ページスピードインサイトのスコアの見方は?使い方と効果的な改善策を解説
こんなふうに感じたことはありませんか? ページスピードインサイト(PageSpeed Insights)は、Googleが提供するサイトの表示速度を分析できる無料ツールです。SEOやユーザー体験の向上を意識するなら、スコ…

「WordPressの表示が遅くてユーザーが離脱していないか心配」
「SEOにも悪影響が出ている気がするけど、何が原因かわからない」
「改善したいけど、どこから手をつけていいのか迷っている」
このような不安を感じたことはありませんか?
WordPressは便利な反面、プラグインの使いすぎや画像の最適化不足などで表示が重くなりがちです。表示速度の低下はユーザー体験だけでなくSEOにも影響するため、放置しておくのはリスクがあります。
本記事では、WordPressが重いと感じたときに見直すべきポイントや改善策について、以下の内容をわかりやすく解説します。
この記事を読むことで、WordPressサイトが重くなる原因を正しく理解し、自分で改善できるようになります。サイトの表示速度を改善したい方は、ぜひ参考にしてください。

WordPressで構築したサイトが、最近すごく重たいんです…。

WordPressが重くなる理由はさまざまです。まずは原因を見つけるところから始めましょう。
WordPressが重くなる原因はひとつではなく、さまざまな要因が絡み合っています。
たとえば、以下のような症状に心当たりはありませんか?
なぜ重いのかがわからないまま対策をしても、根本的な改善にはつながりません。まずは原因を正しく理解する必要があります。
WordPressが重くなる主な原因は、次の7つです。
それぞれの原因について、詳しく解説します。
WordPressのプラグインは、入れている数が増えるほど、ページを表示する際に読み込むファイルやデータベースへの問い合わせが増加します。
その結果、サーバーへの負荷が高くなり、サイトの動作が重くなります。
とくに、処理の重いプラグインや似た機能を持つプラグインを複数入れていると、読み込みに時間がかかったり、互いに干渉したりして不具合を起こす可能性が高いです。
長期間更新されていないプラグインも要注意です。
高機能なWordPressテーマは一見便利に見えますが、機能が多い分、裏側で多くのファイルやスクリプトを読み込むため、動作が重くなる原因になります。
使わない機能まで読み込まれる設計になっているテーマは要注意です。必要のないコードまで毎回読み込まれることで、無駄な負荷がかかります。
海外製の無料テーマや古い有料テーマの中には、コードの最適化が不十分なものもあります。
画像や動画ファイルは、サイトの中で最もファイルサイズが大きくなりやすいコンテンツです。最適化せずにそのままアップロードすると、ページの読み込みに時間がかかってしまいます。
WordPressに高解像度のままアップロードした画像や、圧縮されていない動画は動作を重くします。
WordPressはPHPやデータベースを使って動作するため、サーバーの処理能力が不足していると動作が重くなります。
共有サーバーを使っている場合は注意が必要です。共有サーバーは1台のサーバーを複数のユーザーで分け合う仕組みのため、他サイトの影響で自分のサイトの表示が遅くなることがあります。
外部スクリプトとは、WebフォントやSNSの埋め込み、広告タグや解析ツールなど、他のサービスから読み込まれるプログラムのことです。
これらの外部スクリプトが多いと、それぞれの読み込みを待つ時間が発生し、ページ全体の表示が遅くなります。
とくに、外部サーバーの応答が遅い場合や、複数の外部スクリプトを同時に読み込んでいる場合は影響が大きいです。
キャッシュとは、一度表示したページのデータを一時的に保存し、次回以降の表示を速くする仕組みです。
このキャッシュが正しく設定されていないと、毎回すべてのデータを読み込み直す必要があるため、ページの表示が遅くなります。
キャッシュプラグインを導入していても、設定が適切でない場合や他のプラグインと競合している場合は、効果が十分に発揮されません。
WordPress本体やプラグイン、PHPのバージョンが古いまま使うことも、動作が遅くなる原因です。
古いバージョンは処理効率が悪かったり、最新の機能や高速化の仕組みに対応していなかったりするため、パフォーマンスが低下します。
また、新しいバージョンにはパフォーマンスの改善やセキュリティの強化が含まれていることが多く、古いバージョンを使い続けると、その恩恵を受けられません。

原因はわかったのですが、具体的にどのような対策をしたら良いのでしょうか?

原因がわかれば、対策はそれほど難しくありません。ポイントを押さえて順番に対応していきましょう。
WordPressが重くなる原因が特定できたら、それに合わせた改善を行います。
具体的な改善策は、次の7つです。
それぞれの改善策について、詳しく見ていきましょう。
使っていないプラグインや、同じような機能を持つプラグインが複数ある場合は、削除を検討しましょう。
プラグインは有効化しているだけで読み込みが発生するため、使っていなくても負荷がかかります。まずは管理画面から現在有効化しているプラグインを確認し、不要なものを無効化してから削除してください。
不要なプラグインが残っていると、セキュリティや互換性の面でもリスクがあります。
プラグインを削除した後は、サイトが正常に動作しているか必ず確認しましょう。
使用しているテーマが重い場合は、軽量で高速なテーマへの切り替えを検討しましょう。高機能なテーマは便利ですが、使わない機能まで読み込まれることで動作が遅くなります。
表示速度を重視して設計されたテーマは読み込みが速く、ユーザーの離脱防止やSEO対策にも効果があります。
無料テーマでも高速表示を意識したものがあり、導入のハードルはそれほど高くありません。
テーマを変更する際は、事前にバックアップを取り、テスト環境で動作確認をしてから本番環境に適用することをおすすめします。
画像や動画はファイルサイズが大きくなりやすいため、最適化することで表示速度の改善が見込めます。
画像は、Webに適したサイズにリサイズしたうえで圧縮を行い、可能であればWebP形式に変換するのが効果的です。すでにアップロード済みの画像も、一括で変換できるプラグインがあります。
動画ファイルはWordPressに直接アップロードすることを避け、YouTubeなどの外部サービスにアップし、埋め込み表示にしましょう。そのほうがサーバーへの負荷を抑えることができ、全体の読み込みも軽くなります。
利用しているサーバーの処理能力が不足している場合、高性能なプランや別のサービスへの乗り換えを検討するのも有効な手段です。
共有サーバーを使っている場合、上位プランに変更するだけでメモリやCPUの性能が向上し、表示速度が改善されることがあります。他のユーザーの影響を受けにくい専用サーバーやVPSへの移行も選択肢のひとつです。
サーバー会社によっては、WordPress専用の高速プランを提供しているところもあります。
CDNを活用することでサーバーの負荷を分散し、表示速度をさらに向上させる方法も効果的です。
WebフォントやSNSの埋め込みなどの外部スクリプトを見直し、不要なものは削除しましょう。便利である反面、必要以上に設置すると表示速度に悪影響を与えます。
「非同期読み込み(async)」や「遅延読み込み(defer)」を使って、ページの表示を妨げないように設定することも有効です。この設定をすることで、ユーザーの体感速度の改善が見込めます。
Webフォントについても、使用する書体や文字の種類を必要最小限にし、読み込み時間を短縮させましょう。
キャッシュプラグインは、一度生成したページのデータを保存しておくことで、次回以降のアクセス時に素早く表示できるようにするものです。まだ導入していない場合は、導入を検討しましょう。
ただし、設定が適切でないと効果が十分に発揮されません。プラグインによって設定項目が異なるため、公式マニュアルなどを参考に、自分のサイトに合った設定を行ってください。
複数のキャッシュプラグインを同時に有効化すると、互いに干渉して正常に動作しないことがあります。使用するプラグインは1つに絞りましょう。
WordPress本体、プラグイン、PHPのバージョンは、最新の状態を保つようにします。新しいバージョンには、処理速度の改善やバグの修正が含まれていることが多く、更新するだけで動作が軽くなることがあります。
ただし、テーマやプラグインとの互換性の問題で不具合が発生することがあるため、更新前には必ずバックアップを取りましょう。
PHPのバージョンアップはサーバー側の対応が必要になることもあるため、サーバーのサポート情報を確認しておくことをおすすめします。
表示速度の改善を行う前に、まずは現状の速度を把握する必要があります。PageSpeed Insightsを使って表示速度を確認しましょう。
PageSpeed Insightsではページの読み込み速度だけでなく、改善ポイントも確認できます。
改善を行う前と後で、どのくらい効果があったかも確認しておくことをおすすめします。
使い方やスコアの見方については以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

やっぱりサイトが重いままだと、悪い影響がありますか?

はい、影響はあります。表示速度の遅さは想像以上に悪影響が出てしまうんです。
「少しくらい遅くても問題ないだろう」と思うかもしれませんが、サイトの表示速度が遅いことはユーザー体験やSEOに大きく影響します。
WordPressが重いことで発生する主なデメリットは、次の3つです。
それぞれのデメリットについて、詳しく見ていきましょう。
ページの読み込みが遅いと、ユーザーは待ちきれずにサイトを離れてしまいます。ページの読み込みに3秒以上かかると約半数のユーザーが離脱するというデータが出ており、動作が重い状態は無視できるものではありません。
とくにスマートフォンでの閲覧時は、数秒の遅れでも離脱率が大きく上昇するといわれています。
離脱率が高いということは、コンテンツを読んでもらえないということです。どれだけ良い情報を発信していても、表示が遅ければ意味がありません。
Googleは、ページの表示速度を検索順位を決める要素のひとつとしています。表示が遅いサイトは、SEOの観点からも非常に不利です。
2021年以降、Googleは「Core Web Vitals(コアウェブバイタル)」という指標を導入し、ユーザー体験を重視しています。表示速度はこの指標の重要な要素であり、遅いサイトは検索結果で上位表示されにくいということです。
表示速度が遅いと、最終的な成果(CV)にも悪影響を及ぼします。商品購入や問い合わせなどのアクションを起こす前に、ユーザーが離脱してしまうためです。
ページの読み込み時間が1秒遅れるごとに、CV率が約7%低下するといわれています。たった数秒の遅れがビジネスの成果に直結するため、動作が重い状態は見過ごせない問題です。
WordPressの管理画面が重いのはなぜですか?
管理画面が重い場合、プラグインの影響やサーバーのスペック不足が原因であることが多いです。古いバージョンのWordPressやPHPを使っている場合も、動作が重くなることがあります。
プラグインは何個までなら大丈夫ですか?
プラグインの適正数に明確な基準はありません。数よりも、個々のプラグインの品質や処理の重さが影響します。軽量で最適化されたプラグインであれば20個入れていても問題ない場合もあれば、重いプラグインが5個で動作が遅くなることもあります。
サーバーを変えれば速くなりますか?
はい、サーバーの性能が原因で遅くなっている場合は、高性能なサーバーやWordPress専用プランに乗り換えることで速度が改善することがあります。ただし、プラグインや画像の最適化ができていない状態でサーバーだけ変更しても、劇的な改善は期待できません。
WordPressが重いと感じたら、放置せずに対策を始めましょう。プラグインの整理や画像の最適化、テーマやサーバーの見直しなど、改善できるポイントは多くあります。
WordPressが重い状態を改善すれば、ユーザーにストレスを与えることもなくなり、検索順位にも良い影響が出ます。サイトを運営する以上、表示速度は無視できません。
この記事で紹介した7つの改善策は、どれも特別な技術がなくても実施できるものばかりです。できるところから改善をして、快適に動作するWordPressサイトを目指しましょう。







