Google、検索スニペットの「Read moreリンク」表示条件をドキュメントに追加

Googleは2026年4月20日、検索結果スニペットに表示される「Read more(もっと見る)リンク」のベストプラクティスを開発者向けドキュメントに新たに追加しました。この機能自体は2025年12月から一部スニペットに登場していましたが、表示を促すための公式ガイダンスが整備されたのは今回が初めてです。
参照元:Search Engine Land「Google adds Read more links best practices」
「Read moreリンク」とは
「Read moreリンク」とは、Google検索の結果スニペット末尾に表示されるリンクです。ユーザーがクリックすると、ページの先頭ではなく検索クエリに関連するページ内の特定セクションへ直接ジャンプできます。通常のスニペットにプラスして表示されるため、クリックの入口が増える可能性があります。
Googleが示した3つのベストプラクティス
Googleはスニペットのドキュメントに以下の3点を追加しました。
1. コンテンツをページロード時点で即座に表示する
アコーディオンメニューやタブインターフェースの中に隠れているコンテンツは、リンク先として認識されにくくなります。対象のコンテンツはページを開いた瞬間にユーザーが見える状態にしておく必要があります。
2. JavaScriptでスクロール位置を制御しない
ページロード時にJavaScriptでスクロール位置を強制的に変更する実装(例えばページトップへの強制スクロール)は、ディープリンクの動作を妨げるため避けるよう求められています。
3. URLからハッシュフラグメントを削除しない
History APIの呼び出しやwindow.location.hashの変更を行う場合、URLからハッシュフラグメント(#sectionのような部分)を取り除いてはなりません。削除するとディープリンクが機能しなくなります。
対応が必要なケース
SPAフレームワークを使ったWebサイト、アコーディオンUIを多用しているページ、JavaScriptによるスクロール制御が組み込まれているサイトは今回のガイダンスの影響を受けやすい環境です。WordPressなど静的なHTMLが基本のサイトでは特別な対応が不要なケースがほとんどですが、ページ内アンカーリンクが正しく機能しているかは一度確認しておくとよいでしょう。
SEOタイムズの見解
Read moreリンクはクリック率を高める可能性がある一方、ユーザーがページの途中から入ってくることを前提にしたコンテンツ設計が今後より重要になります。セクションごとに文脈が自己完結している記事構成にしておくことが、この機能を最大限に活かす近道です。












