基本から解説「クエリパラメーターとは?」設定の種類や書き方を詳しく解説

URLの末尾にコードを入力すると、サーバー側に情報を送信できる「クエリパラメータ」というものをご存知でしょうか?

難しそうな内容ですが、実用的なものなのでしょうか?

情報量の多いWebサイトやECサイトではよく見かけますね。基本から押さえておきましょう!
プログラムに関するものと認識すると難しく感じますが、仕組みを理解しておけば実用性の高いものです。
そこでこの記事では、クエリパラメータの種類やよくある設定一覧をまとめながら、基本的な書き方を4ステップで解説していきます。
- 目次
クエリパラメータとは
クエリパラメータとはURLの末尾に付加される文字列で、サーバーに情報を送信するために使用されます。
クエリパラメータは、以下の2つの要素で構成されます。
- 変数名:サーバーに送信する情報を識別するための名前
- 値:変数名に関連付けられた情報
例えば、以下のようなURLが挙げられます。
例
https://example.com/index.html?category=車&keyword=トラック
このURLの場合、変数名は「category」と「keyword」、値は「車」と「トラック」です。
検索時に上記のように変数名と値がリクエストされると、ブラウザ側は指定されたカテゴリとキーワードに一致する内容を検索し、提示します。
クエリパラメータの種類
クエリパラメータには、「パッシブパラメータ」と「アクティブパラメータ」があります。
どちらもURLの末尾に付加される文字列ですが、ページの内容を変更するかどうかという点に違いがあります。
パッシブパラメータ
パッシブパラメータは、Webサイトのページに特定のパラメータを付与しておき、読者がどの流入経路をたどってきたかを識別するものです。
例
- ログインページで、ユーザー名やパスワードを指定する
- アクセス解析の際に、ユーザーのセッションIDを指定する
上記のような場合ページの表示内容は変更されませんが、サーバーに特定の情報が送信されます。
アクティブパラメータ
アクティブパラメータは、変数や値を指定することで特定のページに移行させる際に使用するパラメータです。
例
- ショッピングサイトのページで、商品のサイズやカラーを指定する
- ブログのページで、表示する記事の範囲を指定する
このようなケースでは、表示される内容がより限定的になります。そのため、ユーザーのニーズに対応したコンテンツのみを公開できるのです。
代表的なクエリパラメータの一覧
クエリパラメータの用途をわかりやすくするために、一般的な変数名や値を押さえておきましょう。
| 種類 | 変数名 | 値 | 説明 |
|---|---|---|---|
| 検索条件 | category | カテゴリ名 | 検索ページで指定したカテゴリのみを表示する |
| keyword | キーワード名 | 指定したキーワードに該当するものを表示する | |
| ページネーション | page | ページ番号 | ページネーションを行うために使用する |
| フィルタリング | price | 価格 | 商品検索のページで価格の上限などを指定する |
| rating | 評価 | 商品検索のページで確認したい評価を指定する | |
| ユーザー認証 | username | ユーザー名 | ログインページでユーザー名を指定する |
| password | パスワード | ログインページでパスワードを指定する | |
| アクセス解析 | session_id | セッションID | アクセス解析を行うために使用する |
基本的には、表示させたい内容を絞る際やページネーションの設定、ログイン時に使用されるものだと認識しておきましょう。
このような設定を行うことで、ユーザーも内容を理解しやすくなります。
【基本】クエリパラメータの書き方4ステップ
ここまでの内容をふまえ、実際にクエリパラメータを書いてみましょう。
下記の4ステップで取り組んでみてください。
STEP 1
変数名と値を決める
まずはどのように分類していきたいのかを明確にする必要があるので、変数名と値を決めていきましょう。

基本の変数名や値は、前項の表を参考にしてください。
STEP 2
「変数名=値」で表記する
変数名と値が決まったら、それらを「=」で結んで関連付けておきましょう。 例えば変数名を「category」、値を「家電」とするときは、「category=家電」となります。
STEP 3
複数のパラメータを指定するときは「&」で区切る
クエリパラメータで設定する変数名や値はひとつだけとは限りません。
もし複数設定するときは、それぞれの「変数名=値」を「&」で結んでおきましょう。
例
category=家電&keyword=冷蔵庫
上記の場合だと、家電というカテゴリの中から冷蔵庫のみをフィルタリングするということになります。
STEP 4
URLの末尾に「?」を表記してパラメータを付け加える
例
https://example.com/search?category=家電&keyword=冷蔵庫
クエリパラメータを取り入れるときの注意点
クエリパラメータを活用するときは、いくつか注意点があります。
ここで取り上げる3点は守ったうえで設定してください。
caution 1
記号は半角を使う
URLは半角英数字と記号で構成されているので、クエリパラメータで使用する「?」「&」「₌」も半角でないといけません。
全角の「?」や「&」などをクエリパラメータに指定した場合、サーバーでエラーが発生する可能性があります。
またクエリパラメータの値には、文字列、数値、日付など、さまざまな形式を指定することができます。

文字列の値を指定する場合は、半角スペースや特殊文字を指定しないように注意してください!
caution 2
ページ内リンクやパラメータの掲載の順番は統一する
「ページ内リンクを設ける」「複数のパラメータを設定する」場合は、順番を統一するようにしてください。
ページ内リンクの場合は上から順番に、複数のパラメータを設定するときはカテゴリが広い分類のものから記載してください。

このように設定することでユーザーがURLを覚えやすくなるほか、入力もしやすくなります。
caution 3
ダミーパラメータでアクセス解析の精度を上げる
ダミーパラメータとは、どのような流入経路でアクセスしたのかを解析するために設定するパラメータのことです。
アクセス解析を行う際に、アクセス元やユーザーの属性などを特定するために使用されます。
例
https://example.com/?aaa
上記のように値を入力しない形で設定しておくと、コンテンツの表示内容に影響を与えません。
このダミーパラメータを、流入経路を調査したい媒体ごとに設定しておけば「どこからのCVが高いのか」が見極められます。
クエリパラメータの使用を検討するときは、ダミーパラメータとの使い分けも意識してください。
クエリパラメータについてよくある質問
ダミーパラメータとの違いはなんですか?
ダミーパラメータは、値に意味がないクエリパラメータです。
一般的にダミーパラメータは、アクセス解析の精度を上げるために利用されることが多いです。
例えば、ユーザーのセッションIDを個別に設けてしまうと数が膨大になりますが、ダミーパラメータとして追加することで、セッション単位での分析が可能になります。
パラメータは何のために使うのですか?
パラメータは、Webサイトのプログラムに何らかの処理を指示する際に、外部から与える要素(値)のことを指します。
日本語では「引数(ひきすう)」と呼ばれていて、これによってプログラムを柔軟に変更させることができます。
まとめ
クエリパラメータはWebサイトを利用するユーザーは意識しないものですが、Web開発・運営に携わっている人にとっては重要な設定です。
設定する変数や値によってさまざまな振り分けができるので、状況や目的に応じて使い分けていきましょう。
またダミーパラメータとの区別も重要です。情報収集力や管理のしやすさも変わってくるので、併せて覚えておいてください。













