SNSマーケティングとは?成功事例と導入のメリット・デメリットを徹底解説!

「Webサイトへの流入を増やすために、SNSを始めたい!」
というWeb担当者の方も多いのではないでしょうか。
本記事では、SNSマーケティングの基礎知識や、各SNSの特徴を紹介します。また、学んだ知識を活かせるように、SNSマーケティングの事例や具体的な方法も併せて紹介します。
この記事で学べること
- SNSマーケティングの基礎知識
- メリット・デメリット
- 7つの主要SNS
- 成功事例
- SNSマーケティングの進め方
- 目次
SNSマーケティングとは
SNSマーケティングとは
SNSマーケティングとは、X(旧Twitter)・Facebook・InstagramなどのSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)を使ったマーケティング活動です。自社のSNSアカウントを作り、ユーザーと相互にコミュニケーションを取ることができます。
SNSマーケティングの目的は、以下が挙げられます。
- 会社の商品・サービスの知名度を上げる
- ファンを増やす
- ユーザーに商品・サービスを購入してもらう
また、SNSをとおして、年齢や興味関心などのユーザー情報を集め、その情報を活用しさらに効果的なマーケティング活動を行うことができます。
マーケティング業界におけるSNSマーケティングの特徴

SNSマーケティングの特徴ってなんですか?

SNSマーケティング最大の特徴は「情報拡散力」です。
SNSマーケティングは、従来のマーケティングと購買行動モデルが異なります。

従来との最大の違いは「UGCを起点とした認知」であることです。従来の認知は「企業発信」が主でしたが、SNSの認知は企業発信に加えて「ユーザー発信」が重要になります。

UGCを見た他のユーザーが「いいね」などアクションをすると、より多くの人に拡散されやすくなります!

そうなんですね!あと、企業発信よりも、ユーザー発信のほうが親近感があって参考になりますよね。
ULSSASがうまくいくと、情報が自律的に拡散されるようになります。これがSNS特有の情報拡散力を生むのです。
好循環が生まれると、以下のようなメリットがあります。
- 広告宣伝費のコスト削減
- よりコアなファンを作ることができる

認知はマーケティングの中でも難しいけど、SNSを活用することで新たな認知の手法を手に入れられます!
広告
広告とSNSマーケティングの違いは以下のとおりです。
| 広告 | SNSマーケティング | |
|---|---|---|
| 即効性 | 高い | 高い |
| 費用 | 有料 | 無料 |
| 特徴 | 顕在層へのアプローチ | 顕在層+潜在層へのアプローチ |
特に注目をしたいのが「費用」です。広告の場合、媒体によって費用は異なりますが、ある程度の予算を確保する必要があります。一方SNSの場合、基本的に無料で利用できます。
つまり、SNSマーケティングは初期費用や利用料をかけずに認知拡大を目指せる点で、広告宣伝費用のコスト削減が期待できるのです。
SEO
SEOとSNSマーケティングの違いは以下のとおりです。
| SEO | SNSマーケティング | |
|---|---|---|
| 即効性 | 低い | 高い |
| 費用 | 有料(外注する場合) | 無料 |
| 特徴 | 一方向のコミュニケーション | 双方向のコミュニケーション |
特に注目したいのが「コミュニケーション」の違いです。
SEOは検索エンジンで上位表示をすることでユーザーに認知してもらい、Webサイトに訪れてもらえます。しかし、訪れたあとのコミュニケーションを取る導線がないため、ユーザーにとってはコミュニケーションが取りづらい状態といえます。
一方SNSは「いいね」「コメント」「DM」など、双方向のコミュニケーションを得意としています。先ほどお伝えした「ULSSAS」では、起点である「U(UGC)」に、「L(いいね)」がどれだけ集まるかが、拡散において重要になります。
「いいね」「コメント」「DM」など双方向のコミュニケーションは、ユーザー同士の親密度を高めることができます。結果として、ユーザーはコアなファンとなり、新たなUGCができるという好循環が生まれるのです。

「どれか1つの手法が特別優れている」という訳ではなく、それぞれにいい部分がありますよね。

そうですね。どの手法も得意・不得意があるから、広告、SEO、SNSを組み合わせることで相乗効果を得られます!
データで見るSNSマーケティング需要大の背景
国内のSNS利用者は年々増加している
SNSマーケティングの需要は年々増加しています。なぜなら、国内のSNS利用者が年々増加しており、今後も増加する見込みがあるためです。
こちらのグラフをご覧ください。
上記データから、大きく2つの傾向が挙げられます。
- 2021年は2020年より約5%利用者が増加している
- 2021年「13-19歳」「20-29歳」の利用率は90%超

すごい!2021年時点で全体の約8割がSNSを利用しているんですね!

そうですね。利用者が増えることによって、SNSを活用したマーケティングの需要も増えます!
SNSと商品購入の深い関係

「SNSは認知に効果的」ということでしたが、他にどんなシーンで役立てることができますか?

実は「販促」にも役立ちます!
ユーザーにとってSNSは、情報を得るメディアとしてだけではなく、商品・サービスを購入する場所としても選ばれています。
こちらのデータをご覧ください。
Instagramが購入頻度1位である理由の1つに「ショッピング機能」があります。
ショッピング機能とは
Instagram内の投稿にタグ付けをすることで、「商品名」「価格」を表示できる機能です。
ユーザーは、そのタグを押すと、そのまま商品詳細ページ(別サイト)に飛ぶことができます。
つまり、ユーザーはInstagramの投稿を見て「この商品気になる!」と思ったら、その投稿で商品名や価格をすぐに確認できます。そして「買いたい!」と思ったら、投稿から直接、商品詳細ページに飛んで商品を購入できるのです。
このように、投稿内で「商品への興味づけ」「誘導」をできるのがショッピング機能です。

商品の「認知」と「販促」を同時にできるのがいいですね!

そうですね。Instagramで販促を考えているなら、ぜひ活用したい機能です!
レビューや口コミが重要視されている

SNSに限らず、オンライン上で買い物するのって慎重になりませんか?「思っていたのと違う!」という経験をしたことがあって…

実は、オンライン上で購買行動をするユーザーは「レビュー」や「口コミ」を参考にする人が多っくなっています!
「商品・サービスの購入をする際にレビューや口コミを見る」ユーザーは、約6割にのぼります。そして、先ほどお伝えした「UGC」は、SNS上でのレビューや口コミに当たります。
ユーザーがレビューや口コミを確認することから、SNSでの販促においても、UGCは企業が重要視するべき要素なのです。

SNSにおいて、UGCって認知や販促がうまくいくかの鍵を握っているんですね!

そうですね。起点であるUGCをどう生むかの施策は担当者の腕の見せ所です!
SNSマーケティングのメリット
ここまで、SNSマーケティングの特徴やSNSマーケティングの需要増加の背景をお伝えしました。

ここでは、SNSマーケティングのメリットを紹介します!
6つのメリット
- 今日から無料で始められる
- ランニングコストがかからない
- アカウントの複数利用が可能
- 拡散による認知度の向上
- 最新情報が素早く直接届く
- 集客だけでなく企業の好感度もアップ
MERIT 1
今日から無料で始められる
先ほど「SNSマーケティングの特徴」でもお伝えしましたが、SNSアカウントは無料で作成可能です。導入コストがかからないため、マーケティングに大きな予算を割けない企業も始めやすいです。
MERIT 2
ランニングコストがかからない
SNSは、アカウント作成だけでなく月額利用料も必要ありません。SNS担当者の人員などは必要ですが、SNS利用にランニングコストが必要ない点は「マーケティング費用を抑えたい」という企業にとって大きなメリットといえます。
MERIT 3
アカウントの複数利用が可能
SNSは基本的に一人で複数のアカウントを所持できます。そのため、1つの会社の中で用途ごとにアカウントを分けることも可能です。サービス情報以外に、社内情報を掲載して採用につなげている企業もあります。
MERIT 4
拡散による認知度の向上
先ほど「SNSマーケティングの特徴」でもお伝えしましたが、SNSは商品・サービスの認知を広げる最適な手法です。SNSが持つ情報拡散力や双方向のコミュニケーションという特徴を活用することで、強力なプロモーションツールとなります。
MERIT 5
最新情報を直接届けられる
新聞やニュース番組をとおすことなく、ユーザーに直接情報を届けることができます。キャンペーンや新商品の情報など、いち早くユーザーに届けたい情報があればSNSを活用しましょう。
MERIT 6
集客だけでなく企業の好感度もアップ
運用方法を工夫することで、商品やサービスの購買促進だけでなく、企業の好感度アップも可能です。SNSを自社メディアの1つとして活用することで、ブランディングにつながります。
SNSマーケティングのデメリット

SNS活用を検討するなら、メリットだけではなくデメリットも把握しましょう!
2つのデメリット
- SNS運用の手間
- 炎上のリスク
DEMERIT 1
SNS運用の手間
SNS運用には担当者の人員確保が必要です。Webデザイナーや動画編集者への外注が必要な場合もあります。また、アカウントを大きく成長させるためには分析が欠かせません。
DEMERIT 2
炎上のリスク
拡散力が魅力のSNSマーケティングですが、良くない方向に拡散される可能性もあります。また、個人が気軽に利用できる一方、企業アカウントのSNS運用はリスクもあります。
SNS上の問題発言や著作権違反、モラル違反、マナー違反、誤解を生む発言などが、企業イメージやサービスの評判悪化につながる可能性もあるため「アカウントを運用するうえで守るルール」を事前に決めて細心の注意を払いましょう。
SNSマーケティングで使われる主要ソーシャルメディア7選

「SNS」とひと口でいっても、いくつか種類がありますよね?

そうですね!今回は、マーケティングにおすすめのSNSを7つ紹介します。
- X(旧Twitter)
- LINE
- YouTube
- TikTok
以下で詳しく解説します。
SNS 1
X(旧Twitter)
特徴
- 6つのメリット
- 今日から無料で始められる
- ランニングコストがかからない
- アカウントの複数利用が可能
- 拡散による認知度の向上
- 最新情報が素早く直接届く
- 集客だけでなく企業の好感度もアップ
X(旧Twitter)の国内利用者数は、以下のとおりです。
日本における月間アクティブユーザー数は4,500万人(2017年時点)を突破し、年々利用者が増えているSNSの1つです。
先ほど特徴に挙げたように、トレンド性の高い情報をリアルタイムで得られることから、トレンドに敏感な10~20代を中心に利用率が高いSNSといえます。
また、女性ユーザーは「グルメ」「美容」「料理」、男性ユーザーは「テクノロジー」「時事問題」など、検索されやすい情報が異なる傾向にあります。X(旧Twitter)を活用する際は、ユーザーから「検索されやすいキーワード」を意識して情報発信をしましょう。
SNS 2
Instagram
特徴
- ビジュアル(写真・動画)で伝えるコンテンツ共有型
- ファンを作りやすい
- ショッピング機能でECサイトに直接誘導できる
Instagramの国内利用率は、以下のとおりです。
日本における月間アクティブユーザー数は3,300万人(2019年時点)で、日本で3番目に利用者が多いSNSです。10~40代まで、幅広い年齢層のユーザーが利用している点も大きな特徴です。
写真や動画で訴求できる点と、ショッピング機能の組み合わせにより、Instagram投稿からECサイトへの直接誘導が可能です。特にEC事業者の場合は、Instagramをうまく活用できると強力な販売導線を手に入れることができます。
SNS 3
Facebook
特徴
- 実名での登録が原則のため、炎上をしにくい
- コミュニティ機能がある
- ビジネスマンの利用率が高い
Facebookの国内利用率は、以下のとおりです。
日本における月間アクティブユーザー数は2,800万人(2019年時点)と、国内SNSでは比較的少ないユーザー数です。しかし、世界では月間アクティブユーザー数が29億人(2022年時点)と世界最大のユーザー数を誇る人気のSNSです。
国内のFacebookユーザーは、30~40代のビジネスマンの利用者数が多く、ビジネスシーンの名刺交換代わりに利用されることもあります。この特徴を活かして、BtoBビジネスの商品PRの場として活用することもおすすめです。
SNS 4
LINE
特徴
- 公式アカウントを作成できる
- プッシュ通知でメッセージが送れる
- ショップカードやクーポンなどを無料で利用できる
LINEの国内利用率は、以下のとおりです。
日本における月間アクティブユーザー数は8,300万人(2019年時点)で、日本で最も利用者が多いSNSです。10~50代で9割、60代で8割以上の人に利用されており、日本で1番浸透しているSNSといえます。
ユーザーとの1to1コミュニケーションが取れ、Messaging APIを利用するとパーソナライズされたメッセージの送信、双方向コミュニケーションが可能になります。この他にも、公式アカウントには様々な機能があるため、強力な販促ツールになります。
SNS 5
YouTube
特徴
- テレビに替わる媒体となっている
- ストック型のメディア
- 認知~ファン化まで可能
YouTubeの国内利用率は、以下です。
日本における月間アクティブユーザー数は6,500万人(2020年時点)で、日本で2番目に利用者が多いSNSです。そのうち1,500万人以上の人がテレビ画面でYou Tubeを視聴していることから、テレビに替わる媒体としても注目を集めています。
動画は情報伝達に優れており、その伝達力は文字の5,000倍の情報量を伝達できるといわれています。その情報量の多さから、数分の動画で商品・サービスの認知からファン化まで行うことができます。
SNS 6
TikTok
特徴
- 15秒~のショート動画が中心
- アプリ内で撮影~編集まで完結できる
- 拡散力が高い
TikTokの国内利用率は、以下のとおりです。
日本における月間アクティブユーザー数は950万人(2018年時点)で、主に10-20代のユーザーに利用されています。
TikTok最大の特徴は「拡散力の高さ」です。
その拡散力を叶えるのが「フォローしていないクリエイターの動画が表示される」独自のアルゴリズムです。例えば、TikTokを始めたばかりでフォロワーが0人でも、投稿すると約100~500名のユーザーに動画が表示されます。
つまり、拡散にある程度のフォロワーや「いいね!」が必要なInstagramやX(旧Twitter)と異なり、運用初期からある程度の拡散力を持つのがTikTokなのです。
SNS 7
Pinterest
特徴
- 交流型ではなくアイデアを見つけるためのSNS
- ストック型のコンテンツ
- Webサイトとつなげることができる
Pinterestの国内利用者数は、870万人(2020年時点)で、他のSNSと比較しても利用者数はそれほど多くありません。しかし、「SNSでの購入頻度」では1位のInstagram(48.3%)の次にPinterest(48.2%)での購入が多いというデータもあります。
SNSマーケティングの成功事例

それぞれのSNSで強みがあるんですね!

そうですね。その強みをどう活かすか、成功事例から学んでみましょう!
CASE 1
SNSで購買意欲アップ
利用シーン紹介で大人気!DAISO(フォロワー数:1.8万)
DAISOは「ある特定の利用シーン」と「自社商品」をかけ合わせた投稿が魅力です。
例えば、以下の投稿をご覧ください。

「ポケットティッシュケース」の投稿は、以下のような組み合わせになっています。
- ある特定の利用シーン:ポケットティッシュを使用するとき
- 自社商品:ポケットティッシュに関する悩みを解決するケース
同投稿のコメント欄を見ると「これは外出時に便利」という声が多数寄せられています。このように「利用シーン×商品」をうまく投稿に落とし込むことで、ターゲットの購買意欲を刺激する投稿を作成できるのです。
CASE 2
SNSで顧客と交流
キャンペーン活用で注目度アップ!SAVAS(フォロワー数:30万)
「SAVAS」のX(旧Twitter)アカウントでは、キャンペーンを活用してフォロワーと積極的に交流をしています。
例えば、新商品が発売された際に、フォロー&リポストで抽選100名にギフトが当たる「発売記念キャンペーン」を実施しました。結果は9,000を超えるリポスト数で大盛況となり、フォロワー数増加や認知拡大に成功しています。
LINEスタンプを活用!ロクシタン(フォロワー数:2,800万)
LINE友だち数、約2,800万人(2023年4月現在)超えの人気企業アカウントであるロクシタンでは「自社商品の紹介」「キャンペーン情報」を発信しています。

ロクシタンは、LINEの友だち登録数を増やす施策として「LINEスタンプ」を活用しました。人気クリエイターとコラボしたオリジナルのLINEスタンプを作成し、ユーザーはロクシタンの公式アカウントと友だちになることでスタンプを入手できます。
LINE活用を検討している企業は、LINEの人気コンテンツである「LINEスタンプ」を活用した企画がおすすめです。
SNSでカスタマーサポート!Adobe(フォロワー数:25万)
クリエイティブ製品を提供するAdobeは、カスタマーサポート専用のX(旧Twitter)アカウントを運用しています。
例えば、上記のポストでは「バージョンアップに伴う問題の回避方法」について発信しています。X(旧Twitter)は最新情報を拡散するのに適したSNSですので、タイムリーな情報をユーザーに周知する速報として活用しています。
CASE 3
SNSで認知度向上
SNSで関連テーマを発信!株式会社リクルート(フォロワー数:32万)
リクルートでは、「新卒メンバーの就活体験」「飲食店のDX化」「リクルートが経営するカフェ」など、様々なジャンルの情報を発信しています。

実名登録が必要なFacebookなのでコメント数は他のSNSより少なく見えますが、その分コメントでの意見や感想は貴重なデータとして得ることができます。
裏側公開で海外からも注目!株式会社ナカムラ(フォロワー数:8,996)
名古屋の組み飴メーカーである株式会社ナカムラは、Instagramで組み飴の製造過程を見られる動画や、組み飴のデザインを紹介することで、国内にとどまらず海外からも注目を集めることに成功しました。
伝統的な職人の技術をInstagramで見られるということで大きな話題を生み、地方の中小企業ながら世界的な注目を集めました。
英語を楽しく学べる動画配信!ランカル英会話(登録者数:22万)
英会話カフェ、英語学習アプリなど、英会話サービスを提供するランカル英会話は、海外文化やリアルな英会話をショート動画にまとめて、TikTokやYou Tubeで配信しています。
英語学習者が楽しく学べる動画をSNSで配信することにより、英語学習者内での認知度が向上し、結果として運営するカフェやアプリへの集客につなげています。
SNSマーケティングの手法

SNSマーケティングって、どんなことに取り組めばいいのでしょうか?

大きく分けて5つの使い方があります!
MARKETING 1
企業公式のSNSアカウント運用
企業の公式アカウントを作成し「情報発信」や「ユーザーとのコミュニケーション」を行うのがアカウント運用です。
Webサイトの場合、情報発信は「企業→ユーザー」の一方向になりますが、SNSの場合は「企業←→ユーザー」の双方向のコミュニケーションを取ることができます。
また、ユーザー側には「企業・ブランドをより深く理解し愛着を感じるきっかけになる」、企業側には「ユーザーのリアルな反応が見られる」「コアなファンになってもらえる」というメリットがあります。

X(旧Twitter)で発信が見られると、その企業を知るきっかけになりますね!
MARKETING 2
媒体ごとに特色のあるSNS広告
SNSでは媒体ごとに広告配信が可能です。
例えば、TikTokで広告配信する場合、コンテンツと広告が混在するため広告としての抵抗感が低い特徴があります。また、Instagramの場合、Facebookと同じアカウントで広告を管理でき、簡単に設定できます。
SNS広告には以下のメリットがあります。
- テキスト・画像・動画を活用して訴求力の高い広告を作成できる
- 細かいターゲティングができる(地域・言語・端末・年齢・性別 など)
- 自由に予算を設定でき、コストを抑えながら効果的に広告配信できる
特に、従来の広告媒体と比べて低コストで広告配信できる点はSNS広告の魅力といえます。
MARKETING 3
ユーザー参加型のSNSキャンペーン
SNS上でユーザーが参加できるイベントを企画・運営するのがSNSキャンペーンです。
例えば、以下の企画が挙げられます。
- フォロワー限定のプレゼントキャンペーン
- フォトコンテスト
- UGCを作成した方の中から抽選でプレゼントが当たる
SNSキャンペーンを行うことで以下のメリットがあります。
- ユーザーが商品・サービスに愛着を持つきっかけになる
- UGCが作成されより多くの人に拡散される
- 話題になるとバズる
SNSキャンペーンのポイントは、ターゲットがブレないような企画にすることです。「ターゲットが喜びそうな企画」かつ「自社の商品・サービスをアピールできる企画」を意識しましょう。
MARKETING 4
個人の影響力を活用するインフルエンサーマーケティング
SNS上で多くのフォロワーがいる、または、コアなファンがいるなど、影響力のある個人をマーケティングに活用する手法です。
例えば、以下のような活用方法が挙げられます。
- ターゲット層にリーチしやすいインフルエンサーを起用し商品PRをする
- YouTuberに商品を使用している動画を配信してもらう
- 専門知識を持つインフルエンサーとコラボして商品開発をする
「でも、どのインフルエンサーに頼めばいいか分からない…」という方もいるのではないでしょうか。そこで、インフルエンサーマーケティングのために、インフルエンサーを紹介してくれるサービスもあります。ぜひ活用しましょう。
MARKETING 5
顧客の生の声に寄り添うソーシャルリスニング
SNSアカウント運営をとおして、ユーザーの声を集める手法です。
例えば、以下が挙げられます。
- X(旧Twitter)上で自社についてどのような発信があるか
- Instagramでどのような写真・ハッシュタグでUGCが投稿されているか
上記のように、SNSの投稿を確認することで「ユーザーの潜在・顕在ニーズの把握」「販促活動の改善」「ユーザーとの関係構築」に役立てる情報を得ることができます。
SNSマーケティングに取り組むべき企業の特徴

「SNSマーケティングが自社に必要か」と悩む企業もありそうですね。

そうですね。以下3つのいずれかに当てはまるのであれば、ぜひSNSマーケティングをおすすめします!
- 60代以下の男女をターゲットとしている
- 口コミやレビューが重視される業種
- 広範囲の集客を目指している
以下で詳しく解説します。
CASE 1
60代以下の男女をターゲットとしている
60代以下の年齢層をターゲットとしている企業は、SNSマーケティングに取り組むことをおすすめします。
こちらの表をご覧ください。
上記より、SNS利用率が高い順に「20~29歳」「13~19歳」「30~39歳」「40~49歳」「50~59歳」であることが分かります。
特に、「20~29歳」「13~19歳」の年齢層はその9割がSNSを利用しています。そのため、上記に挙げた年代をターゲットとしている場合、SNSは効果的なマーケティング手法の1つとなります。
CASE 2
口コミやレビューが重視される業種
例えば、以下の業種は顧客満足度が重要視されており、顧客からの口コミが集客に大きく影響する傾向があります。
- 飲食店(レストラン・カフェ)
- 美容関連業界(美容室・エステサロン・化粧品)
- 宿泊施設(ホテル・旅館)
- 健康関連業界(ジム・フィットネスクラブ)
- 小売業界(ショッピングセンター・百貨店)
先ほど「SNSマーケティングとは」でお伝えしたように、SNSではユーザー発信の口コミ「UGC」が増えることで、より多くの人に拡散されるため、SNS上での集客に役立ちます。
CASE 3
広範囲の集客を目指している
SNSマーケティングは、場所にとらわれない集客方法です。SNSマーケティング100の法則
例えば、街から離れた場所に店舗があったとしても、InstagramやX(旧Twitter)などのSNSで情報発信することで、認知から来店までつなげることができます。
ビジネスの場所にかかわらず、広範囲で集客を目指すならSNSマーケティングはおすすめです。
SNSマーケティングの勉強方法

「SNSマーケティングを自分で勉強したい!」という場合に、おすすめの勉強方法はありますか?

いい質問です!今回は、3つの勉強方法を紹介します!
- SNSマーケティングの本を読む
- SNSマーケティングのセミナーや勉強会に参加する
- 自分でSNSを運用する
以下で詳しく解説します。
SNSマーケティングの本を読む
本は知識レベルに合わせて学ぶことができるので「初めてSNSマーケティングを学ぶ」という初心者から「すでに運用を始めている」という経験者におすすめです。
SNSマーケティングのやさしい教科書。
改訂3版 Facebook・Twitter・Instagram─つながりでビジネスを加速する最新技術

「SNSマーケティングの基礎が知りたい」「SNS運用の軸を決めたい」という初心者におすすめの1冊です。なぜSNSを活用するべきなのか「SNSの重要性」や「SNSマーケティングの基礎」「分析・改善手法」など、SNSマーケティング初心者が押さえるべきポイントが紹介されています。全編カラーで取り組みやすい点も魅力です。
| 著者 | カーツメディアワークス |
|---|---|
| 発行年 | 2020/6/19 |
| ページ | 256 |
| 価格 | 1,650円(2023年5月10日現在) |
SNSマーケティング100の法則
すぐに始めたい人の導入法・活用法 (100の法則シリーズ)

「なかなかフォロワーが増えない」「他のSNSも始めようか悩む」など、課題にぶつかっている中級者におすすめの1冊です。
各項目が「解説+図解」で紹介されています。基本的な運用方法はもちろん、マーケティング施策やSNS広告など、今よりワンランク上の運用を目指している方は必見です。
| 著者 | 株式会社カーツメディアワークス |
|---|---|
| 発行年 | 2020/06/19 |
| ページ | 256ページ |
| 価格 | 1,650円(2026年1月19日現在) |
小さな会社でできる! 売上・集客が倍増するSNS活用術

「大企業の事例が多くて参考にならない」とお悩みの中小企業SNS担当者におすすめの1冊です。Facebook・Instagram・LINE・Twitter・You Tubeの各SNSを活用した、中小企業でも取り組みやすい施策の実例などが紹介されています。 真似しやすく再現性が高い施策を知りたい方はぜひご一読ください。
| 著者 | 西 良旺子 |
|---|---|
| 発行年 | 2020/4/9 |
| ページ | 144 |
| 価格 | 1,650円(2026年1月19日現在) |
動画学習サービスを活用する
「本では勉強できない」という方は、プロから動画で学べる動画学習サービスを活用するのもおすすめです。
Udemy

株式会社ベネッセコーポレーションが提供する「Udemy」では、社会人向けのスキルアップ学習コンテンツが充実しています。
SNSマーケティングの講座だけでも5,000を超えるコースがあり、初心者から上級者まで満足のいくラインナップになっています。
1つ1つの講座は内容が充実している分、費用も多少かかります。「費用を抑えたい」という方は、お得なセール開催時を狙って気になる講座を受けてみるのもおすすめです。
Schoo

株式会社Schooが提供する「Schoo」では、生配信動画で学習できるという特徴があります。生配信では、講師へチャット質問が可能で、リアルタイムでの学びを楽しめます。
「Z世代のSNS講座」や「企業のためのSNS講座」など、様々な切り口からSNSマーケティングを学ぶことができます。
自分でSNSを運用する
本や動画で学んだあとは、自分でSNSを運用してみましょう。実際に運用することで「こうやるんだ」というノウハウを身につけることができます。
また「ここがうまくいかないな」という課題が見つかれば、また本や動画で学び、試してみるというアクティブラーニングになります。
企業のSNS担当者の場合は、まず自身の個人アカウントを立ち上げて運用することをおすすめします。
SNSマーケティングを始める前にやっておくべきこと

今日は、SNSマーケティングでは以下の6つを意識しましょう!
- 目的とターゲットを明確にする
- 自社に合ったSNSを見極める
- SNS担当者を決める
- 運用ルールを作る
- 適切な目標・KPIを設定する
- 運用改善・PDCAを回す
以下で詳しく解説します。
POINT 1
目的とターゲットを明確にする
「アプローチしたいターゲット」や「SNSマーケティングの目的」を明確にしましょう。認知度向上を目的とするのか、サービスのアフターフォローを目的とするのかなど、目的によって行動が変わります。
POINT 2
自社に合ったSNSを見極める
先ほど「SNSマーケティングで使れる主要ソーシャルメディア7選」でお伝えしたように、各SNSで利用しているユーザー層や特徴が異なります。
それぞれの特徴を見極め、どのSNSと相性が良いか考えましょう。
POINT 3
SNS担当者を決める
社内のSNS担当者を決定ましょう。企業で運用する場合は、欠勤や他業務の繁忙期に備え、安定した運用をするために、複数名で運用体制を作るのがおすすめです。
POINT 4
運用ルールを作る
まず、炎上対策やモラ指針を設定したルール(ソーシャルメディアガイドライン)を作成しましょう。
次に、実務用ルールを作りましょう。投稿の作成・投稿方法はマーケティングにおいても重要な役割を担うため、しっかりルールを構築しましょう。
POINT 5
適切なKPIを設定する
KPIとは、KGI(最終目的)の過程を評価する中間指標です。
例えば、20~30代への認知度向上をKGIとした場合、KPIは以下のように設定できます。
- KGI:20~30代への認知度の向上
- KPI:フォロワー数・リーチ数・インプレッション数
KGIによって設定するべきKPIが異なるため、KGIを達成するための最適なKPIを設定しましょう。
POINT 6
運用改善・PDCAを回す
実際に運用すると「設定したKPIを達成できない」「ターゲットに情報がうまく届かない」など課題が見えてきます。その際はPDCAを回しましょう。
SNSは投稿してからユーザーの反応が見えるまでの時間が短いのが特徴です。そのため、改善策を立てたらすぐに行動して運用することを心がけましょう。
よくある質問
SNSマーケティングに関する資格はありますか?
SNSマーケティング検定やSNSリスクマネジメント検定、SNSエキスパート検定などがあります。
マーケティングに関わるうえで資格取得は必須ではありませんが「勉強した成果を可視化したい!」という方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
SNSマーケティングはどのような業種におすすめですか?
あらゆる業種におすすめです。有形物を販売する企業はもちろん、無形のサービスを提供する企業でも、SNSマーケティングは認知や販促の面で役立ちます。
BtoBでもSNSマーケティングは有効ですか?
有効です。企業内の担当者が関心を持ちそうな情報を発信することで、BtoB向けのSNSマーケティングとして活用できます。
SNSマーケティングはフォロワーが何人いれば良いですか?
「何人いれば良い」と、人数に決まりはありません。なぜなら、目的やターゲットによって様々だからです。フォロワー数は多いに越したことはありませんが、フォロワー購入はSNSの禁止行為やペナルティに値する可能性もあります。
フォロワー数が1万人に届かなくてもマーケティングに成功している事例もあるため、フォロワー数だけに着目しないよう注意しましょう。
まとめ
SNSの国内利用者数は年々増加傾向にあり、今後もSNSマーケティングの需要が見込めます。また、SNSごとに優れている特徴があり、複数のSNSを組み合わせることで相乗効果が期待できます。
「人員を整える」「運用ルールの作成」など体制面を整える必要はありますが、初期費用や基本運用が無料な点は、SNSマーケティングの魅力の1つです。
自社商品・サービスに合ったSNSで、効果的な認知拡大や販売促進を目指しましょう!























