WordPress「このサイトに重大なエラーがありました」の対処方法7選

WordPressを使っていたら、突然「このサイトに重大なエラーがありました」と表示が出た経験はありませんか?
今回は、WordPressで「重大なエラー」と表示される原因や、その対処法などを解説します。
- 目次
「このサイトに重大なエラーがありました」とは
「このサイトに重大なエラーがありました」とは、WordPressでみられるエラー表示で、画面が真っ白になる状況のことです。
すぐに対応しなければサイトの訪問者に影響がでてしまうので、迅速に解決しなければなりません。
通常、WordPress5.7以前のバージョンであれば画面が白くなります。一方で5.7以降であれば、サイト管理者の「メール受信ボックス」に警告のメールが届く仕様となりました。
しかしどちらの場合でも、エラーの原因が特定できなければ対処ができません。よくある原因や解決方法は押さえておきましょう。
「このサイトに重大なエラーがありました」が表示される原因
「重大なエラー」が表示される場合、根本的にはサイトを動かすPHPというプログラミング言語にトラブルが発生しています。

エラーが表示される4つの原因を覚えておきましょう!
テーマやプラグインが干渉している
WordPressのテーマを変えたり、新しくプラグインを入れたりした直後にエラーが出ていれば原因は明確です。
特に以下のような状況でエラーが発生しやすくなります。
- 更新がされていない古いテーマを使用しPHPのバージョンと合わない
- テーマの機能と重複するプラグインを導入したとき
- プラグインを更新したときに整合性に問題が出る
通常、操作をした内容を取り消せば解決するので、最もシンプルな原因といえます。
サーバー内のフォルダを編集した
WordPressはプログラミングされたPHPフォルダによって動作しています。つまりこのフォルダを改変してしまうと、システムそのものに影響を与えかねません。この場合、目的を持って操作をしていればすぐに対処が可能です。
しかしフォルダの実態がわからないまま触れてしまうと、思わぬデータ損失の危険があります。
専門知識がない人は、できるだけフォルダを編集しないようにしてください。
マルウェア感染の可能性を疑う
マルウェアとは、ウイルスやサービス妨害など、システムに障害をもたらす外的要因の総称です。
PHPのトラブルに見せかけた警告文を流したり、サイトそのものにアクセスできなくしたりと、脅威になるものが目立ちます。
エラーの原因である可能性としては低いですが、危険な存在として押さえておきましょう。
「このサイトに重大なエラーがありました」の対処方法7選
ここでは専門知識がない個人でも、エラーに対応できる方法を7つ紹介していきます。

原因がシンプルなものから記載していますので、 上から順に確認していくのがおすすめです。
変更前のテーマに戻す
テーマの変更後にエラーが出た場合は、一度以前のテーマに戻してみましょう。この対処で解決すれば、テーマがPHPのバージョンと合っていなかったことになります。
もし改善がみられないときは、WordPressに備えられた「デフォルトテーマ」に戻すのが最適です。具体的には『Twenty Twenty』や『Cocoon』が挙げられます。
これらのテーマはPHPに不具合を与えることはないので、検証のときには有効です。一部投稿内容の表示が崩れてしまうかもしれませんが、まずはエラーの解消に注力しましょう。
追加したプラグインを無効化する
WordPressテーマよりも不具合が起きやすいのが、プラグインの導入・更新によるエラーです。数多く導入するとテーマの機能と干渉するだけでなく、サイトそのものが重くなる可能性があります。
対処法としては無効化をすれば解決しますが、不要であれば削除するようにしてください。
もし管理画面に入れない場合は、フォルダの「/wp-content」の「plugins」を選択し、一時的にフォルダ名を変更します。すると全てのプラグインが無効化された状態になるので、エラーの解決に繋がるでしょう。
PHPメモリの容量やバージョンを確認する
PHPのメモリ上限が疑われる場合には、プログラムを変更して容量を増やしましょう。プログラミングと聞くと難しそうに感じますが、設定方法はシンプルです。
フォルダの「wp-config.php」を選択し、「define( ‘WP_MEMORY_LIMIT’, ‘128M’ );」と記載がある部分を探してください。
この128Mを256Mに変更することで、メモリ上限が倍になります。256M以上に設定することも可能ですが、かえってサイトが重くなってしまうので注意してください。
またWordPressやPHPのバージョン、メモリの上限は、管理画面の「ツール」>「サイトヘルス」>「情報」>「サーバー」で確認できます。
キャッシュを削除する
サイトが重い原因としてキャッシュが関与している可能性もあるので、削除するのも方法のひとつです。
重くなった原因が他にある場合は根本の解決に至りにくいですが、対処法のひとつとして押さえておきましょう。
GoogleChromeのキャッシュ削除方法
GoogleChromeを起動し、ツールバーの「メニュー」をクリックします。
その後「設定」>「詳細設定を表示」>「プライバシー」>「閲覧履歴データの削除」>「キャッシュされた画像とファイル」を選択>「閲覧履歴データを削除する」の順に進みましょう。
MicrosoftEdgeのキャッシュ削除方法
MicrosoftEdgeを起動し、画面右上の「・・・」をクリックします。
その後「プライバシーとセキュリティ」>「閲覧データのクリア」>「クリアするデータの選択」>「キャッシュされたデータとファイル」を選択>「クリア」の順に進みましょう。
「すべてクリアされました」と表示が出れば完了です。
デバッグモードを有効にして根本原因を探る
上記までの対策をしても修復できなければ、デバッグモードを使用して根本原因を探っていきましょう。
デバッグモードを使用するには、フォルダの「wp-config.php」を使用します。
この中の記述の「define(‘WP_DEBUG’,false)」のうち、「false」を「true」に変更してください。その後にサイトを読み込むと、エラー内容が表示されています。
指示に沿って解決ができたら、再度「false」に修正するのを忘れないでください。
リカバリーモードで修復する
「重大なエラー」の表示と併せて「サイトに技術的な問題が発生しています」との警告があれば、リカバリーモードを使用することができます。
基本的にはメールの指示に従えば解決できるので、この警告が出ている状況であれば対応しやすいでしょう。
注意点としては、リカバリーモードの有効期限があることです。メールが届いてから1日で対応しないと期限切れとなってしまうので、早めに対処してください。
バックアップを復元する
こまめにバックアップを取っていれば、復元で対処できることもあります。
プラグインの「BackWPup」や「All-in-One WP Migration」を使用すると簡単にバックアップが取れるので、万が一のためにも備えておくべきでしょう。
ただし消えてほしくないデータまで戻ってしまう可能性があるので、極力使用は避けたい方法です。

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WordPressのエラーを減らすためにできること
何度もエラーを起こしてしまうと、サイトの訪問者に迷惑をかけかねません。

今後の備えとして、エラーを減らすためのポイントに目を通しておきましょう。
テーマとプラグインの相性を調べる
「重大なエラー」が表示される原因の大多数が、テーマとプラグインの相性です。
特に新しいプラグインを有効化したり、知らないうちに自動更新が発生したりするときは注意してください。
一般的にはテーマを選んだ後にプラグインを選択していくので、予め相性の良し悪しを調べることをおすすめします。
大きなファイルのアップロード前にはバックアップをとる
特定の画面でエラーが出ているときは、容量の大きなファイルがアップロードされている可能性があります。
このような場合はプラグインの無効化などで対応できないので、エラーへの対策が施しにくいです。したがって、サイトが重くなる恐れがあるときは、予めバックアップを取っておきましょう。
むやみにフォルダを触らない
WordPressのフォルダはサイトの心臓部といえます。
プログラミングなどの専門知識がない人がファイルの移動や編集をすると、エラーに繋がりやすいです。目的がない限り内容の改変は行わないほか、フォルダに触れることも控えたほうがいいでしょう。

WordPressのフォルダには触れないようにしておきます!

触れる必要があるときは相談しましょう!
まとめ
突然エラー表示が出ると慌ててしまうものですが、冷静に原因を探っていけば解決できることがほとんどです。エラーの多くは直近で操作・変更を加えたものが関与していることが大半なので、比較的対応しやすいでしょう。
高度なハッキングなどでない限り、紹介した方法で概ね解決できます。今後エラーが発生しても戸惑わないように、参考にしてみてください。
ただし自身で対処ができなければ、レンタルサーバーに問い合わせて迅速に対応してもらうことをおすすめします。無理に内容を改変してしまうと思わぬデータ損失になりかねません。特にバックアップを復元するときは注意しましょう。
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