サーチコンソールで不良URLと判定される原因と改善方法を解説

「サーチコンソールの不良URLが何かわからない」
「不良URLの確認方法を知りたい」
「不良URLの改善方法がわからない」
今回は、不良URLを改善して検索順位を向上させたいあなたに、下記のような項目をわかりやすく解説します。
- サーチコンソールの不良URLとは何なのか?
- どうやって不良URLの有無を確認するのか?
- どのような不良URLの改善方法があるのか?
この記事では「不良URLの表示パフォーマンスを改善し、検索順位の向上につなげられる」内容がわかります。
- 目次
サーチコンソールの不良URLとは
Web担当者であれば、自社サイトの現状分析や施策立案に、Googleが無料で提供しているSEO分析ツールである「Googleサーチコンソール」を活用しているでしょう。
サーチコンソールでは、自社サイト全体の状況を把握できます。

サーチコンソールに突然、「良好なURLと判定されなかった理由」と表示されました。「不良URL」があるようですが、これって何ですか?

不良URLとは、Webページのパフォーマンスやユーザビリティに問題があるURLのことです!
不良URLとは
不良URLとは
表示パフォーマンスに問題があるURL
表示パフォーマンスに問題があると、検索順位にも悪影響を与える可能性があるため改善が必要です。
具体的には、以下の問題が含まれています。
- LCP
Webページの読み込みにかかる時間を示す - INP
ユーザーが行った操作に対するWebページの応答時間を示す - CLS
Webページの読み込み中に発生するレイアウトのズレを示す
Googleはユーザーエクスペリエンスが良好なWebサイトを高く評価し、検索結果の上位に表示します。そのため、不良URLを改善しなければ検索結果の上位を獲得できません。

サーチコンソールではこういった不良URLを特定し、改善に必要な情報を提供してくれるんです!
不良URLの確認方法
Webサイト内に不良URLがあるかどうかは、サーチコンソールの「ウェブに関する主な指標」から確認できます。
「ウェブに関する主な指標」では、モバイルやPCのデバイスごとに、「不良URL」「改善が必要なURL」「良好URL」がそれぞれ何件あるのかを確認できます。

以下の手順でチェックしてみてください!
- STEP1
- サーチコンソールにログインする
- STEP2
- 左メニューの「ウェブに関する主な指標」をクリック
- STEP3
- デバイスごとに「不良URL」「改善が必要なURL」「良好URL」がそれぞれ何件あるのか表示される
不良URLがある場合は改善が必要です。
指標の意味や不良URLを改善する方法は、後の項目で解説します。
「ウェブに関する主な指標」とは
「ウェブに関する主な指標(Core Web Vitals)」とは、2021年6月よりGoogleの検索アルゴリズムに組み込まれた、ユーザーエクスペリエンスの評価指標の1つです。

これはどのような指標なんですか?

Webサイト内でのユーザーの利便性や操作性を示す、「LCP」「INP」「CLS」の3つの指標が含まれています。
3つの指標は、Webサイトのパフォーマンスを測定し、ユーザーの使い勝手のよさを向上させるために非常に重要です。3つの指標を改善することで、Webサイトのユーザーエクスペリエンスが向上し、検索順位の向上につなげられます。
以前から、Webサイトのページ速度が検索順位に影響することは知られていましたが、「ウェブに関する主な指標」により、数値で確認できるようになったのです。指標を確認することで、具体的な対策が取れるようになりました。

「LCP」「INP」「CLS」はどのような指標なのか、次の項目で詳しく解説します。
重要な3つの指標の「LCP」「INP」「CLS」とは
「ウェブに関する主な指標」には、Webページの表示パフォーマンスを示す、3つの指標が含まれています。
LCP
「Largest Contentful Paint」の頭文字をとったLCPは、読み込みパフォーマンスのことです。
ユーザーがWebページにアクセスしてから、Webページ内の最も大きなコンテンツが表示されるまでの時間を測定します。
スコアは秒(s)で表示され、2.5秒未満であれば良好です。
表示領域の大きな文章のほか、画像や動画などが当てはまります。また、最も大きなコンテンツは表示されているWebページによって異なります。
INP
「Interaction to Next Paint」の頭文字をとったINPは、インタラクティブ性の意味です。
ユーザーが行った、クリックやタップなどの操作に対して、Webページが応答するまでの時間を測定します。
ユーザーがWebページにアクセスしている間中ずっと、すべての操作に応答する時間を評価します。
スコアはミリ秒(ms)で表示され、200ミリ秒未満であれば良好です。
CLS
「Cumulative Layout Shift」の頭文字をとったCLSは、視覚的安定性のことです。
Webページを読み込んだ際に、レイアウトがどれだけ移動したかを測定します。
Webページを読み込んだ際に、画像や広告が表示されていくと、最初に表示された場所から移動してしまうことがあります。移動した量が多くなると、ユーザーが見にくくなるため、マイナス評価されてしまうのです。
評価スコアは0~1の範囲で、0は移動なしを示します。0.1未満であれば良好です。
不良URLを改善する方法
3つの指標で不良URLと判定された場合には改善が必要です。それぞれの指標の改善方法を解説します。
LCP
良好にするためには、LCPは2.5秒未満に改善しなければなりません。
- 画像の最適化
画像ファイルのサイズを圧縮し、適切なフォーマットを使用します。 - サーバーの最適化
サーバーのパフォーマンスを向上させるためには、サーバーの軽量化や高速化が効果的です。 - コーディングの改修
HTML・CSS・JavaScriptが大きくなりすぎると、解析や評価に時間がかかることがあります。不要な部分を削除して軽量化することで、時間を短縮できます。
INP
良好にするためには、INPは200ミリ秒未満に改善しなければなりません。
- JavaScriptの最適化
不要なJavaScriptを削除し、コードを軽量化します。 - キャッシュの利用
キャッシュとは、ブラウザが一度表示したWebページのデータを、一時的にスマホやPCに保存する機能です。
次にそのWebページにアクセスする際に、インターネット上のデータではなく、保存されたデータを使うため、Webページが素早く表示されます。
必要なコンテンツをキャッシュから読み込むことで、Webサイトの応答速度が向上します。
関連記事:ブラウザキャッシュとは?メリット・デメリットと手順を解説
CLS
良好にするためには、CLSは0.1未満に改善しなければなりません。
- 画像や広告のサイズ指定
画像や広告のサイズを事前に指定することで、レイアウトのズレを防げます。 - 動的なコンテンツの使用を避ける
ユーザーの操作への応答以外で、既存コンテンツの上側に動的なコンテンツを使用することは避けましょう。 - フォントの最適化
フォントの読み込みによるレイアウトのズレを防ぐために、Webフォントを表示しないように設定したり、Webフォントの読み込みを優先的に行ったりしましょう。

静的な表示や<div>タグなどによるプレースホルダの設定をおすすめします!
URLの評価が変わる理由
URLの問題を改善していないのに、評価が変わるケースも珍しくありません。これは、Webページの評価が境界の近くにあり、さまざまな原因によって境界を越えたため、評価が変化したと考えられます。
主な原因としては、Webサイトのトラフィックの変動やサーバーのパフォーマンス、データの更新やGoogleアルゴリズムの変更などが挙げられます。

「改善が必要」が「良好」に変わるだけではなく、「良好」が「改善が必要」に変わる場合もあります!
何もしていないのに評価が変わったURLは、評価がギリギリの状態にあると考えられるため、見直しが必要です。
よくある質問
不良URLとはどのようなURLですか?
Webページの表示パフォーマンスに問題があり、検索順位に悪影響を与える可能性があるURLです。
Webサイト内に不良URLがあるかどうかはどこで確認できますか?
サーチコンソールの「ウェブに関する主な指標」で確認できます。
まとめ
ページエクスペリエンスはGoogleが重要視している指標で、良好でない場合は改善が必要です。
不良URLを見つけたら、サーチコンソールの「ウェブに関する指標」をチェックし、原因の特定と改善を行わなくてはなりません。
本記事でご紹介した、不良URLのチェック方法や改善方法を確認し、良好URLを増やして検索順位の向上を目指しましょう。













