【2025年最新】PESOモデルとは?4つのメディアの役割や活用方法・成功事例を解説

現代のメディア戦略の基本として、PESOモデルがあることをご存知でしょうか?

PESO…?聞いたことない気がします…!

PESOモデルとは、SNSが発展してきたことが理由で登場したメディア戦略のことです!
SNSが発展してきたことが理由で、トリプルメディアに新たに「シェアードメディア」が加わり、PESOモデルと呼ばれるようになりました。
そこでこの記事では、PESOモデルの概要や、4つのメディアの役割、成功事例や取り組む際の注意点などを解説します。
この記事で学べること
- PESO(PESOモデル)の概要
- PESOへ変化した理由
- 4つのメディアの役割
- PESOモデルの成功事例・注意点
- 目次
PESO(PESOモデル)とは
PESO(PESOモデル)とは、トリプルメディアといわれるマーケティング戦略に、新たにシェアードメディアという4つ目のメディアを加えたものです。
- ペイドメディア(Paid Media)
- アーンドメディア(Earned Media)
- シェアードメディア(Shared Media)
- オウンドメディア(Owned Media)
各種メディアの頭文字を取って「PESO」と総称されます。
PESOモデルは、トリプルメディアよりも現代のWebマーケティングに合った戦略といえます。
トリプルメディアからPESOへ変化した理由
トリプルメディアからPESOへ変化した理由として、SNSの普及が挙げられます。
トリプルメディアでは、SNSや口コミサイトのほか、外部のメディアを使ったパブリシティ活動を「アーンドメディア」が担っていました。
しかし、現代ではSNSが広く普及し、SNSや口コミによる拡散力・集客力が重視されるようになりました。
「アーンドメディア」に複数の役割が集中しすぎたことから、新たに「シェアードメディア」を設け、ユーザーによる情報発信や拡散の要素を別にしたのです。

わかるような、わからないような…。

PESOモデルでは、アーンドメディアを「ユーザー視点」と「企業視点」に分けたと考えるとわかりやすいです!
PESOモデルにおけるアーンドメディアは、トリプルメディアと変わらず「第三者の力を借りた宣伝活動」です。しかし、「インフルエンサーのブログ」や「外部サイトに取材された記事」など、ある程度企業側が管理できるもののみが該当します。
それに対してシェアードメディアは、企業側でコントロールできないSNSが該当するのです。

なるほど!完全にユーザー視点のメディアを、シェアードメディアとして分けたってことですね!
PESOモデルの4つのメディアの役割と活用方法
こちらでは、PESOモデルの4つのメディアの役割や、活用方法を解説していきます。
ROLE & UTILIZATION 1
ペイドメディア(Paid Media)の役割
ペイドメディアは、企業が費用を払って広告を掲載してもらうメディアです。
Web広告・テレビ・ラジオ・新聞・雑誌といった媒体を利用した広告に加え、チラシやキャンペーンなどを取り入れたセールスプロモーションなどが該当します。
不特定多数の人にメッセージを届けられるため、既存顧客に購入してもらうことはもちろんのこと、新規顧客に興味・関心を持ってもらうことが役割です。
ROLE & UTILIZATION 2
アーンドメディア(Earned Media)の役割
先ほども解説したとおり、PESOモデルにおけるアーンドメディアは、広報やインフルエンサーによる情報発信での認知度・信頼度アップが役割です。
広報によって掲載された取材記事や、インフルエンサーのブログ記事・SNS投稿などが該当します。
第三者による情報発信のため、ユーザーからの信頼度が高い点が特徴です。
ROLE & UTILIZATION 3
シェアードメディア(Shared Media)の役割
シェアードメディアは、X(旧Twitter)、Instagram、Facebook、YouTubeなど、情報を共有することを目的としたメディアを指します。
PESOの4つのメディアで唯一、企業ではなくユーザーがコントロールしています。
シェアードメディアでユーザーに認知してもらい、情報を広く拡散してもらうことが役割です。
口コミなどで顧客の声を集められれば、効率的に集客をすることができます。
ROLE & UTILIZATION 4
オウンドメディア(Owned Media)の役割
オウンドメディアは、ホームページやブログ、パンフレットなど自社で開発・発信できるメディアのことで、ユーザーに商品やサービスを理解してもらうことが役割です。
自社が運営するメディアのため、発信する情報の制限がなく、かつタイミングも選ばずに運営できます。
そのためビジネスの基盤となることが多く、まずはWebサイトを構築するケースが多いです。
ユーザーが求めている情報を魅力的なコンテンツに仕上げて発信すれば、SEOを駆使した集客も狙えます。
PESOモデルの成功事例
PESOモデルの4つのメディアにおける成功事例を紹介します。
CASE 1
ペイドメディアの事例【Netflix】
Netflixはオリジナル作品のプロモーションはもちろん、自社をプロモーションするためにテレビCM・バナー広告・SNS広告・看板など、さまざまな形態の広告を活用しています。
これだけの広告を扱えるのは活動資金が豊富な大企業ならではといえますが、やはり認知度を上げるためには有効な手段です。
また、一度視聴したことがあるユーザーには、視聴した作品の傾向からターゲティングを行い、気に入りそうな作品を提示しています。
これによって視聴時間を延ばし、ファンの固定化につなげているのです。
CASE 2
アーンドメディアの事例【任天堂】
任天堂は数々の名作ゲームを開発・提供しているメーカーです。
幅広い年齢層のユーザーに愛され、十分な知名度を獲得している企業ですが、メディア報道や口コミでさらなる人気を得ています。
その例として、「ポケモンGO」が挙げられます。位置情報サービスと連携した新しいゲームを提供したことで、ユーザーのSNSだけでなくメディアでも急速に情報が拡散されました。
第三者であるメディアを活用した良い事例といえます。
CASE 3
シェアードメディアの事例【カルピス】
シェアードメディアをうまく取り入れた事例として、「カルピス」が挙げられます。
カルピスの公式SNSでは、自社製品を取り入れた料理やレシピを投稿し、製品の認知度を高める取り組みを行っています。
これらの投稿が拡散されるとユーザーも興味を持ちやすく、必然的に口コミも増えていきます。
SNSの気軽さや拡散力、顧客との交流をうまく取り入れた方法です。
CASE 4
オウンドメディアの事例【Red Bull】
エナジードリンクを開発・提供しているRed Bullは、オウンドメディアを活用して、スポーツやアスリート、音楽などのクリエイターに関するコンテンツを提供しています。
自社の商品の紹介はほとんど行わず、アスリートやクリエイターに焦点を合わせたコンテンツが特徴です。
これによって「スポーツ中にはRed Bull」「頑張りたいときにRed Bull」など、ユーザーのイメージを育てることにつながります。
ブランドのイメージに合ったコンテンツを自由に制作・提供できるのは、オウンドメディアならではの戦略です。
PESOモデルを取り入れるときの注意点
PESOモデルを取り入れる際は、以下の3点に注意しましょう。
CAUTION 1
Webサイトの立ち上げに時間がかかる
Webサイトは、立ち上げに時間がかかったり、専門知識が必要だったりする点がデメリットといえます。
オウンドメディアの立ち上げはもちろん、個人でビジネスを進めていく場合であっても、少なからず窓口としてのWebサイトが必要となってきます。
専門知識がないまま取り組むとサイトの質が劣ってしまうほか、委託する場合は費用がかかるなど、問題点となりやすいです。
CAUTION 2
想定していたユーザーに情報が届かない可能性がある
雑誌やテレビなどで広告を発信したとしても、ターゲットとして想定しているユーザーに届かない可能性があります。
もちろんビジネスはトライ&エラーではありますが、一度広告を打ってしまうと費用もかかるため、影響は大きいです。
そのため広告を使用する場合は、ターゲットについて十分把握しておく必要があります。
CAUTION 3
SNSで誤った情報が拡散される可能性がある
SNSや口コミなどは、どのタイミングでどんな内容が拡散されるか、企業側では予想がつかないものです。
誤った情報が拡散されてしまっては、収束するまでにかなりの手間と時間がかかってしまいます。
そのため発信する情報は十分に気を付けるほか、デマ情報が拡散されたときは「公式から発表」として慎重な対応が求められます。

先ほども解説したように、SNSは企業側がコントロールできないメディアです。それを念頭に活用するようにしましょう!
PESOモデルについてよくある質問
PESOモデルを提唱したのは誰ですか?
PESOモデルは、2014年にアメリカのジニ・ディートリッヒ(Gini Dietrich)が提唱しました。
PESOモデルはなぜ必要なのですか?
インターネットが普及する前は、テレビや新聞などでしか情報収集ができませんでした。
しかし、次第にネット環境やSNSが充実したことで、顧客と企業との距離が近くなってきたことが、ビジネスの仕組みを変えました。
さらにスマホが一般化したことで消費者の情報源も多様化しているため、PESOモデルのような複数のメディアを組み合わせた施策が必要となったのです。
まとめ
PESOモデルは、トリプルメディアの進化系ともいえるマーケティング戦略として位置づけられています。
SNSの普及によって顧客との接点も増え、ビジネスの仕組みそのものが変わりつつあります。そういった現代に対応したメディア戦略がPESOモデルなのです。
もちろん今後も基本が変わってくる可能性は大いにありますが、集客やセールスの軸として、PESOモデルを取り入れていきましょう。













