【2026年版】PV数(ページビュー)とは?アクセス数との違いと「意味のあるPV」の増や方

【2026年版】PV数(ページビュー)とは?アクセス数との違いと「意味のあるPV」の増や方

【2025年版】PV数(ページビュー)とは?アクセス数との違いと「意味のあるPV」の増や方

PV数」という言葉を知っていますか?

Web担当に新しく任命された方、特に「広告費の膨張に頭を悩ませている方」「Webサイトからの問い合わせを増やす方法を探している方」にとって、PV数は必須の知識となります。

しかし、「PV数さえ増えれば、自動的に売上も伸びる」と考えるのは早計です。見込みの薄いアクセス(質の低いPV)をいくら集めても、成果には繋がらないからです。

そこでこの記事では、本質的な改善に繋げるために、PV数とは何か、計測方法、SEOとの関係、具体的なアップ施策などを解説していきます。

目次

PV数とは

PV数とは、「Page View」の略で、ある特定のWebページが閲覧された回数を表すWeb解析の指標の1つです。

実店舗で例えるなら、「商品を手に取った回数」と考えると分かりやすいでしょう。 1人の訪問者が、1度の訪問で5つのページ(商品)を見れば、それだけでPV数は「5」となります。

PV数とは

Webサイトの運営者にとって、PV数はWebサイト内の各ページがどれだけ注目されているかを把握するための重要な指標です。

PV数が多いほどそのWebページへの関心度が高いと判断できます。また、「ユーザー行動の分析」「Webサイトの改善点」を見つけるためにも役立ちますよ。

ただし、PV数だけでなく、ユニークユーザー数(UU数)コンバージョン数など、他のWeb解析の指標とあわせて考えることが重要です。

PV数と他の指標の違い

PV数とあわせて参考にしたいWeb解析指標として、以下5つを解説します。

  • セッション数
  • ユニークユーザー数(UU数)
  • アクセス数
  • クリック数
  • コンバージョン数

NO. 1
セッション数

1人の訪問者が「Webサイト(お店)にやって来てから、帰るまでの一連の行動」を1つのセッションとして数えたものです。

実店舗で例えるなら、「来店回数」のことです。 朝にお店に来て一度帰り、夜にまた来店すれば、セッション数は「2」となります。

この「一定時間」とは、通常30分間とされています。

訪問者のWebサイトへの関与度や興味関心を示すもので、「ユーザーがどれだけ長くWebサイトを利用しているか」「何度訪れているか」などを把握できます。

上記を踏まえた、PV数とセッション数の違いは以下です。

  • PV数:商品を手に取った回数(ページが見られた回数)
  • セッション数:お店にやって来た回数(訪問回数)

NO. 2
ユニークユーザー数(UU数)

一定の期間内にWebサイトを訪れた、「重複を除く総ユーザー数(人数)」のことを指します。

実店舗で例えるなら、「純粋な来店客数(人数)」のことです。 常連さんが1日に何度お店に出入りしても、UU数(人数)としては「1人」としてカウントされます。

一定の期間は、1日や1か月など分析内容にあわせて定義してOKです。

例えば、ユニークユーザー数が1000人であるとすれば、それはある一定の期間に1000人の異なるユーザーがWebサイトを訪れたことを意味します。

上記を踏まえた、PV数とユニークユーザー数の違いは以下です。

  • PV数:1人が何度商品を手に取っても、その都度カウントする
  • ユニークユーザー数:同じお客様が何度来ても、1人としてカウントする

NO. 3
アクセス数

ユーザーがWebサイトに訪問した回数を示す指標の総称ですが、実は解析の現場ではあまり使われない「曖昧な言葉」です。

一般的には「セッション数(来店回数)」や「PV数(商品を手に取った回数)」を指すことが多いですが、人によって捉え方が異なります。正確な分析をする際は、他の指標を使うのが無難です。

例えば、あなたのWebサイトが月間1万アクセスを達成した場合、これは1ヶ月間に1万回の訪問があったことを意味します。

どの曜日や時間帯に訪問者が多いか」「どのチャネルからの流入が多いか」など、Webサイトの利用状況を詳しく把握することができる重要指標です。

ただし、PV数・ユニークユーザー数など、他指標と定義があいまいな部部分もあります。

NO. 4
クリック数

ある特定のリンクやボタンが、ユーザーによってクリックされた回数のことです。

実店舗で例えるなら、「店内の特定のPOP(案内)に興味を持って、指差したり触れたりした回数」と言えます。 どの広告や案内にお客さんが反応したのか、興味の対象を知るための指標となります。

これらの数字から、どの広告や記事がユーザーの関心を引くのか、どのようなキーワードや表現がクリックを促すのかなど、価値ある情報を読み取ることができます。

上記を踏まえた、PV数とクリック数の違いは以下です。

  • PV数:商品ページが開かれた回数(結果)
  • クリック数:特定の案内やボタンに対する反応の回数(行動)
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NO. 5
コンバージョン数

Webサイトに来た訪問者が、特定の行動(Webサイトが設定している目標)を達成した回数のことを指します。

「特定の行動」は、商品の購入だけでなく情報資料のダウンロード、問い合わせフォームの送信など、Webサイト・ページの目的によって変わります。

実店舗で例えるなら、「商品が購入された回数(レジ通過回数)」と考えると分かりやすいでしょう。 Webサイトの目的によっては、「資料請求(カタログの受け取り)」や「お問い合わせ(店員への相談)」がコンバージョンになることもあります。

Webサイトでコンバージョン数を計測するには、GA4で各種のアクションに「コンバージョンタグ」を設定し、そのタグが発動した回数をカウントします。

上記を踏まえた、PV数とコンバージョン数の違いは以下です。

  • PV数:お客さんの行動量や、商品への興味関心度合いを示す
  • コンバージョン数:お店(Webサイト)としての最終的な成果を示す

PV数を計測する方法

2023年7月に従来のGoogleアナリティクス(UA)のサービス提供が終了し、現在はGA4への移行が推奨されています。

GA4では、従来の「ページビュー数」は「表示回数(Views)」という名称に変更されましたが、これまで通り計測が可能です。

ただし、「ブラウザの戻るボタン」や「再読み込み(リロード)」といった動作もカウントされるため、実際の閲覧人数より数値が多くなりやすい(インフレーションしやすい)点には注意しましょう。

GA4で表示回数を計測する方法

GA4で表示回数を計測するには、いくつかありますがまずは以下2つの方法で確認してみましょう。

方法1:「標準レポート」を使用する

方法1:「標準レポート」を使用する1

STEP1:左メニューバーから「レポート」→「エンゲージメント」→「概要」を選択

方法1:「標準レポート」を使用する2

STEP2:画面中央に表示される「表示回数」の数値を確認

方法2:「探索レポート」を使用する

方法2:「探索レポート」を使用する1

STEP1:左メニューバー「探索」から「自由形式」をクリック

方法2:「探索レポート」を使用する2

STEP2:ディメンション右横の「+」をクリック

方法2:「探索レポート」を使用する

STEP3:検索窓に「日付」と入力し、チェックボックスを入れた後、「インポート」をクリック

※「月」「年」「ページタイトル」「ページパスとスクリーンクラス」も同様に対応

方法2:「探索レポート」を使用する

STEP4:STEP3で設定したディメンションが表示されたら完了

PV数を計測する際の注意点

  • ブラウザの履歴が変わったタイミングで計測される
  • しきい値が適用されることがある

「しきい値」とは、各ユーザーの機密情報を守るためにレポートからあるデータを意図的に除外する仕組みです。

SEOとPV数の関係

SEO(Search Engine Optimization)とは、Webサイトが検索エンジンの結果ページ(SERPs)で高い順位を得ることを目指す最適化手法を指します。

SEOに取り組む施策を「SEO対策」ともいいますよね!

SEO対策の成功は、Webサイトがターゲットとするキーワードでのランキング向上につながり、その結果としてWebサイトへの訪問者数増加、つまりPV数の増加をもたらします。

SEO対策が成功すれば、検索結果からの流入が増え、結果としてWebサイトのPV数増加をもたらします。

しかし、SEOでPV数が増えたからといって、必ずしも「良いWebサイト」になったとは限りません 数字の裏にある「ユーザーの心理」を読み解くために、以下の3つのパターンに注意しましょう。

  • 1人あたりのPVが多い場合
    たくさんのページを見てくれている良い傾向(回遊)に見えますが、実は「目的のページが見つからず、サイト内で迷子になっている」可能性もあります。滞在時間の長さとセットで判断が必要です。
  • 直帰率が高い場合
    1ページだけ見て帰ってしまっている状態です。「記事の内容に満足して解決した」なら良いですが、「期待外れですぐに閉じた」「次のページへの導線がない」場合は改善が必要です。
  • PVはあるがCV(成果)がない場合
    記事は読まれているのに、購入や問い合わせに繋がらない「見られているだけ」の状態です。オファー(提案)やCTA(申し込みボタン)が弱くないか見直しましょう。

SEOでPVを集めることはスタートラインであり、その後の「PVの質」を高めることが重要です。

PV数を増やす方法

PV数を増やす方法について、具体的には以下のような手段が考えられます。

METHOD 1
SEO対策

そもそも、サイトを訪れる人の絶対数(母数)がなければ、どんな施策も効果を発揮しません。

ユーザーニーズに合わせたキーワード選定やコンテンツ制作、被リンク獲得などは、検索順位を上げることで、この母数となる「新規流入」を最大化するために行います。

METHOD 2
広告・SNSの活用

広告やSNSを活用して、直接的に訪問者を誘導します。自社のSNSを活用して新たなコンテンツを定期的に発信しましょう。

METHOD 3
Webサイトの回遊率向上

Webサイトを訪れたユーザーを1ページだけで終わらせないために、関連する記事をリンクでつなぎ、自然な流れで「次のページ」へと誘導しましょう。

メニューの見せ方や内部リンクを工夫して回遊率を高めることは、PV数を増やすだけでなく、ユーザーの関心を深めてコンバージョンへつなげる重要な施策です。

METHOD 4
定期的なコンテンツ更新

訪問者がすぐに離脱してしまう「滞在時間の短いページ」は、改善の余地がある宝の山です。

情報の密度を濃くしたり、構成を見直したりして、ユーザーが最後まで夢中で読み進めてしまうような工夫を凝らしましょう。

しっかりと記事が読まれるようになれば、結果としてサイトへの信頼感が高まり、次のアクション(回遊やコンバージョン)にも繋がりやすくなります。

PV数に関するよくある質問

PV数を分析するメリットは何ですか?

PV数を分析することには以下3つのメリットがあります。

メリット

  • ユーザーのWebサイト利用状況を理解すできる
  • Webサイト運営の改善点を洗い出せる
  • SEO対策の成果を測定し、その結果にもとづいた改善計画を立案できる

GA4以外にPV数を計測できるツールはありますか?

はい、GA4以外にもPV数を計測可能なツールはいくつか存在します。

  • Adobe Analytics
    個別のユーザー行動をディープに追跡することが可能な高機能ツール
  • Matomo
    データのプライバシー保護に配慮したオープンソースの解析ツール
  • Ahrefs
    SEO対策に特化しており、WebサイトのPV数を計測する機能を有している

PV数をSEO指標として活用するとき、注意点はありますか?

はい、PV数をSEO指標として活用する際の注意点はいくつかあります

  • PV数が高いからといってそのページの質が高いとは限らないこと
  • PV数以外の指標もあわせて考慮すること
  • PV数の増加が何によるものなのかを確認すること
  • アクセス解析ツールの設定や計測方法が正確であることを確認すること

まとめ

PV数は、Webサイトの訪問者が閲覧したページ数のことであり、これを増やすことでWebサイトからの問い合わせも増やすことが期待できます。

PV数だけでなく、セッション数やユニークユーザー数など他の指標も理解し、それぞれの関連性を把握することで、より効果的なWebマーケティングにつなげていきましょう。

また、PV数とSEOはポジティブな相関関係を構築できます。PV数向上施策によってよい結果が出ているのであれば、検索順位もあわせてチェックしてみることをおすすめします。

もっとも、PV数はあくまでWebサイトの現状を知るための「通知表の一部」に過ぎません。 単に数字の増減を一喜一憂して追うのではなく、その先にある「ユーザーの満足度」を高めることこそが、Webサイト運営の本質であることを忘れないでください。

この記事を書いた人

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SEO Writer / SEOタイムズ編集部

読者インサイトを分析し、行動につながる構成を設計。E-E-A-Tを重視し、専門家監修と実データで信頼性を担保。コアアップデートやAI検索動向を常にモニタリング。一次情報の検証や実例を用いた有益な情報を発信していきます。