CTRとは?高いほうがいいの?目安や上げるコツを解説

CTRとは?高いほうがいいの?目安や上げるコツを解説

CTRとは?高いほうがいいの?目安や上げるコツを解説

Web担当者であれば、CTRを知っておく必要があります。

CTRはクリック率のことですね!

そうです!インターネット広告やSEO関連の業務に携わる方は、ぜひ詳細まで知っておきましょう。

CTRを改善すると、広告やWebページへのアクセスを効率よく促すことができます。

しかし「CTRって何?どうやって計算するの?」「どのくらいの数値を目指せばいいの?」「どうすればCTRを高められるのか知りたい!」とお考えの方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、CTRの概要や計算方法、数値の目安や高めるコツを紹介します。

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この記事で学べること


  • CTRの概要や計算方法
  • SEO・広告のCTRの目安
  • CTRを上げる7つのコツ
目次

CTRとは?

CTR(Click Through Rate)とは、クリック率とも呼ばれ、表示された回数のうち、実際にユーザーがクリックをしてコンテンツにアクセスした回数をパーセンテージで表したものです。

CTRは、以下の式で計算されます。

CTR(%)= クリック数 ÷ インプレッション数(広告の表示回数)× 100

例えば、広告が1,000回表示されて、そのうち50回クリックされたとします。その場合、CTRは「50÷1,000×100=5(%)」です。

CTRは、広告効果を測る指標の一つとして用いられています。

CTRは高いほうがいい?

結論から言うと、CTRは高いほうがいいです。

CTRが高いということは、検索結果や広告の表示回数に対し、ユーザーが反応した確率が高いことを意味します。つまり、CTRが高いほど効率よくアクセスを集められるのです。

たとえば、インプレッション数が100回の広告に対し、CTRが5%だと、5人しか広告をクリックしていないことになります。しかし、CTRが20%に上がれば、100回のインプレッションに対して20人が広告をクリックすることになるのです。

このように、CTRが高いほどユーザーのクリック・アクセスを効率よく促せる広告といえるため、数値が高いほどよいと考えられています。

なお、CTRは業界ごとの平均数値が公表されています。公表されている数値を比較すれば、自社の広告効果の良し悪しを判断できるでしょう。

次の章では、CTRの目安を紹介します。

CTRの目安

CTRは、業界ごとに平均の数値があります!

こちらでは、SEO・リスティング広告・ディスプレイ広告におけるCTRの目安を紹介します。

SEOのCTR目安

SEOの場合、検索順位によってCTRの数値が変化します。検索順位が上位であるほどユーザーの目に触れやすく、クリックされる可能性が高まるでしょう。

反対に、検索順位が下位だとインプレッション数もクリック数も伸びにくくなり、ある一定のところからは数値が横ばいになります。

CTRを高めたいなら、SEOを施して上位表示を狙うのが最適です。

なお、検索順位ごとの平均CTRの数値は以下のとおりです。

検索順位日本の平均CTR
113.94%
27.52%
34.68%
43.91%
52.98%
62.42%
72.06%
81.78%
91.46%
101.32%
111.03%
121.00%
131.07%
141.34%
151.65%
162.19%
172.54%
182.83%
192.91%
202.85%
※数値引用:CTR Research Study:The Largest Ever for SEO

リスティング広告のCTR目安

リスティング広告は、検索結果の上部に表示される広告のことです。掲載順位が高いほど検索結果でも上位に表示されます。SEOと同様、掲載順位が高く、ユーザーの目につきやすい場所ほどCTRが高くなる傾向があります。

なお、広告の出し方やWebサイトの内容などによってCTRが左右されるため、一概に平均や目安を示しにくいです。ただ、業界ごとの平均CTRは確認できるため、こちらの数値を一つの目安にするとよいでしょう。

業界ごとの平均CTRは、以下のとおりです。

業界Google(デスクトップ)
リスティング広告
Advocacy(権利擁護)4.41%
Auto(自動車)4.00%
BtoB2.41%
Consumer Services(消費者サービス)2.41%
Dating & Personals(出会い)6.05%
E-Commerce(EC市場)2.69%
Edition(教育)3.78%
Employment Services(雇用サービス)2.42%
Finance & Insurance(金融・保険)2.91%
Health & Medica(健康・医療)3.27%
Home Goods(家庭用品)2.44%
Industrial Services(産業サービス)2.61%
Legal(法律)2.93%
Real Estate(不動産)3.71%
Technology(技術)2.09%
Travel & Hospitality(旅行・観光)4.68%
※数値引用:Google Ads Benchmarks for YOUR Industry[Updated!
業種Google(スマホ)
リスティング広告
Arts & Entertainment(芸術・エンターテイメント)5.01%
Automotive Service & Repair(自動車サービス・修理)3.76%
Business Services(ビジネスサービス)3.60%
Computers & Electronics(コンピュータ・電子機器)3.70%
Construction(建設)3.52%
Consulting(コンサルティング)3.99%
Education(教育)4.45%
Finance(ファイナンス)4.57%
Hair Salons(ヘアサロン)5.00%
Healthcare(健康管理)3.79%
Home & Garden(ホームガーデン)3.50%
Internet & Telecom(インターネット・通信)3.05%
Law/Legal(法律)3.48%
Manufacturing(製造業)4.13%
Non-profits(非営利団体)4.09%
Retail(小売)4.25%
Transportation(交通機関)4.54%
Travel & Hospitality(旅行・観光)5.36%
※数値引用:Google Ads Mobile benchmarks for YOUR Industry

ディスプレイ広告のCTR目安

ディスプレイ広告のCTRは、どの業界であってもリスティング広告に比べて低くなります。

また、リスティング広告と同様、平均や目安がどれくらいかは一概にいえませんが、業界ごとの平均CTRは確認できます。

業界ごとの平均CTRは、以下のとおりです。

業界Google(デスクトップ)
ディスプレイ広告
Advocacy(権利擁護)0.59%
Auto(自動)0.60%
BtoB0.46%
Consumer Services(消費者サービス)0.51%
Dating & Personals(出会い)0.72%
E-Commerce(EC市場)0.51%
Edition(教育)0.53%
Employment Services(雇用サービス)0.59%
Finance & Insurance(金融・保険)0.52%
Health & Medica(健康・医療)0.59%
Home Goods(家庭用品)0.49%
Industrial Services(産業サービス)0.50%
Legal(法律)0.59%
Real Estate(不動産)1.08%
Technology(技術)0.39%
Travel & Hospitality(旅行・観光)0.47%
※数値引用:Google Ads Benchmarks for YOUR Industry[Updated!
業種Google(スマホ)
ディスプレイ広告
Arts & Entertainment(芸術・エンターテイメント)0.84%
Automotive Service & Repair(自動車サービス・修理)0.36%
Business Services(ビジネスサービス)0.55%
Computers & Electronics(コンピュータ・電子機器)0.60%
Construction(建設)0.50%
Consulting(コンサルティング)0.54%
Education(教育)0.50%
Finance(ファイナンス)0.53%
Hair Salons(ヘアサロン)0.93%
Healthcare(健康管理)0.51%
Home & Garden(ホームガーデン)0.76%
Internet & Telecom(インターネット・通信)0.57%
Law/Legal(法律)0.64%
Manufacturing(製造業)0.53%
Non-profits(非営利団体)0.70%
Retail(小売)0.57%
Transportation(交通機関)0.59%
Travel & Hospitality(旅行と観光)0.61%
※数値引用:Google Ads Mobile benchmarks for YOUR Industry

CTRを上げるコツ7選

CTRを上げるためには、キーワードやターゲットの設定をはじめとした「意識すべきポイント」が複数あります。

こちらでは、CTRを上げるコツを紹介するので、ぜひ実践してみてください。

TRICK 1
適切なキーワード設定

CTRを上げるには、適切なキーワード設定が重要です。キーワード設定で特に押さえておきたいポイントとして、以下の3つがあります。

  • ターゲット層に適しているか
  • 自社の提供する商品やサービスの内容と一致しているか
  • ランディングページの内容とズレていないか

上記ポイントに沿ったキーワードを選んでいない場合、広告が表示されてもクリックされにくくなります。

極端な例ですが、肌荒れしやすい女性に向けた化粧水を販売するのに対して、しわやたるみに悩んでいる方が検索するキーワードを設定してしまうと、ユーザーは興味を持ってくれません。万が一クリックしても、商品の購入にはつながらないでしょう。

このように、キーワード設定が適切でないとCTRが上がらないため、自社のターゲット層や提供商品、ランディングページ内容と一致しているかを必ず確認してください。

なお、広告の場合は広告画面設定と広告テキストに、SEOの場合は記事タイトルやコンテンツ内にキーワードを盛り込みましょう。

TRICK 2
適切なターゲット設定

広告を表示するターゲットの設定も、CTRを上げるために重要です。

広告では、地域や年齢、性別などの細かいターゲティング設定ができます。自社商品・サービスのターゲット層にリーチするように設定してください。

例えば、男性向け商品の広告が女性に表示されるような設定になっていると、検索ユーザーは「自分には関係ないものだ」と判断するため、CTRは低下します。また、特定の地域でのみサービスを提供している企業が、対象地域外で広告を配信してしまうと、ユーザーはサービスを受けられないと判断し、クリックされにくくなるでしょう。

このように、ターゲットの設定が適切でないと、どうしてもCTRが上がりません。

自社商品・サービスに対して関心の高いユーザーに広告が表示されるように設定を行えば、CTRの向上が期待できるでしょう。

TRICK 3
ユーザーに合った訴求

CTRを高めたいなら、ユーザーに合った訴求を意識しましょう。適切な訴求ポイントは、ターゲットによって変わってきます。

たとえば、自宅で顔のお手入れをしたい場合は、美顔器などの商品をアピールする広告が適しています。一方、プロの施術を受けたい方にはサロンでのサービスをアピールするのがよいでしょう。

また、今まで美顔器などの美容機器を購入したことのないユーザーなら、「本当にこの商品でいいのだろうか」「失敗したらどうしよう」といった不安を抱えていることが多いです。

反対に、何かしらの美容機器の購入経験がある場合は、「以前購入して自分には合わなかったが、今回は大丈夫だろうか」などの不満を抱えている可能性があります。

ユーザーによって求める情報や不安、不満などは異なりますよね。

それぞれの不安や不満を取り除いたり、購入を決断できる訴求をしたりすることが、CTRを高めることにつながります!

なお、ユーザーのニーズや不安、不満などを知るためには、アンケート調査をしたり、Yahoo!知恵袋をはじめとしたQ&Aサイトを活用したりするのがおすすめです。

TRICK 4
数値や実績の提示

数値や実績を提示してユーザーの興味・関心をひくことも、CTRを高めるのに効果的です。

たとえば、顧客満足度やリピート率、購入実績などを広告テキストに含めると、ユーザーからの信頼度が増します。何かしらの受賞歴があれば、それをアピールすることもできます。

なお、数値を打ち出す際は、できるだけ具体的に提示するのがおすすめです。

「90%以上」ではなく「95.7%」とリアルな数値を出すほうが、ユーザーが納得しやすく、より興味をひきやすくなるでしょう。

TRICK 5
広告表示オプションの追加

広告の場合、「広告表示オプション」を利用できます。

たとえば、広告のテキストだけでなく、サービスの料金体系を表示したり、住所や電話番号などの店舗情報を載せたりすることが可能です。

オプションを適切に使うと、ユーザーの目に留まりやすくなったり、テキスト内に収まらない情報を伝えられたりするため、CTRの向上につながりやすくなるでしょう。

TRICK 6
検索クエリとランディングページ内容の一致

検索クエリとは簡単にいうと、検索キーワードのことです。

ユーザーが検索時に入力する言葉、もしくは文章を指します。ランディングページはクリック後に閲覧するページのため、CTRと関係はないと考える方も多いです。

しかし、検索クエリとランディングページの内容に差があると、ユーザーは自分が求めている内容と異なると判断し、離脱しやすくなります。離脱が多い広告やコンテンツは質が低いと判断され、表示回数が減ったり検索順位が低下したりするため、結果としてCTRが下がることにつながるのです。

したがって、検索クエリとランディングページの内容は一致させるように意識してください。なお、CTRを高める目的は、商品の購入やお問い合わせといったアクションにつなげることです。

検索クエリとランディングページの内容が不一致だと、本来の目的を達成しにくくなると覚えておきましょう。

TRICK 7
購入の決め手となる要素の明確化

CTRを向上させるためには、購入の決め手となる要素(購買決定要因)を明確にすることが重要です。購買決定要因とは、ユーザーが商品やサービスを購入する際に重視するポイントのことを指します。

たとえば、ランニングシューズの場合、機能性やメーカー、価格など、ターゲットによって購入時に重視するポイントはさまざまです。

自社商品・サービスのターゲットが購入の決め手とする要素を広告や商品ページで示せば、ユーザーの購入意欲を刺激できるため、結果としてCTRの向上につながるといえます。

なお、考えられる購買決定要因は複数あります。店舗で購入したい人は住所や地域、インターネットで購入したい人は送料や最短発送日などを気にするでしょう。

ユーザーの購買決定要因になる可能性があるものをリストアップして、優先順位をつけたうえで広告やコンテンツに盛り込むのがおすすめです。

まとめ

CTRとは、広告や検索結果の表示回数(インプレッション数)のうち、実際にユーザーがクリックした回数をパーセンテージで表したものです。CTRが高いほうが効率よくアクセスを集められます。

そのため、CTRを定期的にチェックして、数値の改善を図ることが重要です。

この記事では、CTRの概要や、向上させるためのコツを紹介しました。

インターネット広告やSEO関連の業務でCTRに関してお悩みでしたら、ぜひこの記事を参考に対応してみてください。

この記事を書いた人

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SEO Writer / SEOタイムズ編集部

SEOタイムズ編集部は、最新のSEOを軸にWebマーケティング全般を横断するプロフェッショナル集団です。チーム内には、検索アルゴリズムの研究者、エンジニア、生成AI・LLMOの利活用を研究するデータサイエンティスト、そしてGoogle 検索品質評価ガイドラインを深掘りしてきた専任リサーチャーが在籍。

これまでに累計 3,000本を超えるSEO記事を制作し、膨大な順位データを活かしたソリューションを提供してきました。上位表示の成功、失敗パターンを学び、CTR・CVR などの実測値と自社ツールから得られた独自ナレッジを日々アップデートしています。

【ミッション】
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