クリック率とSEOの関係性
クリック率と検索順位の関係について、皆さんはどう考えますか? 「クリック率が高いと検索順位も上がるのか?」「それとも、検索順位が高いからクリック率も高くなるのか?」 クリック率(CTR)とは? クリック率(CTR:Cli…

「PV数」という言葉を知っていますか?
Web担当に新しく任命された方、特に「広告費の膨張に頭を悩ませている方」「Webサイトからの問い合わせを増やす方法を探している方」にとって、PV数は必須の知識となります。
しかし、「PV数さえ増えれば、自動的に売上も伸びる」と考えるのは早計です。見込みの薄いアクセス(質の低いPV)をいくら集めても、成果には繋がらないからです。
そこでこの記事では、本質的な改善に繋げるために、PV数とは何か、計測方法、SEOとの関係、具体的なアップ施策などを解説していきます。
PV数とは、「Page View」の略で、ある特定のWebページが閲覧された回数を表すWeb解析の指標の1つです。
実店舗で例えるなら、「商品を手に取った回数」と考えると分かりやすいでしょう。 1人の訪問者が、1度の訪問で5つのページ(商品)を見れば、それだけでPV数は「5」となります。

Webサイトの運営者にとって、PV数はWebサイト内の各ページがどれだけ注目されているかを把握するための重要な指標です。

PV数が多いほどそのWebページへの関心度が高いと判断できます。また、「ユーザー行動の分析」「Webサイトの改善点」を見つけるためにも役立ちますよ。
ただし、PV数だけでなく、ユニークユーザー数(UU数)やコンバージョン数など、他のWeb解析の指標とあわせて考えることが重要です。
PV数とあわせて参考にしたいWeb解析指標として、以下5つを解説します。
1人の訪問者が「Webサイト(お店)にやって来てから、帰るまでの一連の行動」を1つのセッションとして数えたものです。
実店舗で例えるなら、「来店回数」のことです。 朝にお店に来て一度帰り、夜にまた来店すれば、セッション数は「2」となります。

この「一定時間」とは、通常30分間とされています。
訪問者のWebサイトへの関与度や興味関心を示すもので、「ユーザーがどれだけ長くWebサイトを利用しているか」「何度訪れているか」などを把握できます。
上記を踏まえた、PV数とセッション数の違いは以下です。
一定の期間内にWebサイトを訪れた、「重複を除く総ユーザー数(人数)」のことを指します。
実店舗で例えるなら、「純粋な来店客数(人数)」のことです。 常連さんが1日に何度お店に出入りしても、UU数(人数)としては「1人」としてカウントされます。

一定の期間は、1日や1か月など分析内容にあわせて定義してOKです。
例えば、ユニークユーザー数が1000人であるとすれば、それはある一定の期間に1000人の異なるユーザーがWebサイトを訪れたことを意味します。
上記を踏まえた、PV数とユニークユーザー数の違いは以下です。
ユーザーがWebサイトに訪問した回数を示す指標の総称ですが、実は解析の現場ではあまり使われない「曖昧な言葉」です。
一般的には「セッション数(来店回数)」や「PV数(商品を手に取った回数)」を指すことが多いですが、人によって捉え方が異なります。正確な分析をする際は、他の指標を使うのが無難です。

例えば、あなたのWebサイトが月間1万アクセスを達成した場合、これは1ヶ月間に1万回の訪問があったことを意味します。
「どの曜日や時間帯に訪問者が多いか」「どのチャネルからの流入が多いか」など、Webサイトの利用状況を詳しく把握することができる重要指標です。
ただし、PV数・ユニークユーザー数など、他指標と定義があいまいな部部分もあります。
ある特定のリンクやボタンが、ユーザーによってクリックされた回数のことです。
実店舗で例えるなら、「店内の特定のPOP(案内)に興味を持って、指差したり触れたりした回数」と言えます。 どの広告や案内にお客さんが反応したのか、興味の対象を知るための指標となります。

これらの数字から、どの広告や記事がユーザーの関心を引くのか、どのようなキーワードや表現がクリックを促すのかなど、価値ある情報を読み取ることができます。
上記を踏まえた、PV数とクリック数の違いは以下です。
Webサイトに来た訪問者が、特定の行動(Webサイトが設定している目標)を達成した回数のことを指します。

「特定の行動」は、商品の購入だけでなく情報資料のダウンロード、問い合わせフォームの送信など、Webサイト・ページの目的によって変わります。
実店舗で例えるなら、「商品が購入された回数(レジ通過回数)」と考えると分かりやすいでしょう。 Webサイトの目的によっては、「資料請求(カタログの受け取り)」や「お問い合わせ(店員への相談)」がコンバージョンになることもあります。
Webサイトでコンバージョン数を計測するには、GA4で各種のアクションに「コンバージョンタグ」を設定し、そのタグが発動した回数をカウントします。
上記を踏まえた、PV数とコンバージョン数の違いは以下です。
2023年7月に従来のGoogleアナリティクス(UA)のサービス提供が終了し、現在はGA4への移行が推奨されています。
GA4では、従来の「ページビュー数」は「表示回数(Views)」という名称に変更されましたが、これまで通り計測が可能です。
ただし、「ブラウザの戻るボタン」や「再読み込み(リロード)」といった動作もカウントされるため、実際の閲覧人数より数値が多くなりやすい(インフレーションしやすい)点には注意しましょう。
GA4で表示回数を計測するには、いくつかありますがまずは以下2つの方法で確認してみましょう。

STEP1:左メニューバーから「レポート」→「エンゲージメント」→「概要」を選択

STEP2:画面中央に表示される「表示回数」の数値を確認

STEP1:左メニューバー「探索」から「自由形式」をクリック

STEP2:ディメンション右横の「+」をクリック

STEP3:検索窓に「日付」と入力し、チェックボックスを入れた後、「インポート」をクリック
※「月」「年」「ページタイトル」「ページパスとスクリーンクラス」も同様に対応

STEP4:STEP3で設定したディメンションが表示されたら完了

「しきい値」とは、各ユーザーの機密情報を守るためにレポートからあるデータを意図的に除外する仕組みです。
SEO(Search Engine Optimization)とは、Webサイトが検索エンジンの結果ページ(SERPs)で高い順位を得ることを目指す最適化手法を指します。

SEOに取り組む施策を「SEO対策」ともいいますよね!

SEO対策の成功は、Webサイトがターゲットとするキーワードでのランキング向上につながり、その結果としてWebサイトへの訪問者数増加、つまりPV数の増加をもたらします。
SEO対策が成功すれば、検索結果からの流入が増え、結果としてWebサイトのPV数増加をもたらします。
しかし、SEOでPV数が増えたからといって、必ずしも「良いWebサイト」になったとは限りません。 数字の裏にある「ユーザーの心理」を読み解くために、以下の3つのパターンに注意しましょう。
SEOでPVを集めることはスタートラインであり、その後の「PVの質」を高めることが重要です。
PV数を増やす方法について、具体的には以下のような手段が考えられます。
そもそも、サイトを訪れる人の絶対数(母数)がなければ、どんな施策も効果を発揮しません。
ユーザーニーズに合わせたキーワード選定やコンテンツ制作、被リンク獲得などは、検索順位を上げることで、この母数となる「新規流入」を最大化するために行います。
広告やSNSを活用して、直接的に訪問者を誘導します。自社のSNSを活用して新たなコンテンツを定期的に発信しましょう。
Webサイトを訪れたユーザーを1ページだけで終わらせないために、関連する記事をリンクでつなぎ、自然な流れで「次のページ」へと誘導しましょう。
メニューの見せ方や内部リンクを工夫して回遊率を高めることは、PV数を増やすだけでなく、ユーザーの関心を深めてコンバージョンへつなげる重要な施策です。
訪問者がすぐに離脱してしまう「滞在時間の短いページ」は、改善の余地がある宝の山です。
情報の密度を濃くしたり、構成を見直したりして、ユーザーが最後まで夢中で読み進めてしまうような工夫を凝らしましょう。
しっかりと記事が読まれるようになれば、結果としてサイトへの信頼感が高まり、次のアクション(回遊やコンバージョン)にも繋がりやすくなります。
PV数を分析するメリットは何ですか?
PV数を分析することには以下3つのメリットがあります。
GA4以外にPV数を計測できるツールはありますか?
はい、GA4以外にもPV数を計測可能なツールはいくつか存在します。
PV数をSEO指標として活用するとき、注意点はありますか?
はい、PV数をSEO指標として活用する際の注意点はいくつかあります。
PV数は、Webサイトの訪問者が閲覧したページ数のことであり、これを増やすことでWebサイトからの問い合わせも増やすことが期待できます。
PV数だけでなく、セッション数やユニークユーザー数など他の指標も理解し、それぞれの関連性を把握することで、より効果的なWebマーケティングにつなげていきましょう。
また、PV数とSEOはポジティブな相関関係を構築できます。PV数向上施策によってよい結果が出ているのであれば、検索順位もあわせてチェックしてみることをおすすめします。
もっとも、PV数はあくまでWebサイトの現状を知るための「通知表の一部」に過ぎません。 単に数字の増減を一喜一憂して追うのではなく、その先にある「ユーザーの満足度」を高めることこそが、Webサイト運営の本質であることを忘れないでください。







