地域ごとの検索結果(ランキング)を確認する方法とは?

地域ごとの検索結果(ランキング)を確認する方法とは?

「どこで検索しても同じ検索結果が出るんじゃないの?」
「エリアごとに検索順位を変動させる意味ってあるの?」
「今いる場所と違うエリアの検索結果が知りたいけどそんな方法あるの?」

今回はGoogleが採用している地域に関する検索アルゴリズムと、特定の地域における検索順位の調査方法についてわかりやすく説明します。

💡検索するエリアによってなぜ検索順位は変動するのか
💡Googleが採用しているローカル検索とは何か
💡特定のエリアの検索順位を調べる方法とは何か

この記事を読めばローカル検索とは何かがわかり、エリアごとの検索順位を知ることでSEO戦略に役立てるようになります。

ぜひ、参考にしてください。

目次

ローカル検索とは

ローカル検索とはどのような検索をしたときに表示されるのでしょうか。

ローカル検索の影響を受けやすいキーワードもあるので紹介します。

💡ローカル検索とは
キーワードによって検索する場所の影響を受ける仕組み

自分が今、検索しているエリアが検索結果に考慮され、最適な検索結果が表示されます。

同じキーワードを検索しても、東京と大阪での結果は異なりますし、同じ東京都内でも新宿と渋谷で検索結果は異なります。

[ 東京 ]

[ 大阪 ]

[ 新宿 ]

[ 渋谷 ]

Googleは、地域検索アルゴリズムのアップデートによってローカル検索の品質が改善するように努めています。

ヴェニス・アップデート、ピジョン・アップデートなどが行われたように、今後もローカル検索の品質向上によって、よりユーザーに合った検索結果が表示されるようになるでしょう。

ヴェニス・アップデートとピジョン・アップデートとは、いずれもローカル検索の品質を向上させるために行われたGoogleのアップデートです。

ローカル検索の影響を受けやすいキーワード

検索するキーワードすべてがローカル検索の影響を受けるわけではありません。

エリアに密着したサービスに関するキーワードは検索順位やスニペット表示が変化しやすい傾向があります。

特に以下のようなキーワードは影響を受けやすいと考えられます。

  • そのエリア特有のお店や施設を含むキーワード
  • そのエリアでサービスを展開している業態のキーワード

そのエリア特有のお店や施設を含むキーワード

  • 飲食店
  • 教育施設
  • 医療施設
  • 地域に密着する店舗・施設
    など

これらの情報に関連するキーワードはローカル検索の影響を受けやすくなります。

これらのお店や施設を検索する人は、自分がいるエリアの検索結果を知りたい人が大半を占めるためです。

試しに「ホテル カフェ」と検索してください。

今いるエリア周辺にあるホテル併設のカフェが検索結果に表示されます。

ホテル併設のカフェが検索結果に表示されます。

そのエリアでサービスを展開している業態のキーワード

  • 弁護士・税理士などの士業
  • 鍵の交換・修理、水回りの修理などの緊急対応が必要なサービス
  • 不動産など地域名で検索されるポータルサイト
    など

これらもローカル検索の影響を受けやすいキーワードです。

これらは地域特有のお困りごとである場合もあり、解決するためにはその地域の専門業者に問い合わせたい、というニーズが大半を占めるためです。

なぜ、Google検索する地域で検索結果は違うのか?

どうして、検索する地域によってGoogleの検索順位は変わるんでしょうか?

結論!ユーザーにとって最も関連性の高い情報を提供するために、地域情報が欠かせないものだからです。

Googleは、ユーザーが検索したキーワードに対して、最も関連性の高い情報を最上位に表示することを目指しています。

そのために、ユーザーの検索意図や状況を可能な限り正確に把握する必要があります。

実はこの「検索意図」には、潜在的に「地域情報」ニーズが含まれている場合があるのです。

地域情報が検索意図を左右する理由 ①
物理的な距離

ユーザーは、自分の近くにある店舗やサービスについて知りたいケースがほとんどです。

例えば・・・
自己学習のためにGoogle広告に関するセミナーを受けたい場合、「Google広告 セミナー」と検索するのが自然です。
しかし、このユーザーの現在地が渋谷だった場合、ロンドンで開催されているセミナーを検索結果として提供してしまうと、物理的に参加できない可能性が高いです。

そのような状況は利便性が高い検索結果の提供とは言えず、満足できるユーザビリティを実現できていません。

地域情報が検索意図を左右する理由 ②
地域の特性

地域によって人気のお店やサービス、イベントなどが異なるため、ユーザーは地域に特化した情報を求める傾向があります。

例えば・・・
「京都 観光スポット」で検索するユーザーは京都の周辺で現実的にアクセス可能なランドマークの営業時間や的確なアクセス情報、口コミ情報を探しています。
そのため、京都の周辺以外にあるランドマークの提案はユーザビリティを損なう余分な情報となる可能性があります。

地域情報が検索意図を左右する理由 ③
時事的なできごと

地域で発生したニュースやイベント、災害情報も検索に大きな影響を与えるカテゴリーです。

例えば・・・
実際にGoogleで「天気」というキーワードで検索すると設定されている位置情報周辺の天気予報が表示されます。
天気予報は非常にローカル色の強い情報で、自分が今いる現在地の情報のみを必要としているケースがほとんどです。
そのため、現在地として設定されている位置情報に基づいた検索結果を提供することでユーザビリティを高める可能性が非常に高い、と検索エンジンは認識しています。

地域ごとの検索ランキングを確認する方法

自分がいるエリア以外の検索順位を知りたい場合に検索順位を知る方法を紹介します。

他のエリアの検索順位を知る方法は多く存在しているので、調査したい検索キーワードの数に応じて使用する方法を変えてみてください。

METHOD 1
Googleの検索URLにロケーションパラメータを追加する

Googleで検索する際、検索URLの末尾に「&near=○○(地域名」を追加するだけでその都市名の検索順位を知ることができます。

もっとも手軽に他の地域の検索結果を知ることができる検索方法です。

○○(キーワード)&near=○○(地域名)』と検索すると指定した地域周辺のキーワードに関連する検索結果が出てきます。

[ 渋谷区 ]

[ 大阪市 ]

METHOD 2
GoogleマップでHomeやWork場所を設定する

Googleマップの機能で自宅や職場の住所を登録できる機能があります。

その機能を使うと特定のエリアを指定して検索できるようになります。

これにより、自宅や職場に設定している地域の検索結果を確認できます。

METHOD 3
Google Chromeの開発者ツールで位置情報を変更

Google Chromeから開発者ツールを起動し、[設定]メニューをクリック

開発者ツールを起動する方法はいくつかあります。

  • [F12]を押す
  • 画面上で右クリック→[検証]を選択
  • ショートカットキー「ctrl※」+「shift」+「I」 ※Macの場合は「Command」

分割画面下の[Console]→[Sensors]を選択

※[Console]タブがない場合は、開発者ツール画面右上の[︙]→[More tools]→[Sensors]選択

調査したい地域の緯度・経度を入力しページを更新

せっかくなので、今回はオリンピックで話題のパリにしてみました!

適当なキーワードで検索してみる

試しに「ホテル」で検索したらパリの宿泊施設情報が出てきた!

更新されない場合は[地域を選択]の横にある[︙]をクリックして「正確な現在地を使用」を選択してみてください。

METHOD 4
スマートフォンのアプリを使ってGPS位置情報を変更

スマートフォンのアプリの中にはその端末のGPSの位置情報を任意の場所に仮定できるアプリがあります。

そのアプリを使って検索を行うスマートフォンの位置情報を変更することで、別の場所の検索結果を確認できます。

METHOD 5
専用のWebサイトを使って地域ごとの検索結果を確認する

画像引用:Valentin.app

キーワード・国名・言語・エリア名を入力するだけで違う場所の検索結果を確認することができます。

フリーで使えるWebサイトなのでブックマークなどしておくと便利です。

ただし、英語表記されたWebサイトなので使用する際は気をつけてください。

METHOD 6
VPNを使ってIPアドレスを変更

VPN(Virtual Private Network)を利用することで、IPアドレスを別の国や地域のものに変更することができます。

IPアドレスはそのデバイスの住所を示しているものなので、変更することで別の地域の検索結果を確認することが可能です。

METHOD 7
調査で使用するGoogle アカウントの位置情報の履歴を削除する

これは特定の地域での検索順位を調査する方法ではなく一般的な検索結果を調査する方法です。

調査で使用するGoogleアカウントの位置情報の履歴を削除することで、今まで検索してきたキーワードの位置情報に左右されない検索結果を見ることができます。

ブラウザでGoogleマップアプリにアクセスし、タイムラインメニューを選択

ロケーション履歴を削除

ロケーション履歴は一度削除すると元に戻せません。慎重に行いましょう!

METHOD 8
エリア検索順位のチェックツールを利用する。

検索キーワードが多い場合は検索順位チェックツールを利用しましょう。

検索順位チェックツールの中には、自動で調査したいエリアの検索順位を抽出できる場合があります。

またレポーティングなども行ってくれるため、調査時間の短縮にもなります。

ただし有料のツールもあるため利用には気をつけてください。

Googleでローカル検索の影響を受けるキーワードのSEO対策をするときは地域ごとの検索結果を知ることが大切ですね。

まとめ

ローカル検索を重視したアップデートによってGoogleの検索アルゴリズムはその地域にあった検索結果が表示されるようになりました。

また、Google向けのSEO対策を行う場合は自分が今いる地域の検索結果を知るだけではなく、他の地域の検索結果を知ることも大切な要素です。

紹介した方法で各地域の検索結果を調べることができるので、調査したいキーワードの規模に合わせて参考にしてみてください。

この記事を書いた人

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SEO Writer / SEOタイムズ編集部

読者インサイトを分析し、行動につながる構成を設計。E-E-A-Tを重視し、専門家監修と実データで信頼性を担保。コアアップデートやAI検索動向を常にモニタリング。一次情報の検証や実例を用いた有益な情報を発信していきます。