EC運営者必見!商品ページのSEO対策13選とキーワードの分析法を解説

EC運営者必見!商品ページのSEO対策13選とキーワードの分析法を解説

EC運営者必見!商品ページのSEO対策13選とキーワードの分析法を解説

「ECサイトでもSEO対策をするべきなのか」
「商品ページではどのようなSEO対策ができるのか」
「商品ページで使うべきキーワードがわからない」

ECサイトの商品ページでできるSEO対策に興味を持ったあなたに、下記のような項目をわかりやすく解説します。

  • 何を、意識してキーワードを選定していくのか?
  • どうやって、利便性を高める商品ページにしていくのか?
  • どのような、SEO対策をすると集客効果が見込めるのか?

この記事を読めば「検索にヒットしやすいキーワードの選定方法」と「商品ページでできる13のSEO対策」がわかります。

目次

ECサイトでもSEO対策をやるべき理由

近年では、個人でECサイトを立ち上げる方も多く見られます。

ビジネスではなく趣味の範疇で販売している方もいますが、基本的には広告で宣伝する予算はないものとみて良いでしょう。その場合、既存のSNSで拡散をする以外に効率的な集客方法がありません。

ただし、上級者向けのSEO分析ツールを使わない限りは、基本的に時間をかけるだけで集客の可能性が広がるのがSEOです。

ターゲットに知ってもらい継続的な売上に繋げるためにも、SEO対策は行うべきといえます。

また、SEO対策の考え方が一般化してきたことにより、多くのネットショップ開設サービスでもSEO対策機能が標準搭載されることが増えました。

これによって競争も激しくなっているので、今やSEO対策をすることが普通になっていると考えて良いくらいですね。

なかでもShopifyはSEO対策機能が非常に豊富です。活発なECサイトを作りたい方は必見です。

評価されやすいECサイトの構造

ディレクトリ構造がわかりやすいECサイトを構築する

ディレクトリ構造とは

ECサイトのページやコンテンツがどのように整理され、階層化されているかを示す構造

簡単に言えば、ECサイト内のコンテンツがどのように配置されているかを表す「フォルダツリー」のようなものを指します。

ディレクトリ構造が整っていると、ユーザーがECサイト内を巡回しやすくなり、必要な情報や商品に素早くアクセスできます。

これはユーザーエクスペリエンス(UX)の向上に繋がるだけでなく、検索エンジンのクローラー(ボット)によるインデックスのしやすさにも好影響を与えるものです。

正しくECサイトの構造をスキャンされないとコンテンツのSEO対策をする意味が薄まってしまうので、土台から万全に整えておきましょう。

商品ジャンルが増えても対応しやすい設計と分類にする

ECサイトを初めて設計する方は、少ない商品数から販売していくことが多いでしょう。

しかし、長期間運営するなかで新しいジャンルの商品を販売することも考えられるので、そのためにも拡張性のあるECサイト構造にしておくべきです。

専門的に言えば、サブディレクトリを設定するだけで対応できるようにしておくのが望ましいです。

むやみに分類を増やし、特定の経路で進まないとアクセスできないようなページ設計にはしないように、ということですね!

イメージしづらい場合は、一度紙に書き起こして階層構造を整理すると良いですよ。

ECサイトのSEO対策はキーワード選びが重要

HINT 1
どのようなクエリに対応できる商品を扱っているのか理解する

具体的にキーワードを調査していく前に、まずは自身が扱っている商品がどのような欲求(クエリ)を満たせるものなのかを把握していきましょう。

難しく聞こえるかもしれませんが、考え方はシンプルで問題ありません。

「部屋におしゃれな絵を飾りたい」
「アウトドアでどんな環境でも快適に歩ける靴が欲しい」
「少し買い物に行くときに使える万能なトートバックが欲しい」

このように「販売している商品がどのような人の手に渡ってほしいか」をイメージしていけば、ニーズや具体的なキーワードが見えてきます。

いわゆる「ペルソナ」や「顕在ニーズ」が明確になるほど、その人がどのようなキーワードを使って検索してくるかを推測しやすくなるのです。

HINT 2
検索ボリュームの多いキーワードをツールで調査する

ペルソナやニーズが具体的に見えてきたら、検索時に使用するであろうキーワードの検索ボリュームを見ていきましょう。

月間検索ボリューム数が多ければそのぶん需要があることを意味しますが、それ以上に大切なのは「ターゲットが検索するキーワードと表記を統一すること」です。

例えば・・・

自分で描いた絵画を販売するとします。

このときに「絵画」の検索キーワードではボリュームが少なかったものの、「イラスト」の場合は多かったというケースです。

専門的には、芸術的観点で仕上げたものを「絵画」、自己表現を含まず対象物をデフォルメして描いたものを「イラスト(絵)」と表現します。

しかし、すべての検索者がこの違いを理解して使い分けていることはありません。

つまり「これは絵画だからイラストとは言わない」と断定してしまい、ヒット数の減少に至ってしまってはロスが多いということです。

誤った認識でキーワードを使い販売することは望ましくはありませんが、SEO対策においては重要な視点です。

表記にこだわりたい場合は、両方のキーワードに対応したり、ブログ機能を使ってその違いを説明したりするのがおすすめです。

HINT 3
大手ネットショップのサジェストからキーワードを調査する

軸となるキーワードを確定できたら、楽天市場やAmazonなどの大手ECサイトにある検索窓に対象キーワードを入れてみましょう。

大手ネットショップのサジェストからキーワードを調査する
画像引用:楽天市場

【 例 】楽天市場

スニーカー」と検索してみると、「レディース」「メンズ」「ニューバランス」など多くのサジェストキーワードが出現します。

このサジェストキーワードは、軸となる「スニーカー」に対してよく組み合わせて使われるキーワード(共起語)のうち、検索数が多いものを意味します。

つまり商品を検索する際に大まかに絞っていくキーワードとなりやすいので、具体的にどんな単語が使用されているかをここから学んでください。

また競合を避けるために、あえて検索数が少ないキーワードを使う戦略もあります。

この点はブランドの認知度も判断材料になってくるので一概に言えませんが、まずは基本のキーワードから対策していくといいでしょう。

商品をカテゴリで分けるときも、大手ECサイトを参考にするべきですね!

ECサイトの商品ページでやるべきSEO対策13選

ECサイトの商品ページで取り組むべきSEO対策は、以下の13個です。

  • 商品数を増やす
  • わかりやすいカテゴリで分類する
  • 目を引く画像を多く用意する
  • 画像を軽量化して表示速度を速める
  • 検索されやすいキーワードで商品名を設定する
  • メタディスクリプションを設定する
  • 商品に関連するURLを独自に設定する
  • 商品紹介欄を充実させる
  • 関連する商品を表示させる
  • 「お気に入り登録」や「Amazon Pay」の機能を盛り込む
  • レビューや販売数を記載して信憑性を集める
  • SNSで拡散し直接顧客にアプローチする
  • 付随するブログ機能で商品やブランドをアピールする

SEO MEASURES 1
商品数を増やす

SEOで上位表示されるためには、ある程度コンテンツの量が充実していないといけません。

これは一般的なWebサイトと同様に、定期的に情報が更新され内容が充実していなければ、クローラーがなかなか巡回しないからです。

そのため数点しか商品を扱っていないECサイトだと、どれだけ商品ページでSEO対策をしたとしてもなかなか効果は出ないでしょう。

何点商品ページを設ければ反映されるかという基準はないけど、2~3点では難しい」ということですね。

どうしても商品数が用意できない場合は、後述するブログ機能などを使って対応するのも方法のひとつです。

SEO MEASURES 2
わかりやすいカテゴリで分類する

商品を販売する際は、誰もがわかりやすいジャンルで分類しておくことをおすすめします。

商品数が数点しかない場合は対応する必要はありませんが、ある程度の商品数を公開している場合は分けていくべきでしょう。

意識することとしては、ユーザーが直感的に理解できるような分類にすることです。

一般的な名称やカテゴリを使用して、初めて訪れたユーザーでも簡単に目的の商品を見つけられるようにしてください。

カテゴリの階層構造を統一し、どのカテゴリでも同様の操作で商品を見つけられるようにします。

もちろん、商品ページのタイトルにも一貫した名称で記載することが大切です。

また季節やイベント(クリスマスやバレンタインなど)に合わせたカテゴリを一時的に設けることで、ユーザーの興味を引くこともできるでしょう。

SEO MEASURES 3
目を引く画像を多く用意する

Amazonや楽天市場を見ても一目瞭然ですが、商品ページは画像の質が非常に重要です。

どれだけキーワード対策をして文章でアピールしようとしても、最初に目につくのはサムネイル画像です。

白い背景でわかりやすく商品を撮影するのが基本ですが、服であれば着たイメージを、雑貨なら似合う部屋に置いたイメージを撮影するようにしましょう。

画像で注目されなくてはクリックされることもなく、当然売上にも繋がりにくいですよね。

SEOの観点で言うと、オリジナル画像を使用していると評価が高まる傾向にあります。

SEO MEASURES 4
画像を軽量化して表示速度を速める

前述のとおりECサイトは多く画像を使用することになるので、データ容量が大きくなりがちです。

しかし画像の枚数を減らすわけにはいかないため、使用するものはすべて軽量化をすることをおすすめします。

軽量化とは、画像の品質や解像度を保ちながらファイルサイズをできる限り削減することです。

画像ファイルが軽量化されると商品ページの読み込み時間が短くなるため、ユーザーエクスペリエンスが向上するだけでなく、直帰率の低下が期待できます。

GoogleもSEOの評価基準として表示速度を上げているので、商品ページでは必須の対応と考えましょう。

SEO MEASURES 5
検索されやすいキーワードで商品名を設定する

前項でのキーワード調査をもとに、検索されやすいキーワードを商品名に含めて設定していきます。

カテゴリで分類している場合は、その名称も含めるといいでしょう。

商品名を付けるコツ

  • できるだけ専門的な用語を使わない
  • 必要な情報を簡潔にまとめる

Amazonなどで販売されている商品名を見ると、名称や型番、サイズなどが羅列されているだけのケースも多く見られます。

ハンドメイド商品などの場合でも、あまり凝ったものは付けず、一般名称で伝わりやすいものにすることが大切です。

また、このときに商品名や該当のキーワードで2~3個程度タグを付けておくといいでしょう。

近年ではタグを設定しすぎるとスパム扱いされる可能性が高いので効果は低いですが、できる対策は行う意識で対応してください。

SEO MEASURES 6
メタディスクリプションを設定する

商品ページが検索結果に表示されたときのために、メタディスクリプションも設定しておくようにしましょう。

ここで記載する内容は、後述する「商品説明欄」の内容を要約する形で設定していくとわかりやすくまとまります。

一般的な記事と同様に、文字数は100字程度でまとめるのが基本です。

ただし使用しているECサイト構築サービスによっては、メタディスクリプションの設定ができないものもあります。

これからECサイトを構築しようと考えている方は、実践できるSEO対策機能がどの程度設けられているサービスなのかを判断材料にしてみましょう!

SEO MEASURES 7
商品に関連するURLを独自に設定する

商品ページを作成したときは、独自にURLを指定できるものもあります。

URLの設定内容に応じてSEOに影響が出ることはありませんが、ユーザーがどのようなページを閲覧しているかわかりやすいように設定することをおすすめします。

可能であれば、商品やカテゴリ名を認識しやすいキーワードを入れて対応することが望ましいです。そのページの階層構造がわかるような表記だとなお最適です。

ただし商品数が非常に多くなる場合は、対応する優先順位は低いと考えてもいいでしょう。

SEO MEASURES 8
商品紹介欄を充実させる

画像や商品名に引き付けられて商品ページに訪問してきたとしても、商品説明欄の内容が薄いものであれば購入には至りにくいです。

商品ページに訪問してきた時点で顧客は多少の興味を持っている状態なので、説明が不十分であれば売上のロスにも繋がってしまいます。

いわゆる「記事のタイトルを見て想定していた情報がまとめられていなかった」という状況と同じです。

読む価値がないと判断されれば直帰してしまうリスクも高まるほか、ECサイトそのものを利用しなくなってしまうかもしれません。

サイズやカラーバリエーション、配送料に関する情報など、購入時に消費者が欲しがっている内容を漏れなくまとめるようにしてください。

どんな内容をまとめればいいかわからないときは、Amazonの同ジャンル商品を見て比較するとよさそうですね!

SEO MEASURES 9
関連する商品を表示させる

ECサイトそのものの機能にもよりますが、商品ページには関連する商品を掲載できると、ECサイトの滞在時間が伸びやすくなります。

SEOの評価を高めるためには各ページのクリック数や滞在時間、巡回性を向上させていく必要があるので、ECサイトならではの対策といえます。

売上の面でみても「その商品を買うか買わないか」ではなく「どの商品を買うか」の状態に落とし込める方が最適です。

類似性の高い商品はもちろんのこと、タイムセール中のものやおすすめ商品などを表示できるようにしておけば、利便性も高まるでしょう。

SEO MEASURES 10
「お気に入り登録」や「Amazon Pay」の機能を盛り込む

商品ページ訪問者の購入率(CVR)を高めるために、商品をお気に入りやカートに入れる機能を設けておいてください。

気になる商品を比較検討する時間が設けられるので必須の機能といえます。

サービス内に標準搭載されていることが多いので、自身で対応しなければいけない部分は少ないでしょう。

ただし、さらにCVRを伸ばすために決済方法にも気を付けてください。

見慣れない個人のECサイトでは決済が不安という利用者が多いので、代表的な「Amazon Pay」の導入をおすすめします。

Amazonで決済している方法と同じシステムで利用できるようになるため、負担も軽減できます。ECサイトの利便性を高めるという意味でSEO対策にもなるでしょう。

SEO MEASURES 11
レビューや販売数を記載して信憑性を集める

どれだけ決済方法などに気を遣ったとしても、見慣れないECサイトではなかなか購入には至りにくいです。

だからこそ商品の安全性を客観的に証明するためにも、購入者・利用者からのレビューを募り、第三者からの証明とする方法があります。

レビューが増えればコンテンツが充実するのはもちろんのこと、新規顧客でも安心してショップを利用することができます。

Amazonでも購入数や星の評価が高いものが必然的に目立つように、個人のECサイトでも同様な戦略を組んでいくのです。

SEO MEASURES 12
SNSで拡散し直接顧客にアプローチする

SEO対策をするときに欠かせないのは、SNSで拡散し訪問者数を増やすことです。

単純に被リンクが増えやすいという意味もありますが、個人のECサイトでは直接ファンにアプローチすることが最も手っ取り早い方法でもあります。

SEO対策をして検索エンジンから新規顧客獲得を狙うのは、もちろん戦略として良いことではあります。

しかし売上に直結しやすいのは、既に自身の活動内容について知っていて、商品(作品)に興味があるフォロワーにセールスすることなのです。

SNSの拡散力を使えば広告費をかけずに宣伝にもなるので、一石二鳥といえますね!

SEO MEASURES 13
付随するブログ機能で商品やブランドをアピールする

ECサイト構築サービスには、イベント内容やブランドの紹介ができるようにブログ機能が搭載されていることが多いです。

情報提供の場としては機能が多いWordPressで代用する人もみられますが、複数のECサイトを運営するのが手間に感じる方はこの機能を使うべきでしょう。

特に商品数も少なく、多くのコンテンツを設けられないときは重宝します。

ECサイトのブログ機能で投稿するべき内容

  • 運営者(作者)の基本情報
  • ブランドを立ち上げた理由や想い
  • 顧客に対する有益情報
  • 商品紹介欄では伝えきれない魅力や具体的な使い方
  • イベントなどの出店する際の告知
  • タイムセールなどのお得情報

このようなトピックをとりあげつつ、随時関連する商品のリンクを設けていけば、ECサイト運営も活発になるでしょう。

商品ページだけでなく、ECサイト全体の動きを見てSEO対策をしていくべきですね!

その通りです!高度なSEO対策をしたい方は、サービス選びの段階から注目していきましょう。

商品ページでやるべきSEO対策についてよくある質問

ECサイトの商品ページでもSEO対策は必要ですか?

運営者が検索エンジンからの流入・新規顧客獲得を狙いたい場合には、SEO対策をするべきでしょう。

ただし個人でも運営できるECサイトで軸となるのは「安全に、かつ便利に商品を売買すること」なので、SEO対策の機能を重視していないケースもあります。

とはいえサービス内での検索時に商品がヒットしにくい状態ではいけないので、基本のキーワード対策などは行うべきです。

商品ページではどのようなSEO対策をすればいいですか?

基本の対策となるのは、利用者が使うことの多いキーワードを軸に商品名や説明欄を設定し、伝わりやすい画像を使用することです。

このとき画像を多用するとページの表示速度が遅くなる可能性が高いので、掲載するものは軽量化(圧縮)しておくことをおすすめします。

まとめ

個人で開設できるECサイトは、ブランド名や商品数の関係で、どうしても大手のAmazonや楽天市場などにSEOで負けてしまうことが多いです。

しかし、自身がターゲットとする顧客が検索するであろうキーワードの調査を軸にブランドを構築していけば、部分的に上回る可能性はあります。

SEO対策をしていけば必然的にユーザビリティを高めることになるので、注力して損はありません。

自身のショップの規模を考慮しながら、今回お話しした対策内容を実践してみてください。

この記事を書いた人

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SEO Writer / SEOタイムズ編集部

SEOタイムズ編集部は、最新のSEOを軸にWebマーケティング全般を横断するプロフェッショナル集団です。チーム内には、検索アルゴリズムの研究者、エンジニア、生成AI・LLMOの利活用を研究するデータサイエンティスト、そしてGoogle 検索品質評価ガイドラインを深掘りしてきた専任リサーチャーが在籍。

これまでに累計 3,000本を超えるSEO記事を制作し、膨大な順位データを活かしたソリューションを提供してきました。上位表示の成功、失敗パターンを学び、CTR・CVR などの実測値と自社ツールから得られた独自ナレッジを日々アップデートしています。

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