Discoverコアアップデート後、実際に何が変わったのか? NewsDashがスコアカードデータを公開

2026年2月に実施された「Discover Core Update」について、実際にどのような変化が起きたのでしょうか。NewsDashが、Discoverの可視性データをもとにスコアカード形式で分析結果を公開しました。
元記事: Google Discover Feb 2026 Core Update Scorecard: Data Shows What Actually Changed – NewzDash
データで見るDiscoverの変動
NewsDashは、アップデート前後のDiscover可視性を比較しました。その結果、サイトタイプごとに異なる傾向が確認されています。
主なポイントは以下の通りです。
一部の大手パブリッシャーは可視性が上昇
米国内の大手メディア(cbsnews.com、nbcnews.com、axios.com、apnews.comなど)が可視性を向上させています。
クリックベイト傾向の強いコンテンツは減少傾向
テンプレート化された好奇心ギャップパターンを多用するサイトが減少しています。具体例として、YahooはTop 100での記事数がゼロになり、Autoevolutionは5記事から0記事に減少しました。
特定の海外系サイトで大幅な変動
国際系サイトのシェアは8.52%から7.04%に減少しました。theguardian.com(-11%)、reuters.com(-20%)、independent.co.uk(-57%)などが可視性を落としています。
一方で、bbc.comのように可視性を上げた国際系サイトも存在します。
ニュース系・ブランド系メディアは比較的安定
カテゴリ別では、ニュースとスポーツが上昇し、エンタテインメントが減少しています。米国全体では、ニュースが15.94%から19.16%に上昇、スポーツが5.06%から8.52%に上昇、一方でアート&エンタテインメントは24.40%から17.90%に減少しました。
「品質シグナル」重視の傾向か
今回のデータ分析から読み取れるのは、Discoverが従来以上に「品質シグナル」を重視している可能性です。
特に、以下の特徴を持つサイトは安定している傾向が見られます。
- 信頼性の高いメディア
- 明確なブランドを持つサイト
- ニュース性の高いコンテンツ
一方で、煽情的なタイトルや量産型リスト記事は、相対的に可視性を落としているケースが確認されています。
また、州レベルでの地域パーソナライゼーションも明確化しており、カリフォルニアとニューヨークのフィードには、それぞれ独自の地域コンテンツが表示されています。
SEOタイムズの見解
今回のスコアカードは、Discover Core Updateの影響を「感覚」ではなく「データ」で示した点に価値があります。
ただし重要なのは、以下の点です。
- すべてのサイトに同じ影響が出ているわけではない
サイトの特性によって影響が異なる - 短期的な変動と長期傾向を分けて見る必要がある
アップデート直後のデータは方向性を示すもの - Discoverは検索ランキングとは別ロジックで動いている
検索SEOの成功がDiscover配信を保証するわけではない
Discover対策として特別なテクニックを追うよりも、継続的に「信頼性」「独自性」「ブランド性」を高める設計が求められていると考えられます。
Discover Core Updateは、単なるアルゴリズム変更ではなく、Discover面におけるコンテンツ評価基準の再調整とも捉えられます。NewsDashのデータは、その変化を可視化する一つの指標です。今後数週間の動向も含めて、慎重に見ていく必要があります。












