SEO対策にWebページ表示速度は関係あり!ページ改善方法と測定ツールを紹介
WEB担当者にとって、ページ表示速度の改善はSEOの観点から重要です。今回は、ページ表示速度の重要性の他、計測方法と改善方法についてご紹介します。 ページ表示速度とは ページ表示速度とはその名のとおり、ページを表示するま…

「離脱率って何?SEOにどう関係してくるの?」
「GA4で離脱率を確認する方法が分からない!」
「GA4でチェックしてみたら離脱率が高すぎる…どうやって改善すればいい?」
このようなお悩みを抱えていませんか?
Webサイトの成果を正しく評価するには、GA4を利用した離脱率の確認や新しい指標への理解が欠かせません。
そこで今回は、GA4で離脱率を確認する方法やユーザーの離脱を防ぐための施策など、以下の内容をわかりやすく解説します。
この記事を読むことで、GA4で離脱率の状況を正しく把握できるようになり、ユーザーの離脱を防ぐための改善施策に取り組めるようになります。GA4を使いこなしてWebサイトの成果を高めたい方は、ぜひ参考にしてください。

離脱率ってよく聞くのですが、何のことかいまいちよくわかりません…。

簡単にいうと、そのページを最後にしてサイトを離れたユーザーの割合を表す数値です。
Webサイト分析において、「離脱数」と「離脱率」は重要な指標です。どちらもユーザーがページから離れたことを示す指標ですが、意味や使い方には違いがあります。
離脱数とは、ユーザーがWebサイト内を閲覧している中で、「あるページを最後に見てサイトから離れた回数」を指します。
たとえば、トップページ → 商品ページ → お問い合わせページと進んだあと、お問い合わせページを最後に離れた場合、お問い合わせページの離脱数が1カウントされます。
この指標は各Webページごとに集計され、そのページがユーザーのセッションの終点になった回数と考えるとわかりやすいです。
離脱数はWebページごとに計測され、そのWebページの表示回数と密接に関連しています。
離脱率とは、あるWebページが表示された回数のうち、そのページを最後に見てサイトから離れたユーザーの割合を示す指標です。
ここでいう「離脱」とは、ページを閲覧したユーザーが、サイト内の他のページに移動することなく、ページから離れてしまうことを指します。
具体的には、ブラウザを閉じる・戻るボタンで、サイトを離れる、サイト内のリンクから外部サイトに移動するといった行動です。
ページ別に離脱した割合を算出することで、「ユーザーがセッションを終了するのはどのページが多いのか・少ないのか」を知ることができます。
離脱率の計算方法は、次のとおりです。
離脱率 = ページの離脱数 ÷ ページのページビュー数 × 100
たとえば、ページAが3回表示された場合を想定して、離脱率を式に当てはめて計算してみましょう。
3つのセッションでページAは合計3回表示され、そのうち1回がページAでの離脱でした。
この場合、離脱率は「1 ÷ 3 × 100」で33%と計算できます。


離脱率と直帰率の違いについて、理解していますか?

え?同じようにWebサイトから出ていった人の割合ですよね。

半分正解です。実は、直帰率と離脱率の違いを把握することは分析においてとても重要なんです。
離脱率と直帰率の主な違いは「ユーザーがその前に何ページ見たか」にあります。
直帰率は、あるページに訪問したユーザーが他のページを一切見ずにそのまま離れた割合を示しています。つまり、そのページだけを見て離れたかどうかが基準です。
離脱率は、ユーザーがそのページを最後にサイトを離れた割合を示します。離脱前に他のページを閲覧していても関係ありません。最後に見たページがどこかを見ている指標です。
直帰は離脱の一部であり、「1ページだけ見て離脱した場合」を特別に「直帰」として区別しているということです。
この違いを理解しておくことでユーザーの行動パターンをより正確に読み取り、Webサイトの分析がより深くできるようになります。
GA4で離脱率を調べる方法は、次のとおりです。

STEP 1
「探索」から「空白」を選択

STEP 2
「ディメンション」横にある「+」をクリックし、
「ページパスとスクリーン クラス」にチェックを入れたら、「インポート」をクリック

STEP 3
「指標」横にある「+」をクリックし、
「表示回数」「離脱数」にチェックを入れたら、「インポート」をクリック

STEP 4
「ページパスとスクリーン クラス」を「行」の領域にドラッグ&ドロップ、
「値」の領域に「表示回数」「離脱率」指標をドラッグ

離脱率はやっぱり低い方がいいんですよね?

GA4における離脱率は必ずしも低ければよいというものではありませんが、あまりにも離脱率が高い場合は原因を調査する必要があります。
離脱率が高い場合、以下の原因が考えられます。
それぞれどのような理由で離脱率が高くなるのか、詳しく見ていきましょう。
Webページの読み込みに時間がかかっていると、ユーザーの離脱リスクが高まります。
リンクをクリックしてもページがすぐに表示されずイライラしてしまった、という経験は誰しもあるものではないでしょうか。
この遅れはSEOにも悪影響を及ぼす可能性があるため、表示速度を最適化することが重要です。
ページの内容がユーザーのニーズに合っていない場合、離脱につながる可能性が高くなります。
「行ってみたい!」と思うおしゃれなカフェのWebサイトを見つけたとします。
しかし、取扱いメニューや料金、アクセス方法、対応可能な決済などが分かりにくいと、行ってみたいという意欲が冷めてしまうものです。
そのため、コンバージョンの機会を逃さないよう、ユーザーが知りたい情報を十分な量、親切でわかりやすい設計で提案することが大切です。
もし、GA4で離脱率が高いのであれば、コンテンツ内容とユーザーの検索意図も比較してみてください。
せっかくユーザーニーズに合った内容のページを用意しても、次の行動への道筋が見えにくいと、残念ながら離脱につながってしまうかもしれません。
欲しい商品を見つけたのに、どうやって購入すればいいのか分かりづらいWebサイトだったら?
ユーザーの購買意欲はみるみる低下していきます。
これでは、せっかくのコンバージョンチャンスを逃してしまいます。
そこで大切なのが、次のアクションへの道筋をはっきり示すことです。
分かりやすい場所に誘導ボタンを配置するなど、ユーザーが迷わずに行動できる工夫が求められます。
こうした改善を重ねることで、GA4で測定される離脱率の低下にもつながるでしょう。
スマホで閲覧した際に、文字や画像が小さくて見づらいWebページは、ユーザーの離脱を招きやすい傾向があります。これは、GA4で高い離脱率として現れる原因の1つかもしれません。
現代では、多くの人がPCよりもスマホでWebサイトを閲覧しています。業種やWebサイトの性質によって異なりますが、半数以上のユーザーがモバイルデバイスを利用しているのが実情です。
このような状況を踏まえ、Googleもモバイルフレンドリー対応を重視する姿勢を明らかにしています。スマホ対応は、もはや当たり前の時代になったと言っても過言ではありません。
スマホで見にくいWebサイトは、ユーザーから敬遠されがちです。そのため、モバイルフレンドリー対応ができていないだけで、離脱率が上昇する可能性が高くなります。
GA4で離脱率の指標が高い場合、Googleサーチコンソールなどでモバイルフレンドリー対応もあわせて確認し、必要に応じて改善を検討してみましょう。

GA4の数値だけにとらわれすぎず、全体的なユーザー行動を分析することが大切です。

離脱率が高いページがいくつかあるのですが、どのページから改善すればいいか判断できません…。

まずは優先度の高いページから改善に取り組みましょう!
GA4で見る離脱率は、直帰率とは異なる観点で捉える必要があります。すべてのWebページで低い離脱率を目指すべきというわけではないのです。
Webサイトの訪問者は、必ずどこかで離脱します。
問い合わせフォームを送信した後のお礼ページでは、多くの方が離脱するのは自然なことです。
つまり、ユーザーの目的が達成されたWebページでは、高い離脱率も当たり前なのです。
このような、ユーザーの目的達成後に表示されるWebページでは、高い離脱率は自然なことと言えるでしょう。
一方で、直帰率はWebサイトの最初のページで離脱した割合を示します。直帰率が高いということは、ユーザーがWebサイト内で何も行動を起こさずに去ってしまったこととイコールです。そのため、どのページでも高い直帰率は望ましくないとされています。
離脱率の改善には、優先順位に沿ったアプローチが効果的です。特に注意が必要なのは以下のようなページです。
これらのWebページから順に対策を講じていくことで、効率的にWebサイト全体のパフォーマンスを向上させることができます。

繰り返しになりますが、離脱率の改善は重要です。しかし、すべてのWebページで低い離脱率を目指す必要はないことを心に留めておきましょう。

離脱率を下げるためには、具体的に何をすれば良いでしょうか?

離脱率を改善するには、ユーザーが使いやすい環境を整えるための対策が必要です。
離脱率が高い原因を把握したら、具体的な改善施策を検討しましょう。ユーザーがページを離れてしまう背景には、コンテンツの質や導線設計、表示速度などさまざまな要因があります。
離脱率を下げるために取り組むべき施策は次の5つです。
それぞれの具体的な方法を、詳しく見ていきましょう。
ユーザーが次に読みたい情報へ自然に進めるように、記事内に関連ページへの内部リンクを設置しましょう。
セクションごとに関連する記事へのリンクを挿入すれば、より多くの情報を求めるユーザーニーズに応えることができます。ユーザーは1ページだけで離脱せずに別の記事にもアクセスしやすくなるため、サイト内の回遊率が高まり、離脱率の改善につながります。
ページの表示速度は、離脱率に大きく影響します。Webサイトのページ速度はPageSpeed Insightsで簡単に調べられるため、問題があれば改善を検討しましょう。
画像やHTML、CSSなど、サイト内のデータサイズが軽減できれば、読み込み速度を速めることができます。
コンテンツの質を高めることは、離脱率を下げるうえで欠かせません。まずは、ページタイトルと実際の内容の食い違いがないか確認しましょう。
タイトルに惹かれて訪れたのに期待した情報が見つからなければ、ユーザーはすぐに離脱してしまいます。
次に、内容が不足している場合は情報を追加し、最新のデータや具体例を盛り込むことで信頼性を高めましょう。
長い文章は見出しや箇条書きを使って整理し、重要な情報を目に入りやすくする工夫も必要です。
リンク先が間違っていたり、ページが表示できなかったりといった状態も、ユーザーの離脱につながります。また、誤字・脱字もユーザーの困惑を招いてしまいます。
定期的にサイト全体をチェックし、リンク切れや誤字・脱字は早めに修正するようにしましょう。
リンクチェックツールを活用したり、更新時に複数人で確認したりするのも効果的です。
お問い合わせフォームや購入画面は、入力目が多すぎたり複雑だったりすると、ユーザーに大きな負担を与え、途中で離脱される原因となってとユーザーの負担が増えてしまいます。
フォームの入力項目は厳選し、必要最低限の入力で済むよう工夫しましょう。
必須項目と任意項目を明確に区別したり、プルダウンやチェックボックスなどの選択式の入力方法を取り入れたりすることで、入力の手間を減らせます。
離脱率の平均はどのくらいですか?
一般的に、平均の数字はないといえます。サンクスページや外部サイトへ誘導するページなどは、数値が高くなる傾向がありますが改善は不要です。
しかし、ページごとの特性や目的によって良し悪しの判断が異なるため、平均値がないのです。
ページの離脱率が高いと検索順位にも影響しますか?
基本的には検索順位に影響しないといわれています。しかし、Webサイトの品質を向上させるために重要な指標の一つです。
GA4での離脱に関する定義を教えてください。
GA4では、ユーザーがあるページまたは画面を最後に表示してセッションを終了した回数を「離脱数」としてカウントします。
詳細はGoogleのヘルプページをご覧ください。
離脱率はすべてのページで低いほうが良いのでしょうか?
必ずしもそうではありません。ブログ記事やFAQなど、1ページで情報が完結するタイプのページは離脱率が高くても問題ありません。
SEOにおいて、離脱率は重要な指標のひとつです。
高い離脱率の主な原因には、ページ読み込み速度の遅さ、ユーザーニーズとのミスマッチ、不適切な導線設計、モバイル対応の不足が挙げられます。
ただし、すべてのWebページで低い離脱率を目指す必要はありません。
優先度の高いページから順に対策を講じることで、Webサイト全体のパフォーマンスを向上させることができます。離脱率の改善を通じて、ユーザー体験の向上とコンバージョン率の改善を目指しましょう。







