GoogleがAI OverviewsとAI Modeにウェブ探索を促す5つの新機能を追加

GoogleがAI OverviewsとAI Modeにウェブ探索を促す5つの新機能を追加

Googleは2026年5月6日、AI OverviewsとAI Modeにおけるリンクの見せ方を大幅に改善する5つの新機能を発表しました。AI検索でのクリック率(CTR)低下が課題となるなか、ユーザーがより多くのウェブサイトを訪問しやすくするための取り組みとみられます。

参照元:鈴木謙一「海外SEO情報ブログ」「Google Enhances AI Overviews and AI Mode with Five New Features That Could Boost CTR」

追加された5つの新機能

1. 関連する角度からの深堀りリンク(Explore new angles)

AI回答の末尾に「さらに探索する」セクションが新たに表示されるようになりました。最初の回答では触れられなかったトピックの別の切り口や、詳細な分析記事・事例研究などへのリンクが提示されます。一度の検索で完結させるのではなく、より深い情報収集へとユーザーを誘導する設計です。

2. ニュース購読サービスのリンクを強調表示(News subscriptions)

AI ModeおよびAI Overviewsの回答内に、ユーザーが登録しているニュースメディアの記事が「Subscribed(購読済み)」のラベル付きで表示されるようになりました。Googleによると、購読ラベルが表示されるとクリック率が大幅に向上することが初期テストで確認されているとのことです。パブリッシャー向けには購読連携のための申請フォームも公開されています。

3. フォーラムやSNSからの実体験コメントを表示(Perspectives)

ユーザーがアドバイスや実体験を求めているクエリに対して、フォーラム・SNS・一般公開ディスカッションからの視点がAI回答内にプレビュー表示されるようになりました。投稿者名・ハンドル名・コミュニティ名も合わせて表示されるため、どのソースからの情報かが一目でわかります。

4. 回答テキスト内にインラインリンクを追加(Granular links)

AI回答のテキスト内に、関連する箇所と隣接するかたちでリンクが挿入されるようになりました。たとえば「ルートの地形」について触れている箇所にはサイクリングガイドへのリンクが、「一日の走行距離」について触れている箇所にはトレーニングブログへのリンクが表示されます。回答を読みながら自然に該当ページへ移動できる設計です。

5. リンク先のプレビュー表示(Website preview on hover)

デスクトップ環境で、AI回答内のインラインリンクにカーソルを合わせるとリンク先サイトの名称やページタイトルがポップアップで表示されるようになりました。クリック前にどのサイトに遷移するかを確認できるため、リンクへの不安を軽減しクリックを促す効果が期待されています。

SEOタイムズの見解

今回の5つの機能はいずれも「AI検索でのクリック率を回復させる」という方向性で統一されています。特に注目したいのは機能2の購読メディア強調表示で、Preferred Sourcesと組み合わせることでメディアサイトが継続的な流入を確保しやすくなる可能性があります。コンテンツ運営者にとっては、AI回答に引用・紹介される質の高い記事を継続的に発信することがこれまで以上に重要になってきます。

この記事を書いた人

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SEO Writer / SEOタイムズ編集部

読者インサイトを分析し、行動につながる構成を設計。E-E-A-Tを重視し、専門家監修と実データで信頼性を担保。コアアップデートやAI検索動向を常にモニタリング。一次情報の検証や実例を用いた有益な情報を発信していきます。