WordPressのスパムコメント対策5選!プラグインでの設定方法も紹介

- 「WordPressでコメント機能を使いたいがスパムコメントがこないか心配」
- 「WordPressではどのようなスパムコメント対策があるのか知りたい」
- 「スパムコメント対策ができるプラグインはあるのか知りたい」
この記事では、WordPressのスパムコメント対策について知りたい方へ、下記のような項目をわかりやすく解説します。
- なぜ対策しなければならないのか?
- どうやってスパムコメントに対策していくのか?
- スパムコメント対策にはどのようなプラグインがおすすめなのか?
この記事を読めば「WordPressでできるスパムコメント対策の方法」がわかります。
- 目次
WordPressのコメント機能とは?

WordPressにもコメント機能があるんですね!

そうなんです!まずはコメント機能がどのようなものか、基本をチェックしていきましょう。
読者は記事にコメントを残せる
WordPressで作成したWebサイトやブログには、コメント欄を設けることが可能です。
通常コメント欄は投稿やページの下部に配置され、読者とコミュニケーションを取ることができます。
詳しくは後述していきますが、コメントを許可する投稿・拒否する投稿とわけて設定することも可能です。
設定の自由度は高いため、サイト運営者であればコメント機能について知っておくのがおすすめです。
コメント機能にはメリット・デメリットがある
WordPressのコメント機能には多くのメリットがある一方で、考慮すべきデメリットも存在します。
メリット
- 読者とコミュニケーションが取れる
- フィードバックや改善点を得られる
- コンテンツが活性化しSEOにもいい影響が出やすい
デメリット
- 不適切なコメントにも対応しなければならない
- スパムコメントによって読者からのコメントが埋もれてしまう可能性がある

メリット・デメリットを加味して、コメント機能を設定することが大切です!
スパムコメントがサイト運営に与える影響
コメント機能を使用する際は、スパムコメントへの対策がセットと考えましょう。
【 そもそもスパムコメントとは? 】
スパムコメントとは、ブログや掲示板などのコメント欄に書き込まれる、投稿内容と無関係な悪意あるコメントのことです。
主な目的は、宣伝や広告、誹謗中傷、個人情報の搾取などが挙げられます。
これらは自動化されたスパムボットによって大量に生成され、従来のコメント機能を害することが多いです。
Webサイトの品質を低下させ、訪問者からの信頼も損ねかねないため、適切なフィルタリングや管理が必要になります。
CASE 1
不正サイトへ誘導するURLが含まれることがある
単純なコメントのみであればリスクは少ないですが、コメントから他のサイトなどへ誘導させようとしている場合は注意が必要です。
スパムコメントは外国人を装った英語の投稿もあるため、このケースはある程度危険だと認識しやすいです。
ただし、有名な日本企業からのコメントだと偽り、不正サイトに誘導して個人情報を抜き取るような悪質なケースもあります。
そのためリンクが記載されているコメントに対しては、本当に信頼できるユーザーのみ扱うようにしてください。
CASE 2
ウイルスに感染する恐れがある
前項とも類似しますが、不要にリンクをクリックしてしまうとウイルスに感染してしまう可能性があります。
これによってWebサイトの機能が停止してしまう可能性があるほか、使用しているパソコンのデータが流出する恐れもあります。
また、企業で同じネットワークを利用している場合、そのウイルスが他のパソコンに感染するリスクもあるのです。
コメント機能の設定方法

コメントができるようにするには、設定が必要なのでしょうか?

基本的には「すべての投稿で許可」か「指定した投稿で許可」の2つが選べます。それぞれの設定方法を紹介します!
すべての投稿でコメントを許可する方法
Webサイトに掲載しているすべての投稿にコメントを許可する方法です。

「設定」から「ディスカッション」を選択
「新しい投稿へのコメントを許可」にチェックを入れる

次は、特定の投稿のみコメントを許可する2つの方法を解説します。以下のどちらかの方法で設定しましょう!
指定した投稿のみコメントを許可する方法 ①
投稿一覧のクイック編集から設定

既に投稿した記事があれば、投稿一覧のクイック編集から設定が可能。

「投稿」の「投稿一覧」から、コメントの許可・拒否を設定したい投稿を選ぶ。
「コメントを許可」にチェックを入れ、変更したら「更新」をクリックして完了。
指定した投稿のみコメントを許可する方法 ②
投稿時に編集画面から設定

これから投稿を作成する場合は、「新規投稿を追加」の画面からも設定が可能。
画面の右側の「投稿」の欄をスクロールして、「ディスカッション」を開き「コメントを許可」を選択できるチェック項目を表示する。

チェック項目には「コメントを許可」と「ピンバックとトラックバックを許可」があります。必要に応じて使い分けてみてください!
【プラグインなし】スパムコメントへの対策方法5選

コメントを許可・拒否する設定ができたとしても、スパムコメントは防げませんよね…。

そうですね。だからこそ、スパムコメントを受けないように設定していくことも重要です。まずはプラグインを使用しない対策方法を解説していきます!
METHOD 1
コメント機能を完全にオフにする
根本的な対策ではありますが、コメント機能をすべてオフに設定することが最も確実な方法です。
そもそもブログを運営している方であれば、SNSなどのアカウントを開設していることが多いでしょう。
そのため相手を認識しにくいブログ上ではコメントを拒否しておき、顔が見える他のコミュニティで交流を図るのもおすすめです。
コメントを受け取らないようにする設定は、前項「すべての投稿でコメントを許可する方法」で紹介した手順で行ってください。
METHOD 2
匿名からのコメントを受け取らない
コメント機能は欲しくても、相手がどのような人かは把握したいケースも多いでしょう。
このような場合は、コメントの投稿時に名前とメールアドレスの入力を義務付ける方法があります。

「設定」の「ディスカッション」を開き、「他のコメント設定」の項目で詳細に条件を決めることができる。
「コメントの投稿者の名前とメールアドレスの入力を必須にする」を選択すれば、匿名でのコメントを拒否することが可能。
ただし、この方法でもスパムコメントが届く可能性はゼロではありません。
名前やメールアドレスはいくらでも改変できてしまうため、あまり効果はありません。
とはいえこのチェックを外すメリットもないため、基本の設定として設けておくのもおすすめです。
METHOD 3
1件ずつ手動でスパム判定をする
スパム判定をする際に最も確実なのが、コメント1つひとつを手動で振り分けていく方法です。

「コメント」から、既に送られてきているコメントを一覧で確認することができる。
ここでそれぞれのコメントにカーソルを合わせると「スパム」と表示が出てくるため、選択するとスパム判定が行える。
この方法はスパムコメントに確実に対応できるというメリットはありますが、数が多くなってくると手間がかかるのが難点です。
METHOD 4
ブラックリスト登録で同一人物からのコメントを削除する
スパムコメントが特定の人から送られてきているとわかった場合、同一人物からのコメントを削除する方法があります。

「設定」から「ディスカッション」の下部を確認すると、「コメント内で許可されないキーワード」という欄がある。
ここではコメントのなかに含まれる禁止キーワードだけでなく、URL・メールアドレス・IPアドレスなども指定可能。
ここで指定した内容が含まれるコメントは自動的にごみ箱に入るようになるため、確認の手間が省けます。
METHOD 5
リンク付きのスパムコメントを制限する
冒頭でも解説しましたが、スパムコメントは不正サイトへの誘導を目的に、URLを含めてコメントをするケースが多いです。
そのため、コメントにリンクがあるものは自動的にスパム扱いにできます。

「設定」から「ディスカッション」を選択すると、「コメントモデレーション」の欄がある。
ここではコメント内にいくつのリンクが含まれていたらスパム扱いにするかの設定が可能。
ただしここでは該当するコメントが「承認待ち」の状態になるため、自動でごみ箱に振りわけられるわけではありません。
デフォルトでは2個以上に設定されているため、状況に応じて変更してください。

これらの設定を行うだけでかなりのスパムコメント対策になりそうですね!
スパムコメント対策に使えるプラグイン3選
ここまで5つのスパムコメント対策をご紹介しましたが、いずれも十分な対策とはいえません。

より強固な設定を行いたい場合は、以下のプラグインを導入していきましょう!
PLUGIN 1
Invisible reCaptcha for WordPress

画像引用:Invisible reCaptcha for WordPress
「Invisible reCaptcha for WordPress」は、セキュリティ対策の基本であるreCAPTCHAの仕組みを導入したプラグインです。
従来のreCAPTCHAでは画像や文字を選択して、人間が操作しているかどうかを確認しています。
しかしこのプラグインではユーザーの行動を分析し、その行動が人間らしいものかボットによるものかを自動で判断します。
システムが怪しいと疑った場合のみ、追加の確認を求める画面が表示される仕組みです。
通常のユーザーであれば負担をかけることはないため、セキュリティを強化しながらもユーザー体験を損なわない点が魅力です。
PLUGIN 2
Akismet

画像引用:Akismet
「Akismet」はAutomattic社によって開発されたプラグインで、WordPressにデフォルトで入っています。
Akismetの主な目的は、Webサイトのスパムコメントを自動的に検出し、フィルタリングすることです。
コメントやトラックバックをリアルタイムで分析し、それらがスパムかどうかを判断します。
その際、Akismetの広範なデータベースと比較を行い、以前にスパムとしてマークされた特徴やパターンを基に判断を下しているのが特徴です。
スパムと識別されたコメントはレビューのために隔離されるか、自動的に削除されます。
プラグインをインストールしてAPIキーを入力するだけで、すぐにスパム防止の機能を利用できます。APIキーはAkismetのWebサイトで取得可能です。
PLUGIN 3
Throws SPAM Away

画像引用:Throws SPAM Away
「Throws SPAM Away」は、日本語のWordPressサイト向けに設計されたスパム対策プラグインです。
仕組みとしては、コメントに含まれる特定のキーワードやURLの数、または日本語が含まれていないコメントをフィルタリングすることで、スパムを検出します。
加えてこのプラグインはカスタマイズが可能で、スパムとして扱うキーワードのリストを自由に設定したり、キャプチャ課題の難易度を調整したりすることができます。
また、スパムと判断されたコメントは自動的にデータベースから削除されるか、レビューを待つことが基本です。
よくある質問
スパムコメントの目的は何ですか?
スパムコメントの主な目的は、Webサイトやブログへの不正なトラフィックを誘導したり、特定の製品やサービスの不適切な宣伝を行ったりすることです。
これにより、個人情報を抜き出されたり、マルウェアやフィッシングサイトへのリンクを拡散してしまい攻撃されたりといったトラブルに発展するケースが多いです。
スパムコメントは、受け取る側のWebサイトにとっては迷惑行為であり、サイトの信頼性の低下やユーザー体験の悪化を招く可能性があります。
スパム対策とは何ですか?
スパム対策とは、スパムコメントやメール、その他の不要なコンテンツを識別し、ブロックまたは削除するためのプロセスのことを指します。
スパム対策には以下のようなものがあります。
- キャプチャ
自動化されたスパムボットによる攻撃を防ぐための認証システム - フィルタリング
不適切な言葉や特定のキーワードを含むコメントを自動的にブロック - ブラックリスト化
スパムメールを送信するアドレスをブロックする - スパム防止プラグインやソフトウェアの使用
これらのスパム対策を行うことで、Webサイトやメールボックスを保護し、ユーザーに安全で快適な環境を提供することができます。
- キャプチャ
まとめ
Webサイトを運営する際はコメント機能での交流が欠かせませんが、実際にはスパムコメントも多く対策を講じることが基本となっています。
WordPressではコメントを制限する機能が標準で設けられているものの、本格的な対策のためにはプラグインの導入がおすすめです。
スパムコメントを放置してしまうと他のユーザーにも影響が出る可能性があるため、サイトを立ち上げた際は必ず対応してください。













