SEOとAIO参照率の関係(独自研究データ:N=50,443)

SEOとAIO参照率の関係(独自研究データ:N=50,443)

AIOに参照されるためにはどうすればいいのか。

この疑問にこたえるため、長年SEO研究を行い、豊富な事例を持つ当社独自の研究データを公開いたします。

2026年8月7日時点までの当社がSEO対策を行っている50,443キーワードを対象に分析を行った独自研究のデータで、Googleが提供する「AI Overviews(AIO)」参照率が上昇しSEO順位とAIO参照率の差が広がっています。

本記事では、AI Overviewsの参照率について、SEOの順位との関係性を解説します。

目次

SEO順位とAIO参照率には相関関係があるのか

SEOで1位のとき、AIO参照率は84.2%

5万キーワード超を対象にした独自調査を実施した結果、SEO順位とAIO参照率に関係性が確認されました。

◆調査概要

項目内容
調査対象母数50,443キーワード
調査期間2026年1月~8月
対象サイト当社でSEO対策を行っているサイト
比較対象SEO順位1位~10位/11位以下
調査項目SEO順位とAIO参照率の関係
基準日2026年8月7日時点

定義:AIO参照率とは、対象キーワードにおいて、調査対象サイトのページがGoogleのAI Overviews内の参照元として表示されたキーワードの割合です。各SEO順位について、「その順位にあったキーワードのうち、AIOで参照されたキーワード数」を分子、「その順位にあったキーワード総数」を分母として算出しています。

調査条件:Google検索を対象とし、調査時点で取得した検索結果におけるSEO順位とAIO参照状況を比較しています。検索結果は検索時点や環境によって変動する可能性があるため、本調査の数値は各調査時点における観測値です。

表:SEO順位とAIO参照率の推移

SEOで1位の時のAIO参照率の推移データ(赤い線)は、2026年1月には1位の時にAIO参照率が63.7%となっていましたが、2026年8月時点では84.2%と大幅に上昇しています。

また、2026年1月では11位以下は8.4%の参照率があったのに対し、8月には3.9%と差が広がっています。

SEOで1位のとき(赤い線)と、11位以下(茶色の線)を比較すると、AIO参照率に大きな開きがあります。

SEO順位が高いほど、AIO参照率も高い傾向

2026年8月7日時点では、SEO1位のAIO参照率は84.2%である一方、11位以下では3.9%にとどまり、SEO順位によってAIO参照率に大きな差が見られました。

この分析データから、今回の調査対象では、SEOで上位に表示されているキーワードほど、AIO参照率も高くなる傾向が確認されました。SEOとAIO参照率の関係は、今回の調査期間中にさらに強まっていることが示唆されます。

◆1位から10位のAIO参照率の比較表(2026年8月7日時点のデータ)

SEO順位AIO参照率(小数点以下切り捨て)
1位84%
2位73%
3位65%
4位56%
5位53%
6位48%
7位48%
8位46%
9位42%
10位30%
11位以下3.9%

なお、SEOで1位になれば必ずAIOに参照されるわけではありません。今回の調査では、2026年8月7日時点でSEO1位のAIO参照率は84.2%であり、一定数はAIOに参照されていません。

※数字は当社の事例データですが、キーワード種別や業種、記載内容によって異なるため、参考値としてください。

※業種・キーワードジャンルを横断したデータとなります。

今回の調査から考えるAIO対策

  • まずSEOで上位を狙う
  • 特定分野を細分化して専門性を蓄積する
  • 検索意図に対して直接的な回答を提供する
  • 自社独自の情報・事例・データを掲載する
  • 情報の正確性・最新データを維持する更新ルールを整備する

AI Overviews(AIO)の参照率に関するよくある質問

優先するべき改善項目は何ですか

まずは、検索キーワードに対して提供している情報が、ユーザーの問題解決に本質的に役立つ内容になっているかを確認しましょう。

AI Overviewsの回答や参照元はどのくらいの頻度で変わるのですか?

キーワードによりまちまちです。日ごとに変動する場合もあれば、同じ日に検索しても回答内容や引用されるサイトが変わるケースもあります。
当社の観測では、特に情報の更新頻度が高いジャンルで変動が大きくなるケースも確認されています。

AI Overviewsに引用されるサイトは毎回同じですか?

いいえ。必ずしも同じサイトが引用されるとは限りません。AI Overviewsが参照するソースは、検索時点やWeb上の情報、検索結果の変化などによって入れ替わることがあります。

AI Overviewsが表示されたりされなかったりするのはなぜですか?

Googleは「AI Overviewsについて、生成AIが特に役立つとシステムが判断した場合に表示する」と説明しています。そのため、同じキーワードであっても、検索するタイミングや検索環境によって、AIOの表示・非表示が変わる可能性があります。

AI Overviewsの変動を確認する方法はありますか?

ございます。AIO表示の有無などを追跡するツールが多数提供されていますので、ツールを活用するか、定期的に対象キーワードを自ら検索して表示内容を目視で確認することもできます。

SEOとAIO参照率の関係まとめ

今回の調査では、SEO順位が高いほどAIO参照率も高い傾向が確認されました。

SEO施策は、通常の検索結果だけでなく、AIOにおける参照機会という観点からも重要である可能性があります。ただし、このデータは相関であって因果関係ではありません。

現在は大きなキーワードでSEO上位表示させるためには競合も多く、必要な対策の範囲も幅広くなり、手間もよりかかるようになっています。

競合に勝つためには、「まずはここから勝つ」という範囲の設計から実施していくことが、近道となることもありますので、得意分野かつ、「独自の情報や、実際の事例・データを提供しやすい内容」に注力したページ作りを心がけるとSEOやAIOへの取り組みを効率的に進めやすくなるでしょう。

当社では、今後もSEOやAIOに関する独自調査・研究の成果を発信していく予定です。

また、対策に取り組みたいけれど、ノウハウやリソースに不安がある方は、ぜひお問い合せください。

この記事を書いた人

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佐藤剛 / GMOインターネット株式会社

1998年の学生時代からW3C準拠対策(のちのSEO)を実践。 若い頃に新事業所立ち上げ責任者として、大手企業のウェブマスターを経験。ウェブ経由で夜間に遠方の企業から問合せがあり、ここから数百億円の売上が上がる経験をする。この体験でウェブ集客対策に強いこだわりを持つ。検索エンジンの会社で営業・商品企画・広報を歴任後、SEOサービスFind-Aの立ち上げやSEO対策度合計測ツール高評価の立ち上げ、広告運用代行サービスADSolutonの立ち上げなど、長期にわたりご愛顧いただいているウェブマーケティング支援サービスの設計・立ち上げ及び監修を行う。