載する日常ブログであれば問題ありませんが、収益化ブログやWebメディアなどの記事では、主観的な表現をしないように注意が必要です。

わかりやすく言うと、「私は~だと思います」「個人的な意見として~」など、自分の考えを反映した文章が該当します。

そのほか、具体的なデータもないのに「多くの人は30歳までに結婚したいと思っています。」など断言してしまうのも主観表現です。

多くの場合、読み手が知りたいのは個人の意見ではなく「根拠がある正しい情報」です。有益なコンテンツにするためにも、しっかりと情報収集を行い、主観的な表現は行わないようにしましょう。

MISS POINT 11
話し言葉と書き言葉

Webライティングにおいては、基本的に「書き言葉」に統一して書くようにしましょう。

話し言葉と書き言葉の例を見ていきましょう。

話し言葉書き言葉
いっぱい多い
ちょっと少し
とても非常に
だんだん次第に
たぶんおそらく
やっぱりやはり
いつも常に
やっとようやく
だからしたがって
けど
どんなどのような
こっち/そっち/あっちこちら/そちら/あちら
いろんなさまざまな

フランクな雰囲気を出したい場合はあえて話し言葉を使うこともありますが、企業のオウンドメディアなどの場合は、書き言葉に統一するのが一般的です。

MISS POINT 12
一文が長い

以下の例文のように一文が長すぎると、ぱっと読んだだけでは内容を理解できません。

例文(改善前)

検索エンジンは「クローラー」と呼ばれるロボットを使って、Web上の情報を収集していて、リンクをたどって新しいWebページを発見し、その内容を読み込むことをクロールまたはクローリングといいます。

意味はわかりますが、一文に内容が詰まりすぎていて読みにくいし、すぐに理解できません。

Webライティングの文章は「一文一義」といって、1つの文章に1つの内容だけ入れるのが基本です。また、一文は60字以内に収めるのが理想です。

それを踏まえたうえで、先ほどの例文を直してみましょう。

例文(改善後)

検索エンジンは「クローラー」と呼ばれるロボットを使って、Web上の情報を収集しています。クローラーがリンクをたどって新しいWebページを発見し、その内容を読み込むことをクロールまたはクローリングといいます。

さっきの文よりもぐっと読みやすくなりました!

ユーザーはスマホで記事を読んでいることも多いです。小さい画面だと長い文章はさらに読みにくくなってしまうため、特に注意しましょう。

MISS POINT 13文のねじれ

文の「ねじれ」とは、主語と述語が結びついていない状態のことです。

例文(改善前)

私の目標は、わかりやすい記事を書きます。

言いたいことはわかりますが、正しい文章ではないですよね。

正しい文章に直したものが以下です。

例文(改善後)

私の目標は、わかりやすい記事を書くことです。

主語と述語が対応していて、読みやすい文章になりました!

こういった短い文章であれば間違いに気付きやすいですが、長い文章になるとどこが間違っているのか、どこを直したらいいのかわからないことも多いです。

文のねじれが起きる場合、複雑すぎる・長すぎる文章になっていたり、主語を省略したりといったことが原因といえます。

改善のためには、一文を短くする、主語と述語だけを読んで内容が通じるか確認する、主語を明確にするなどの対応を行いましょう。

Webライティングで意識したい大前提

これまで解説した具体的な間違いに気を付けることはもちろん、Webライティングの大前提となる考え方も事前に把握しておきましょう。

PREMISE 1
いきなり書かない

白紙のメモ帳やWordを出して、頭からいきなり書き始めるのはおすすめできません。

読んでもらう、ファンになってもらうためには、まず読み手を理解することから始めるのが鉄則です。

まずは、記事のターゲットは誰なのか、その人は何を求めているのか、この記事を書いてどのような影響を与えたいのかといったことを考えましょう。

それを踏まえたうえで仮タイトルや構成案、大まかな流れを作ってから記事を書くようにしてください。

PREMISE 2
簡潔にわかりやすく書く

Webメディアやブログのユーザーは、基本的にわかりやすい記事を求めています。

ムダに長い、専門用語が多い記事では、読んでもらうのは難しいのです。また、多くのユーザーがスマホからアクセスする点も考慮して、簡潔で短い、わかりやすい文章を心がけましょう。

PREMISE 3違和感を消す

Webライティングでは、誤字脱字、文法のミスなど、明らかな間違いをしないことはもちろん、最低限「違和感のない文章」が求められます。

どこが間違っているかわからなくても、「なんだかこの文章変だな」「読みにくいな」と感じることはありませんか?読み手に違和感を与えてしまうと、メディアやブログそのものへの信頼度が低下してしまうのです。

記事を書いたら必ず読み返して、正しい日本語になっているか、文章に違和感がないかチェックしましょう!

PREMISE 4
統一感を持たせる

企業が運営するオウンドメディアの場合、企業ブランディングが目的のケースもあります。

企業イメージへの影響も考慮して、Webサイトのデザインや文章のトンマナなどを、記事単位でなくメディア全体で統一させるようにしましょう。

よくある質問

誤字脱字を減らすにはどうしたらいいですか?

以下のような対策がおすすめです。

  • 校正ツールを使う
  • 音読する
  • 時間を置いてから読み直す

日本語のミス以外に気を付けたほうがいいことはありますか?

当たり前のことですが、以下の3点は特に注意しましょう。

  • コンプライアンス違反
  • 不適切表現
  • 機種依存文字の使用

まとめ

この記事では、Webライティングの初心者がやりがちな日本語の間違いを紹介しました。

最後に、初心者が間違えやすい例をおさらいしましょう。

  1. 「たり」の単独使い
  2. 「すること」はできるだけ避ける
  3. 「~ですが」の誤用
  4. 「~も」の誤用
  5. 「以上・以下」「超・未満」のミス
  6. 「こそあど言葉」の多用
  7. 同じ意味の違う単語を複数使う
  8. 接続詞の多用
  9. 同じ文末表現を連続で使う
  10. 主観表現
  11. 話し言葉と書き言葉
  12. 一文が長い
  13. 文のねじれ

もちろんWebライターも人間ですので、絶対にミスをしないとは言い切れません。

しかし、ツールを活用したり、より細かくチェックしたりして、ミスを1つでもなくすよう努力しましょう!

Webライティングについて知りたい方は、以下の記事もぜひチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

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SEOタイムズ編集部は、最新のSEOを軸にWebマーケティング全般を横断するプロフェッショナル集団です。チーム内には、検索アルゴリズムの研究者、エンジニア、生成AI・LLMOの利活用を研究するデータサイエンティスト、そしてGoogle 検索品質評価ガイドラインを深掘りしてきた専任リサーチャーが在籍。

これまでに累計 3,000本を超えるSEO記事を制作し、膨大な順位データを活かしたソリューションを提供してきました。上位表示の成功、失敗パターンを学び、CTR・CVR などの実測値と自社ツールから得られた独自ナレッジを日々アップデートしています。

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