Googleが新機能「Preferred Sources」をテスト中|SEOへの影響とは?

Googleが新機能「Preferred Sources」をテスト中|SEOへの影響とは?

Googleが新機能「Preferred Sources」をテスト中|SEOへの影響とは?

Google検索でニュースを調べたとき、自分がよく読むメディアのWeb記事がもっと上に表示されていたら便利ですよね。

そんなニーズに応えるかのように、Googleが検索結果の「トップニュース」枠に検索ユーザーの好みに応じて表示を変えられる機能をテストしています。

海外SEOニュースメディア「Search Engine Journal」によると、この機能は「Preferred Sources(プリファード・ソース)」という名称で、現在、米国とインドで試験運用されています。

本記事では、この新機能「Preferred Sources」の概要とSEOへの影響について、メディア運営者やSEO担当者の視点から解説します。

目次

「Preferred Sources(プリファード・ソース)」とは?

Googleの新機能「Preferred Sources(プリファード・ソース)」は、好みの情報源という意味で、検索ユーザーが事前に選んだニュースメディアのWeb記事が「トップニュース」枠に優先表示される仕組みです。

検索結果の「トップニュース」内に表示される星(★)マークをタップすると、お気に入りメディアを選択できるメニューが開きます。

この設定を行うと、選ばれたメディアの記事には星(★)アイコンが付き、より目立つ形で表示されるようになります。

ただし、検索ユーザーが選んだメディアのWeb記事だけが表示されるわけではありません。

あくまでGoogleの通常のアルゴリズムによるニュース選定が基本となっており、Preferred Sourcesの設定は「追加的な優遇表示」という位置づけです。

また、場合によっては、通常のトップニュース枠の下に「From your sources(あなたの情報源)」と呼ばれる専用のセクションが追加で表示されることもあります。

この構成によって、検索ユーザーは全体のニュースの流れを追いつつ、自分が信頼するメディアの情報もしっかり確認できるようになります。

メディア運営者やSEO担当者がやるべきこと

Preferred Sourcesによって、ブランド力のあるニュースメディアや、リピーターの多いメディアは表示機会が増える可能性があります。

特定の検索ユーザーに「好みの情報源」として選ばれれば、露出のチャンスが増え、一定の集客効果も見込めるでしょう。

一方で、まだ知名度が低いメディアや新しく立ち上げたニュースサイトにとっては、既存の大手メディアに検索ユーザーの選択が集中するため、検索結果でのチャンスが減るリスクもあります。

検索ユーザーの選好による格差が、検索結果にも反映されやすくなるため、ブランドを育てるための努力がこれまで以上に求められるかもしれません。

SEOにおいては、これまで以上の読者との関係性や信頼の構築が重要になりそうです。

Googleはパーソナライズと透明性のバランスを重視

Googleは、Preferred Sourcesと並行して「Try without personalization(パーソナライズなしで見る)」というオプションも検索結果の下部に用意しています。

検索ユーザーが自分の設定に偏らず、より中立的な検索結果を確認できる仕組みで、透明性の確保を意識した対応といえます。

検索アルゴリズムによる自動的な推薦と、検索ユーザーによる選択のバランスをとって、多様な情報接触が可能になることを狙っていると考えられます。

SEOタイムズの見解

SEO担当者として気になるのは、この変更がニュース枠にどれほどの影響を与えるのか、という点ではないでしょうか。

正直なところ、「トップニュースにどう出すか」以上に「どうやって検索ユーザーに選ばれる存在になるか」が重要になる時代が来たと感じています。

特に中小規模のメディアやオウンドメディア運営者にとっては、記事の質や話題性だけでなく、ブランドや読者との関係性を意識した施策が必要です。

信頼されるメディアになるための地道な発信が、検索結果の上位表示にも影響する時代が本格化してきました。

全うにメディアを運営してきた方や、個人ドメインで待遇がよくなかった(と感じてきた)方々にとっては朗報です。

Googleのアルゴリズム対策だけでは、もはや不十分な段階に入っているのかもしれません。

まとめ

「Preferred Sources」はまだ実験段階ですが、今後広く展開されれば、ニュース検索における表示パターンに大きな変化をもたらす可能性があります。

今後は、ただ情報を発信するだけでなく、読者との関係構築が重要なSEO要素となっていきそうです。

この記事を書いた人

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染谷 洋介 / SEOタイムズ編集部

創刊時から企画・監修を一貫して担い、累計2,000本以上のSEO記事を発信。実務経験10年以上のSEOディレクター。公開前のファクトチェックと各界の専門家のレビューを行い、正確性と信頼性を両立。トレンドを押さえ、読者が“今すぐ実装できる”ノウハウを届けることが使命です。