【2026年版】サブドメインとは?SEOに強い「専門サイト」の作り方とサブディレクトリとの使い分け

【2026年版】サブドメインとは?SEOに強い「専門サイト」の作り方とサブディレクトリとの使い分け

【2025年版】サブドメインとは?SEOに強い「専門サイト」の作り方とサブディレクトリとの使い分け

Webサイトを運用する際には独自ドメインの取得が必要ですが、現在運用しているサイトとは別のテーマで新しいサイトを作る場合、わざわざ新規ドメインを取るのはもったいないかもしれません。

これまでの運用で培った資産(ドメインパワー)を引き継げる、サブドメインの活用がおすすめです。

サブドメインってなんですか?

本体ドメインの前に任意で設定するドメインのことです!

Web担当者の中でも、初心者でしたら「サブドメインって何?」「分ける必要があるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、サブドメインとは何か、目的や使い道、取得方法などをわかりやすく解説します。

【この記事で学べること】

  • サブドメインの概要
  • サブドメインの使い分け方
  • サブディレクトリとの違い
  • メリット・デメリット
  • サブドメインの取得方法
目次

サブドメインとは

サブドメインとは、本体ドメインの前に自由に決めた文字列を挿入して作成するものです。

本体ドメインが「××.com」の場合、「〇〇.××.com」というように「〇〇」の部分がサブドメインにあたります。

サブドメインは、現在運用しているメインサイトと関連性を保ちつつ、別のサービスやコンテンツを展開する際に非常に有効です。

そもそもドメインは、インターネット上で「Webサイトがどこにあるのか示す住所」のようなものだから、サブドメインは同じ敷地に建つ別の家って感じですね!

なるほど!わかりやすいです!

ドメインとサブドメインの違い

両者の違いは、取得方法にあります。

種別入手・設定方法
ドメインサーバーが提供するサービスから入手
サブドメイン契約中のサーバーの管理画面から設定

ドメインは利用するたびに新規で入手する必要がありますが、サブドメインは新たに入手する必要はありません

Googleからは「別のサイト(兄弟のような関係)」として認識され、SEO評価も別々になりますが、URLを見るだけで「運営元が同じ会社だ」と識別してもらいやすいのが特徴です。

サブドメインの具体的な使用例

サブドメインは日常的に目にしているけど、思い出だせますか?

う~ん、見ているはずですが、思い出せないです…。

サブドメインの身近な具体例として「Yahoo!」が挙げられます!

Yahoo!では、以下のように使い分けを行っています。

本体ドメイン

サブドメイン

Yahoo!ショッピング:https://shopping.yahoo.co.jp/
ヤフオク:https://auctions.yahoo.co.jp/
Yahoo!ニュース:https://news.yahoo.co.jp/
Yahoo!知恵袋:https://chiebukuro.yahoo.co.jp/
Yahoo!トラベル:https://travel.yahoo.co.jp/

Yahoo!のメイン事業である検索エンジンが本体ドメインで、その他にも様々な事業でサブドメインが活用されています。

サービスは違っても、Yahoo!が提供するサービスであることは一目瞭然です。ユーザーにとっては非常に認識しやすく、既に知っている信頼に値するサイトだと判断できるようになります。

確かに見たことあります!これがサブドメインなんですね!

サブドメインの目的と使い道

サブドメインの目的と使い道として、以下の3点が挙げられます。

別のテーマのコンテンツを作る場合

サブドメインは、今あるWebサイトとは違うテーマのコンテンツを作る場合に活用するのが一般的です。

今あるサイトに別のテーマが入ってしまうと、それぞれのイメージが混合することでサイト内の統一感が失われ、どのようなサイトなのかがユーザーに伝わりにくくなります。

また、サイトのテーマがわかりにくくなると、検索順位にも悪影響が出てしまいます。

先ほどご紹介したYahoo!の事例のように、テーマごとにドメインが違っていることで、メインサイトのイメージが混在する事態を防ぎ、ユーザーの利便性も確保できます。

ブランドを維持しつつ、複数のサイトを運用したい場合

サブドメインの取得時には新たに契約する必要がないため、独自ドメインの契約数を1つのままに抑えることができます。

サブドメインの形式は「〇〇.××.com」となるため、運営元が「××」とわかりやすいのが特徴です。

「同じ会社が運営している」とユーザーが理解できるため、会社のブランドを維持しつつ、テーマの異なるサイトを複数運用したい場合に有効的に活用できます。

知らないサイトであっても運営元に知っている名称があれば、ユーザーは安心して閲覧できるのです

SEO評価を受け継ぎたい場合

新たに別の独自ドメインによってサイトを制作した場合、Googleのクローラーには全く別のサイトと判断されるため、上位表示されるまでに時間を要します。

一方、サブドメインの場合、一部に同じリンクがあるため、運営会社が同じであると判断しやすくなるのです。

メインのサイトに対するSEO評価を多少受け継ぐことができ、新たにドメインを入手するよりも上位表示を狙える確率が高まるといえます。

サブドメインのメリットとデメリット

メリット

サブドメインを活用するメリットは、以下の通りです。

① コスト削減

最大のメリットは「ドメイン取得費用がかからない(無料)」点です。維持費もかからないため、リスクなく新しいメディアを立ち上げることができます。

② SEO評価の引き継ぎ

全くの新規ドメインでゼロから始めるのとは異なり、本体サイトが持つ「ドメインパワー」を一部引き継ぐことができます。

そのため、検索エンジンへのインデックス登録(認識)が早くなり、初速から有利に運用できます。

③ ブランドの統一

「yahoo.co.jp(Yahoo!)」のように、URLの冒頭に任意の文字列を設定できるため、「公式感」を演出できます。

ユーザーに違和感を与えず、ブランドイメージを統一したまま別サービスを展開可能です。

デメリット

デメリットとしては、以下の3つが挙げられます。

メインサイトの悪影響を受けてしまう

先ほども解説したように、サブドメインのサイトは多少なりともメインサイトの影響を受ける形になります。そのため、メインサイトの悪影響も引き継いでしまう可能性があるのです。

メインサイトでペナルティを受けてしまった場合は、サブドメインでもペナルティを受けてしまう可能性がゼロではありません。

メインサイトの悪影響まで受け継いでしまう可能性があるんですね…。

そうですね。良くも悪くも本体ドメインの一部を引き継いでいるのがサブドメインだから、Webサイトのテーマに限らず、規約に違反しない誠実なサイト運用を心がけましょう!

SSL証明書の発行が必要になる

SSL証明書とはいわゆる「電子証明書」であり、運営者の身元を証明したり、セキュリティ対策のために通信を暗号化したりするために必要なものです。

SSL証明書を取得していないままだと、訪問したユーザーに警告文が表示されたり、サイトが表示できなかったりして、離脱率が高まる可能性があります。

SSL証明書の発行が必要になること、発行には費用がかかることはデメリットの1つといえるため、注意しておきましょう。

サブドメインのページが検索結果に表示されない可能性がある

Googleでは、あるキーワードの検索結果に対し、同一ドメインと識別できるサイトは2つまでしか表示しないと決められています。

この「同一」というワードにはサブドメインも内包されているため、同じキーワードのコンテンツがあった場合には、他のサイトが優先されてサブドメインのページが検索結果に表示されないかもしれません。

ニーズによっては3つ表示される場合もありますが、確実ではありません。コンテンツが重複しないように配慮が必要です。

失敗しないサブドメインの設定手順

「サブドメインの設定」と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、現在は多くのレンタルサーバーで簡略化されており、管理画面から数ステップで完了します。

ここでは、XserverやConoHa WINGなど、一般的なレンタルサーバーでの汎用的な設定手順を解説します。

サーバーパネルから追加する(DNS設定)

まず、契約しているサーバーの管理画面(サーバーパネル)にログインします。

通常、メニュー内に「サブドメイン設定」という項目が用意されています。ここを開き、以下の手順で追加を行います。

  • 対象となるメインのドメイン(親ドメイン)を選択する。
  • サブドメイン名入力欄に、設定したい文字列(例:shoprecruit など)を入力する。
  • 「追加する」ボタンをクリックする。

基本的にはこれだけで、裏側で複雑なDNS設定(レコード追加など)が自動的に行われ、インターネット上でそのアドレスが使えるようになります。

独自SSLを設定する(※最重要)

サブドメイン設定で最も失敗しやすいのが「SSL設定の忘れ」です。

親ドメインがすでにSSL化(https〜)されていても、サブドメインには自動的に適用されません サブドメインも「別のサイト」とみなされるため、個別にSSL設定を行う必要があります。

  • 手順例
    サーバーパネルの「SSL設定」メニューから、先ほど追加したサブドメインを選択し、「独自SSL化」を有効にします。

この作業を忘れると、サイトにアクセスしたユーザーに対して「保護されていない通信です」というセキュリティ警告が表示されてしまいます。サブドメインを追加した際は、必ずセットでSSL設定も行うようにしましょう。

サブドメインとサブディレクトリの違い

そういえば、「サブディレクトリ」ってワードも聞いたことがあるのですが、これは何が違うんですか?

では、サブドメインとサブディレクトリの違いについても学んでいきましょう!

サブディレクトリは、本体ドメインの下に階層を作るのが特徴です。イメージとしては、以下のようになります。

  • 本体ドメイン → ××.com
  • サブディレクトリ → ××.com/〇〇/
  • サブドメイン → 〇〇.××.com

つまり、サブディレクトリで制作されたサイトはあくまで下層ページであり、別のWebサイトとして独立しているわけではありません。反対に、サブドメインで制作したサイトは1つの独立したWebサイトです。ポジションの上下差はありません。

本体ドメインとより密接な関係にあるのはサブディレクトリのため、運用する際には注意が必要です。

下層ページであるサブディレクトリで新たなコンテンツを作成すれば、Googleのクローラーからはメインサイトのインデックス数が増えたと判断されます。

また、メインサイトのSEO評価はそのままサブディレクトリのページに影響し、その逆も然りです。

サブドメインとサブディレクトリは、SEOの観点から考えるとどちらがより有利ですか?

それは、どちらが有利かは決まっていないよ。

実はこの点についてGoogleは「どちらに優劣があるわけでもない」と言及しています。つまり、両者の違いを加味した上での使い分けが重要だということです。

サブディレクトリは、現在運用しているサイトと同じジャンルを扱う場合に有効です。

逆にジャンルが異なるのであれば、サイト内でイメージが混在するのを防ぐため、自立したWebサイトとして識別されるサブドメインのほうが適しています。

上手に使い分けて、ユーザーにとって使いやすいサイト運用を目指すことが何よりも大切です。

サブドメインの取得方法

基本的には、独自ドメインのサーバー管理画面から設定して入手します。そのため、前提として独自ドメインの取得が必須です。

その上で、以下の手順に従って設定しましょう。

  • 本体ドメインの管理画面に入る
  • サブドメイン設定に関連するメニューをクリック
  • 任意の文字列を入力して作成
  • その他の設定を追加する
  • 完了

設定が完了するまでは、短くても半日、最大で1~3日ほどかかります。

また、使用しているサーバーによっては設定方法が異なる可能性があります。詳しい方法については、事前にサーバー提供事業者へ確認しておくと安心です。

思ったより簡単ですね!

サブドメインを上手に活用して、様々なコンテンツを展開していきましょう!

まとめ

サブドメインは、本体ドメインとは別の自立した1つのWebサイトでありながらも、関連性があることをアピールするのに有効です。

現在運用しているサイトと別のジャンルでサイトを立ち上げたい場合は、サブドメインを活用しましょう。しかし、SSL証明書の発行に費用がかかったり、サイトが表示されない可能性があったりとデメリットもあります。

テーマに関連性がある場合にはサブディレクトリによる運用も検討し、目的に合った使い分けを行うことが大切です。

サブドメイン活用は、言わば「Web資産の再利用」です。既存サイトのパワーを最大限に活かし、効率よく新しいサイトを育てていきましょう。

この記事を書いた人

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SEO Writer / SEOタイムズ編集部

読者インサイトを分析し、行動につながる構成を設計。E-E-A-Tを重視し、専門家監修と実データで信頼性を担保。コアアップデートやAI検索動向を常にモニタリング。一次情報の検証や実例を用いた有益な情報を発信していきます。