UGCはSEO効果がある?基本から活用法までわかりやすく解説

「UGCって具体的に何のことかよくわからない」
「UGCが本当にSEOに効果があるのか気になる」
「UGCを増やすにはどうすればいいのか知りたい」
こんなふうに感じたことはありませんか?
UGC(ユーザー生成コンテンツ)は、ユーザーによるレビューやSNS投稿などを指し、検索エンジンがコンテンツの信頼性や鮮度を判断する際の要素として活用されています。
本記事では、UGCについて以下の内容をわかりやすく解説します。
- UGC(ユーザー生成コンテンツ)とは何か
- UGCがSEOに与える影響
- UGCを増やすための具体的な方法
この記事を読むことでUGCの仕組みとSEOとの関係を正しく理解し、サイト運営に効果的に取り入れることができます。UGCをSEOに活かしたい方は、ぜひ参考にしてください。
UGC(ユーザー生成コンテンツ)とは?

UGCって初めて聞きました…。

簡単にいうと、ユーザーが自分の体験や感想を発信したコンテンツのことです。
UGC(User Generated Content)とは、企業ではなく一般ユーザーによって投稿されたコンテンツのことです。日本語では「ユーザー生成コンテンツ」と呼ばれています。
以下のようなものがUGCに該当します。
- SNSに投稿された商品やサービスに対するレビュー
- ポータルサイトへの投稿
- 通販サイトの商品レビュー
- 個人ブログに掲載された商品やサービスに関する記事
企業が発信する広告と比べて実際に商品を使った人の声はリアルな情報として受け止められやすく、購買判断に大きな影響を与えることが注目されている理由です。
多くの企業がマーケティング施策としてUGCを活用しており、公式サイトやECサイトでユーザーの投稿写真を掲載したり、SNS上でハッシュタグキャンペーンを実施してUGCの創出を促したりしています。

普段何気なくSNSに投稿しているポストや投稿が、UGCになっているってことですね!
UGC(ユーザー生成コンテンツ)がSEOに効果がある理由

UGCってSEOと関係あるのですか?

はい、あります。ユーザーが投稿するコンテンツが、検索エンジンの評価を高める要素になるんです。
UGCがSEOに効果がある理由は、検索エンジンが評価する複数の要素にポジティブな影響を与えるからです。
ユーザーが投稿したレビューや口コミは、サイト上のコンテンツ量を自然に増やしてくれます。検索エンジンは更新されているサイトを評価する傾向があるため、UGCによってコンテンツが継続的に追加されることはSEOに効果的です。
また、UGCには実際のユーザーが検索しそうなキーワードが自然に含まれることが多いという特徴があります。これは、検索クエリと一致しやすいということです。
UGCが充実しているサイトではユーザーの滞在時間が長くなる傾向もあり、複数の面からSEOに影響を与えています。
UGCとIGC・CGMの違いは?

UGCと似た言葉に「IGC」と「CGM」がありますが、違いがよくわかりません…。

どれもユーザーが発信する情報に関連していますが、視点が少し違います。
UGCと似た用語として、IGC(Influencer Generated Content)やCGM(Consumer Generated Media)があります。
いずれもユーザー主体の情報発信に関連する言葉ですが、それぞれ指す対象や意味合いが違います。
IGCは、インフルエンサーが作成したコンテンツを指します。UGCが一般ユーザーによる投稿全般を指すのに対し、IGCはフォロワー数が多く影響力のあるインフルエンサーが発信するコンテンツに限定されたものです。
CGMは、UGCが投稿されるプラットフォーム全体を意味する用語です。
| 用語 | 意味 | 発信者 | 具体例 |
|---|---|---|---|
| UGC | ユーザー生成コンテンツ | 一般ユーザー | SNSの投稿、商品レビュー、写真・動画 |
| IGC | インフルエンサー生成コンテンツ | インフルエンサー | インフルエンサーのPR投稿、タイアップコンテンツ |
| CGM | 消費者生成メディア | 消費者全般 | 口コミサイト、レビューサイト、Q&Aサイト |
UGCは「誰が発信するか」、IGCは「どんな立場の人が発信するか」、CGMは「どこに発信されるか」という視点の違いがあります。
UGC(ユーザー生成コンテンツ)を増やす方法

UGCについて理解できました。では、実際に増やすにはどんな方法があるのでしょうか?

UGCを増やす方法はたくさんありますが、ここでは代表的な方法を説明します!
UGCはユーザーの自発的な投稿によって生まれるため、企業側が直接コントロールすることはできません。そのため、「投稿したくなるきっかけ」や「参加しやすい環境」を作る必要があります。
UGCを効果的に増やす方法としては、以下のような施策があります。
それぞれの方法を、詳しく見ていきましょう。
キャンペーンを実施する
商品やサービスに関するキャンペーンを実施することは、UGCを増やす代表的な方法です。
ユーザーが「参加したい」と思えるキャンペーンを企画することで、UGCを増やせます。参加条件がシンプルで、メリットが明確なキャンペーンほど効果的です。
InstagramやX(旧Twitter)を活用したハッシュタグキャンペーンは、多くの企業で実施されています。「レビューをしてくれた人にプレゼント」「ハッシュタグをつけた投稿から抽選で商品をプレゼント」といった施策が一般的です。
「投稿のしやすさ」「参加の手軽さ」「拡散性の高さ」を意識した設計にする必要があります。

キャンペーンは、新商品の発売や新店舗のオープンなど、特別な時に行うのがおすすめです!
SNSを積極的に活用する
UGCを増やすには、SNSの活用が欠かせません。
自社のアカウントでPRするだけでなく、ユーザーの投稿を拡散したり、コメントで反応したりすることで、ユーザーとの接点を増やせます。
また、SNSはその匿名性から、口コミやレビューが入手しやすい点が特徴です。キャンペーンやイベントもSNSを通して行うことで、より多くのUGCが生まれやすくなります。
インフルエンサーに依頼する
予算に余裕がある企業は、インフルエンサーへの依頼もおすすめです。
フォロワーが多いインフルエンサーに自社の商品やサービスを紹介してもらうことで、そのファンが商品やサービスに興味を持ち、短時間で多くのUGC獲得につながります。
インフルエンサーマーケティングの強みは、信頼性の高さと拡散力です。インフルエンサーが紹介した投稿をきっかけにファンが自発的に体験をシェアするケースは多く、間接的に多くのUGCを生み出す効果があります。
UGC(ユーザー生成コンテンツ)を活用する4つのメリット
UGCをマーケティングに活用することで、以下のようなメリットを得られます。
それぞれ詳しくみていきましょう。
間接的なSEO効果がある
UGCの活用はSEO対策に直接的な影響はありません。
しかし、昨今のSEO対策ではユーザーの口コミやレビューも上位表示に大きく関わってきます。また、サイトの評価には外部リンク(被リンク)も影響してくるため、UGCで良質な外部リンクを獲得できれば、結果的にSEOへプラスの影響があります。
コンテンツの制作コストを抑えられる
UGCを活用することで、コンテンツ作成のコスト(時間・費用)を抑えられる点は大きなメリットです。
自社で新規のコンテンツを作成しようとすると、制作に伴う費用はもちろん時間もかかってしまいます。しかし、UGCであれば自社で作る必要がないため、コストを大幅に削減できます。
ユーザー目線のコンテンツができる
企業側で作成するコンテンツは、その商品やサービスのメリットのみを記載している場合が多いです。
ユーザーもその点を理解しており、企業側で作成されたコンテンツを全て鵜呑みにすることはないでしょう。
その点UGCは、ユーザー自身の体験談や経験にもとづいて作成されているため、より身近な声として聞くことができます。
実際に商品やサービスを体験したことがある人のリアルな情報は、ユーザーにとって信憑性の高い情報です。同じユーザー目線の意見として、信頼できるコンテンツという印象になります。UGCを活用することで、ユーザーの購買行動へと移行する大きな流れが期待できるでしょう。
自社商材やサービスの改善になる
UGCは冒頭でも解説したとおり、一般ユーザーが生成したコンテンツです。
自社の商品やサービスを使った上で書き込まれた内容ですので、自社の商品・サービスに関して企業が気付かなかった情報を得ることができます。
ユーザーが商品・サービスのどこが良いと思っているのか理解できるほか、悪い意見があれば改善につなげられます。
また、UGCは複数のユーザーによって作成されるため、さまざまな目線の意見を獲得でき、新たな自社商品やサービスのアイデアにもなるでしょう。
UGC(ユーザー生成コンテンツ)の2つのデメリット

UGCってメリットばかりに感じますが、注意点もあるんですか?

はい、注意すべき点もあります。活用するには、リスクもきちんと理解しておく必要があります。
UGCは効果的なマーケティング手法ですが、運用にあたってはいくつかの注意点もあります。
代表的なデメリットは、次の2点です。
投稿内容の正確性が担保できない
UGCのデメリットの一つは、投稿内容の正確性を企業側でコントロールできない点です。
ユーザーは自分の利用状況や価値観に基づいて投稿するため、必ずしも客観的な情報とは限りません。使い方を間違えたまま「使いにくい」と投稿されたり、個人の好みによって評価が分かれたりすることもあります。
また、UGCは不満やネガティブな体験の方が共有されやすい傾向があり、悪印象が目立ってしまうケースも多いです。
企業側で投稿内容を完全にコントロールすることはできませんが、定期的なモニタリングやガイドラインの整備である程度リスクを抑えられます。
権利侵害にあたるケースがある
UGCはユーザーに著作権があるため、無断で使用すると著作権侵害に該当します。
自社のサイトやSNS、広告などでUGCを使用する際には、必ず投稿者に許可を取る必要があります。「公開されている投稿だから使っても問題ない」と考えるのは誤りです。
ユーザーの顔が映った画像をそのまま使ってしまうと肖像権侵害にあたるおそれもあります。SNSの投稿は手軽にシェアできる一方で、権利の所在が軽視されやすいため注意が必要です。
UGCを活用する際は、利用規約で使用の許諾を得る仕組みを作ったり、個別に許可を取ったりするなど、適切な対応を心がけましょう。
UGCに関するよくある質問
UGCとは何ですか?
UGCとは、企業ではなく一般ユーザーが作成・投稿したコンテンツのことです。SNSでの商品レビューや使用感の投稿、写真・動画など、ユーザー自身が発信する情報全般を指します。
UGCにSEO効果はありますか?
はい、あります。UGCは検索エンジンが評価する要素にプラスの影響を与えるため、SEO効果が期待できます。ユーザーが投稿するコンテンツによってサイトの情報量が増え、自然なキーワードが含まれることで検索流入が見込めます。
UGCを増やすにはどうすればいいですか?
ハッシュタグキャンペーンや投稿コンテストなど、ユーザーが参加したくなる施策を実施することが効果的です。
投稿のハードルを下げ、ユーザーにとって「参加したくなるきっかけ」をつくることがポイントです。
ネガティブなUGCが投稿された場合の対処法はありますか?
事実に基づいて冷静に対応し、誤解がある場合は丁寧に説明を行いましょう。削除を求めたり無視したりするのは逆効果になるため、真摯な姿勢で向き合うことが信頼性の向上につながります。
まとめ
ユーザーの口コミやレビューといったUGCは、SEOにもプラスの影響を与えます。
効果的に活用できれば、集客にも良い影響があるはずです。
ただし、その反面デメリットもあるため、しっかり理解した上で活用するようにしましょう。
UGCを増やすことは簡単ではありませんが、「ユーザーがシェアしたくなる体験を演出する」ことを意識してさまざまな施策を行ってください。












