SEO対策において古い記事はどうするべきか?3つの対処法を解説

SEO対策において古い記事はどうするべきか?3つの対処法を解説

SEO対策において古い記事はどうするべきか?3つの対処法を解説

「古い記事を残しておいても大丈夫だろうか」
「古い記事についてできるSEO対策が知りたい」
「古い記事は削除した方がいいのだろうか」

古い記事のSEO対策に興味を持ったあなたに、下記のような項目をわかりやすく解説します。

  • 何を、注意して古い記事を扱っていけばいいか?
  • どうやって、古い記事を残せばいいか?
  • どのような、対策をすれば古い記事を活用できるか?

この記事を読めば「古い記事のSEO対策の仕方」がわかります。

目次

【結論】古い記事はSEOに悪影響を与える!

Googleの評価基準でも古い記事は少しずつ評価が下がり、情報が新しい記事の方が比較的上位表示されやすい仕組みになっています。

そのためアクセス数の少ない古い記事をそのままの状態で放置しておくと、Webサイト全体の評価を下げる原因になりかねません。

情報で溢れた社会だからこそ、公開日が新しい新鮮な情報をユーザーも知りたいと思うでしょう。そのため、古くなった記事はそのままにせず、何らかの対策をすることが必要です。

「古い記事」とひとことで言っても、業界によって古くなる期間は異なり、決まった基準はありません。

ニュースやトレンドに関係するものは情報の移り変わりが激しく、学術論文など専門的な分野においては長い傾向にありますよね!

古い記事を評価する方法3ステップ

古い記事への対応は、以下3つがあります。

それぞれ解説しますので、ご自身のWebサイトでは「どの段階の対応が必要なのか」確認してみてください。

No. 1
評価の高い記事はそのまま残す

アクセス数を分析して評価が得られていれば特に問題はありません。古い記事とはいえユーザーの役に立っていれば質の高い記事と言えます。

ただし、公開している情報に変更があった際は、次に挙げるリライトが必要です。

Webサイト運営の基本ではありますが、記事は一度作成したら放置するのではなく、分析と見直しを定期的にするようにしましょう。

No. 2
情報更新が必要な記事はリライト

リライトとは

すでに公開している記事の内容を改善し再度公開するSEO対策のひとつ

リライトは情報更新という目的だけでなく、アクセス数が伸びていない場合にも効果があります。

例えば、「法律や制度が変わった」「Googleがコアアップデートした」など、記事内容が過去の情報となり古くなった場合などはリライトが必要です。

新鮮な情報を随時追加、更新し修正を加えていきましょう。リライトをすることで記事の質が向上し、検索上位表示できる可能性があります。

関連記事:SEO的リライト記事の見つけ方とリライト方法 おさえるべき注意点

No. 3
アクセス数が少ない記事は削除を検討

アクセス数が少ないということは、言い換えれば「記事の品質が低い」ということです。

Googleアナリティクスなどで分析した上で、思うようにアクセス数を獲得できていない記事は、場合によっては削除し新たな記事を書くほうが懸命です。

低品質な記事を削除せずにそのまま残しておくと、Webサイト全体の評価を下げる原因になります。

まずはリライトして記事の質を上げることが先決ですが、それでもなおアクセス数が伸びなければ削除することも視野に入れましょう。

既存の記事を修正するリライトと違って、また0から新規記事を書き直すんですね!

SEOに直結!古い記事の対処方法

ここからは、先ほど紹介した「残す」「リライト」「削除」の3通りの対処方法をそれぞれ解説していきます。

CASE 1
そのまま残す記事への対応

記事の品質に問題なく、そのまま残すと決まればしばらくの間は特別な対応は要りません。

記事を残すかどうかの基準は、PV数・検索順位・UU数などを分析することでおおよその判断がつきます。数値がどのように推移しているかを確認し、今後も定期的に分析を続けていくことが重要です。

分析時のチェック項目7選

  • PV数(アクセス数)
  • 検索順位
  • コンバージョン数・コンバージョン率
  • UU数(ユーザー数)
  • 被リンク
  • 直帰率・離脱率
  • 滞在時間

CASE 2
リライトする記事への対応

以下3ステップで対応します。

  • 記事内容と競合の分析をする
  • 記事内容に最新情報を追記する
  • 公開して効果測定する

STEP 1 記事内容と競合の分析をする

同じキーワードで検索し、以下などを読者目線で分析します。

  • 上位表示されている記事はどんな構成や見出しを使っているか
  • どんな情報について扱っているか など

「同じ内容について触れている」「独自要素を含めている」など、記事をいくつか読んでいくと共通点を発見することができます。

自身の記事に足りていない情報がないかを洗い出してみましょう。

STEP 2 記事内容に最新情報を追記する

古くなった情報は修正や削除し、最新の情報を追記し更新します。

また、競合記事では触れていない内容を盛り込んだり、より詳しく深掘りしたりするといった、情報の充実した記事にすることがポイントです。

この段階で、タイトルやメタディスクリプションの変更を検討するのもいいですね。

注目を集めやすい部分を工夫することで目立ちやすくなりますね!

STEP 3 公開して効果測定する

リライトしたら内容に間違いがないか確認し、公開しましょう。

Googleサーチコンソールでインデックスの申請をすることで、検索結果に反映されるようになります。

先ほど触れた「分析時のチェック項目7選」をリライト前と後で比較し、思うように伸びていなければ再度リライトするという流れを繰り返していきます。

CASE 3
削除する記事への対応

最後に、削除する記事の判断基準と対応についてです。

1. Googleサーチコンソールで削除する

WordPressの場合だと、ゴミ箱に入れるだけで簡単に記事の削除ができますが、Googleサーチコンソールで削除申請を必ずしておく必要があります。

ただWordPressから削除しただけではGoogleには認識されず、404エラーになってしまいます。
Googleサーチコンソールの削除ツールを使いましょう。

404エラーって何のことでしたっけ?

404エラーとは「存在しないページ」を意味するエラーコードです!

こちらの記事で詳しく解説しています。

関連記事:404エラー(Not Found)発生時の対処法を丁寧に解説!原因とその意味について

関連記事:今すぐGoogleの検索結果からページを削除したい!削除の手順を解説

2. リンク切れに注意しインデックス削除をチェック

削除したい記事とリンクで結びついているWebサイトがある場合、記事が削除されることによってリンク切れを引き起こしてしまいます。

削除する際はリンクがついているかを確認し、リンク切れ対策を忘れずしておきましょう。
最後に、しっかり削除申請ができているかをGoogleサーチコンソール内の審査状況で確認したら削除完了です。

主に以下3つの方法があります。

  • リンクから飛ばないようにリンク自体を消す
  • 404エラーページを作成する
  • リダイレクト設定をする

関連記事:リンク切れチェックツールのおすすめ6選!リンク切れ対策を解説!

3. 新規記事を再度作り直す

記事を削除した理由がゼロから作り直すことを目的としている場合は、改善点を洗い出して新たに記事を作ってみましょう。

競合記事をヒントに記事構成や見出しとタイトルの付け方などを参考にしてみると、記事を書いたときのことを振り返るいい機会になります。

別の視点で見ることができるので、新たな気付きがあるかもしれません。

ただし、そのままコピーすることは禁物です。「他に追加できる内容がないか」「どのような価値を持たせられるか」を考え、独自性を大切にしましょう。

古い記事を残しつつできる2つのSEO対策

中には消したくない記事もあるのですが…

「noindex」「nofollow」設定で残しておくこともできますよ!

noindex

noindexとは

クローラーによるインデックスを拒否すること

通常はインデックスによってWebサイトの質が評価され、検索結果に表示されるようになっています。

noindexは意図的に特定の記事を評価されないようにすることで、Webサイト全体の評価が下がることを防ぐことができます。

また、noindex設定をすると検索結果からの流入は見込めなくなりますが、他の記事の内部リンクから決まったルートで流入させることが可能です。

nofollow

nofollowとは

クローラーがリンク先のWebサイトをたどらなくさせること

クローラーはリンクを通じてWebサイト間を行き来しています。

リンクが貼られているリンク先のページ評価が低い場合、元ページが高評価を受けていても影響を受けてしまい、全体の評価が下がってしまいます。

そこでnofollowによりページ間同士で評価が影響しあうのを無くすことが可能です。

お互いに関連性のあるページ同士を内部リンクで紐付ける場合は問題ありませんが、仕方なく外部リンクを貼る必要があるときなどに設定しましょう。

nofollowの作用イメージ

noindex・nofollowそれぞれの設定方法はこちらの記事を見ながら設定してください。

関連記事:noindex・nofollowとは?2つの違いや記述方法を紹介

古い記事は時として貴重な情報源になる場合もある

古い記事を残しておくことはSEO対策という意味では効果はありませんが、上位表示されなくても過去の専門情報を知る手がかりとなることがあります。

ブログ記事など、自分で残しておきたいと思ったら残していても悪いことではありません。

自分の生み出した作品なので、思い入れがあるものもきっとあるでしょう。

世の中に公開されていても恥ずかしくないコンテンツだと自信を持って言えるのであれば、人の役に立つ機会が来るかもしれません。

だからこそリライトしたり、noindexやnofollowを設定したりするなどの対策が必要になるんですね!

古い記事のSEO対策についてよくある質問

古い記事を削除するとSEO対策になりますか?

古い記事でなおかつ低品質なら削除することでSEO対策になる場合もあります

しかし、古い記事でも検索上位表示されているなど、評価が高ければ削除しなくても問題ありません。

削除してもWebサイト全体のSEO評価が下がることはありませんが、削除する前にリライトすることでSEO対策が可能です。

アクセスがない記事は削除した方がいいですか?

SEO対策が目的で、残しておく必要性がなければ削除した方がいいです

残したい記事の場合は、noindexやnofollowをしておくのも手段のひとつです。

アクセス数を分析してからリライトの必要があるのか、削除すべきかを判断しましょう。

まとめ

今回は、古い記事のSEO対策の仕方について解説してきました。

古くなった記事はそのままにしておくとWebサイト評価を下げてしまいかねないので、リライトするか削除するなどの対応が必要です。

また、残したい場合はnoindexやnofollowをすることでまだまだ活用することもできます。

まずはアクセス数を分析し、古い記事をどのように扱っていくか一度向き合ってみてください。

この記事を書いた人

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上村 拓郎 / GMOインターネット株式会社/インハウスSEO部長・SEO先端ラボ 所長

SEO歴10年,2009年にECコンサルタントとして入社。
入社後はEC事業のマネージャーを務めた後、SEO事業の責任者を経験。
2022年から検索順位チェックツール「GMO順位チェッカー」責任者とSEO先端ラボ所長を兼務。

▼主な実績
Googleアルゴリズムの研究等 各種SEOプロジェクトを牽引。
「AI SEOディレクター」、「GMO順位チェッカー」をリリース。

▼保有資格
Google Analytics認定資格